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県内の消費拡大に向けて
流出額は4850億円
 今年3月、「奈良県消費拡大に関する調査・分析報告書」が取りまとめられました。この報告書から、下記のように、消費流出の現状が浮かび上がってきています。
奈良県消費拡大に関する調査・分析報告書
URL www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-9626.htm
県外への消費流出額は、年間約4,850億円。
県外消費が多い商品の項目は、「おしゃれ着・外出着」「家電製品」「靴・履き物」。
1か月間の1世帯あたりのサービス消費7.7万円のうち、2.8万円を県外消費。うち外食・レジャーで2万円。
県外での消費理由は、「いいものが多い」「安いものが多い」「サービスが充実している」。

4850億円が県内で消費されたら
 県外に流出している4,850億円が県内で消費されると、次のような効果が生まれてきます。
地方消費税43億円増加
7,400億円の経済波及効果
雇用誘発数7万8千人
 県内に消費を取り戻すために、現在県では、さまざまな施策・方策に取り組み、県内に魅力ある店舗や商店街、サービスなどが増えるお手伝いをしています。

〈商店街支援〉
商店街次世代リーダー塾の開催

 商店街活性化のノウハウを習得し、各商店街の活性化の計画づくりを支援。
商店街モデルプロジェクト
 熱意のある商店街をモデル地区に指定し、モデル地区が行う商店街活性化の取組を支援。
〈サービス業支援〉
奈良の魅力あるレストラン創業支援

 地域の魅力をいかした良質な飲食店等を開業される方へのサポート。
おもてなし産業品質向上事業
 経営上の根幹となる接客の向上への取組を支援。
支援の詳しいことは、
奈良県商業活性化施策

商店街モデルプロジェクト
 昭和30〜40年頃、にぎわいを見せていた商店街。その後、車社会への進展、商店主の高齢化・後継者不足、消費者ニーズへの対応不足などで、商店街はますます厳しい現状となってきています。
 このような状況を切り開き、活気を取り戻そうと商店街活性化に向け立ち上がっている商店街もあります。
 その一例として、県内の4地域では、県の「商店街モデルプロジェクト」を活用し、にぎわいのある商店街づくりに向けた取組を進めてきました。
 「商店街にどうしたら、お客さんが来てくれるか」を、お店が終わってから、夜遅くまで議論するなどし、さまざまな企画を考え、実践。商店街の魅力づくりに日々奮闘しています。そんな商店街を紹介しましょう。
やなぎまち商店街 やなぎまち商店街
新規開業者によるお店が3店舗オープンするなど、歴史ある商店街は新しいチャレンジを続けています。ぜひ金魚の泳ぐ城下町にお越しください。
問い 0743・53・5955 最寄:近鉄郡山駅

片塩地区4商店街
まちの駄菓子屋「高田の星」、「まちなか歴史文庫」、「芸術サロン」、「水曜楽の市」など、奈良芸術短期大学と共同制作した「片塩絵図」を片手にまち歩きを楽しんでください。
問い 大和高田商工会議所
tel 0745・22・2201 最寄:近鉄高田市駅

天理本通り商店街 天理本通
商店街と地元大学とで情報発信基地「てんだりーCOLORS」をオープン。地元だけでなく、国際色豊かな来訪者も多く、ぜひお越しください。
問い 天理市商工会
tel 0743・62・1945 最寄:近鉄・JR天理駅

八木駅 近鉄八木名店街
飲食店も多く、個性豊かなお店がそろった名店街です。道行く人の心を和ませるプランターと、新しく観光マップ付き名店街ガイドを作成しました。
問い 橿原商工会議所
tel 0744・28・4400 最寄:近鉄大和八木駅
奈良県 商店街モデル
 
奈良の魅力あるレストラン操業支援資金
 地域の魅力をいかすなど、魅力ある飲食店を創業しようとする人への融資制度です。審査会で魅力があると判断され、知事が認定した人を対象に、金融機関等の審査を経て、限度額2,500万円が低利で融資されます。(法人設立は1,500万円)
詳しくは、
URL www.pref.nara.jp/secure/3529/insyokuchirashi.ppt

楽天と奈良県が連携協定
 県産品の消費拡大、産業活性化などを目的に楽天(株)と連携協定を結びました。楽天市場内の地域別サイト「まち楽奈良」は、全国に向け奈良の名産・名品を売っているお店を紹介しています。隠れた奈良の逸品を見つけて、自分用に、お土産用に使ってみてはいかがでしょうか。直接お店に行くことができるのも、県内に住んでいる利点ですね。
問い 県商工労働部総務室
tel 0742・27・8802

荒井知事
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