秋篠宮同妃両殿下は、10月15日、平成22年度全国都市緑化祭へ御臨席になり、併せて地方事情を視察されました。両殿下の御来県は、今年は4月に引き続き2度目となります。

全国都市緑化祭は、緑豊かな潤いのある街づくりを進めようと毎年開かれているもので、第27回全国都市緑化ならフェアの中心的な行事として馬見丘陵公園で行われました。 　式典では、荒井正吾奈良県知事が、「奈良がつねに花があふれ緑豊かな地域となる『花の都・奈良』づくりを推進していきたい」と挨拶しました。 　また、秋篠宮殿下は、「ここ奈良県から緑化推進運動の輪が、さらに大きく世代や地域をこえて広がっていくことを祈念します」と、おことばを述べられました。 　その後、秋篠宮同妃両殿下は、万葉集にも詠まれている奈良とかかわりの深いヤマザクラを植樹されました。 　全国都市緑化祭御臨席の後は、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所で木簡などを御覧になり、また、平城宮跡にある第一次大極殿を視察されました。

おことばを述べられる秋篠宮殿下   挨拶をする荒井知事   ダリアに囲まれて説明に耳を傾けられる両殿下   ヤマザクラを植樹される両殿下

11月3日、県新公会堂において、第1回あしたのなら表彰式と第1回ならビューティフルシニア表彰式が行われました。

▼ならビューティフルシニア表彰式 　心身ともに健康で、若々しく、積極的に社会活動を行い、年齢を重ねた美しさを感じさせ、あのような人になりたいと憧れるようなシニアを選び表彰します。 　その第1回目が開催され、書類審査で選ばれた（写真の左から順に）扇田修身（おうぎた おさみ）さん（73歳）、鈴木知英子（ちえこ）さん（78歳）、森岡光（てる）さん（81歳）、勝田義純（かつた よしずみ）さん（71歳）、古川澄子（すみこ）さん（86歳）の5名の方が、「ならビューティフルシニア」として表彰されました。 　表彰の後、一人一人が自らの活動をＰＲし、投票の結果、「“光輝（こうき）高齢者”でありたい！」と力強く述べた鈴木さんが、あしたのなら表彰の受賞者に選ばれました。

第1回ならビューティフルシニアに選ばれた皆さん

▼あしたのなら表彰式 　奈良のＰＲやイメージアップに貢献する活動や、県民に元気や感動を与える活動を行っている個人や団体を表彰します。 　第1回目となる今回は、下記の方々が選ばれました。表彰式では、荒井知事が「それぞれの分野で本当に素晴らしいことをしていただいている皆さんから、我々奈良県民は元気や感動をいただきました。来年もぜひ続けていきたいと思います」とお祝いの言葉を述べました。

表彰式でお祝いを述べる荒井知事