
「古事記ガイド列車」出発式をJR奈良駅において行いました。
県では、古事記完成1300年にちなんだイベントを展開しています。今回、JR西日本、近鉄、奈良交通と連携して、桜井・明日香地域を中心に古事記に親しむイベントを開催することとなり、「古事記ガイド列車」が運行されることになりました。
JR奈良駅付近は、古事記の編纂者である太安万侶が当時住んでいたとされる場所であり、また、この列車が走る万葉まほろば線は、日本最古と言われる山の辺の道や三輪山伝説ゆかりの大神神社など、数多くの古事記ゆかり地を通る路線です。車窓から眺める景色とともに古事記の雰囲気をこの「古事記ガイド列車」で感じていただきたいと思います。
また、このほかにも古事記ゆかり地を巡るシールラリーや電車内に自転車を持ち込めるサイクルトレインなども予定しており、多くの方に古事記の魅力を味わい、日本の古代に思いを馳せ、ゆっくりと奈良をお楽しみください。