カラダにいいこと明日への健康づくり

　冬になると流行する季節性インフルエンザ。今年は新型インフルエンザも猛威をふるいはじめ、かからないための予防が必要となっています。特にインフルエンザは、妊婦や乳幼児、高齢者、基礎疾患を持っている人は、季節性・新型ともに重症化することがありますので、特に注意が必要です。正しい予防で、インフルエンザにかからない健康な体を保ちましょう。

季節性・新型インフルエンザを予防する方法

流行期には人ごみを避ける。
外出時はなるべくマスクをつける。咳がある人は、必ずマスクをして咳エチケットを守りましょう。
外出後は、うがい、手洗いをこまめに行う。
室内の湿度を保つ。
ウイルスは乾燥を好みます。加湿器などを使って、部屋の湿度を保ちましょう。
室内の換気も忘れずに。
体力を保つ。
バランスのとれた食事、十分な睡眠、規則正しい生活を心がけましょう。
感染した場合は自宅にて療養してください。

季節性・新型インフルエンザには予防接種も予防の1つ

予防接種を受けたから絶対にインフルエンザにかからないというわけではありませんが、
かかりにくくしたり、かかった場合の重症化防止に有効とされています。

季節性インフルエンザワクチンについて

■接種時期：流行期をむかえる前

■　費用　：任意のため、自己負担です。

65歳以上の人や、60～65歳未満の人で、心臓などに基礎疾患があり、日常生活が極度に制限される障害を持っている人などは、補助があります。詳しくは市町村役場へ。

新型インフルエンザのワクチンについて

■接種優先順位：①から優先的に接種を開始します。

①インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員を含む)
②妊婦および基礎疾患を有する方
③1歳から小学校3年生に相当する年齢の小児
④1歳未満の小児の保護者等
⑤小学校4年生から6年生、中学生、高校生に相当する年齢の方、高齢（65歳以上）の方

■　費用　：任意のため、自己負担です。

（1回目3,600円、2回目2,550円。ただし2回目を1回目と異なる医療機関で接種する場合はともに3,600円。）※減免の制度もありますので詳しくは市町村役場へ。

■接種開始時期：①～⑤の接種開始時期は県ホームページ等でお知らせします。