趣旨
昨今のサブカルチャーの影響もあり、一般的に「民俗学的なもの」として想起されがちな事象として妖怪文化が存在します。当館においても、これまで平成8年度特別テーマ展「鬼の世界-信仰・行事習俗に現れる鬼の諸相-」や平成11年度特別展「鬼・まじないの世界-鬼が鬼を制する諸相-」などにおいて妖怪文化に触れてきましたが、残念ながらここ20年ほどはまったく妖怪文化にまつわる研究を行っていません。
そこで、このたびは京都先端科学大学の歴史民俗研究会から発足し精力的に妖怪文化の研究を行っている怪文化追求サークル・ワニザメ党の方々と、彼らの師匠であり妖怪文化の研究者である京都先端科学大学名誉教授・佐々木高弘先生をお招きし、大和民俗公園の古民家を会場として、妖怪文化にまつわる講演会および座談会を開催します!!
日時
日程:2月23日(日曜日)
時間:13時00分~16時00分(途中に休憩15分)
場所:古民家園(吉野集落) 旧前坊家住宅
費用:無料
お申込み:不要
定員:先着40名まで座敷にお座りいただけます
お品書き
13時00分~13時30分
中山勘太郎さん・九五式石井さん「導入 怪民談義in奈良~奈良の妖怪たちを訪ねる~」(30分)
13時30分~14時00分
佐々木高弘先生「宮都と妖怪」(30分)
14時00分~14時30分
谷津亮太郎さん「想起された首塚-近代怪異譚を考える」(30分)
14時30分~15時00分
岡颯馬さん「東大寺・若狭井と鵜の瀬-地下世界をめぐる地理的想像力-」(30分)
15時00分~15時15分
休憩(15分)
15時15分~16時00分
全員による「座談会」(45分)