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昨年12月23日、県新公会堂で、「古事記出版大賞」の表彰式と、受賞者による記念シンポジウムが行われました。 | ||||||
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日本最古の書物である「古事記」が完成して1300年にあたる昨年から始まった「記紀・万葉プロジェクト」。その一環として、古事記の魅力を多くの人に伝える優れた出版物を「古事記出版大賞」として表彰しました。 荒井知事が「古事記完成の地である奈良県で、多くの人に古事記に親しんでもらうための取り組みができないかと思い、この賞を創設しました」と挨拶。大賞には、より多くの人に古事記の魅力を分かりやすく伝えるものであることなどが評価され、「古事記(別冊太陽日本のこころ194)」(平凡社)が選ばれ、その他優秀な4作品が選ばれました。 受賞者による記念シンポジウムでは、稗田阿礼(ひえだのあれ)が読み上げたものを、太安万侶(おおのやすまろ)が筆録したことにちなみ、「古事記は声に出して読んでみると面白い」といった楽しみ方や、「物語を知ると、何でもない池や野原が、神秘的なものに見えてくる」といった楽しみ方が紹介されました。 |
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主催者挨拶をする荒井知事 表彰式のようす |
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昨年12月8日と9日の2日間、第3回目となる奈良マラソンが開催されました。今年もスペシャルゲストとして、オリンピックメダリストの有森裕子(ありもり ゆうこ)さんに参加していただきました。 平城遷都1300年祭記念として始まった「奈良マラソン」。世界遺産「古都奈良の文化財」に囲まれたコースを走る、全国でも有数のマラソン大会です。 荒井知事が「奈良は雪景色で皆さんを迎えています。完走を目指して頑張ってください!」と挨拶。8日の3kmジョギング、9日のフルマラソンと10kmマラソン、合わせて約1万5000人のランナーが全国から集まり、古都奈良を駆け抜けました。 フルマラソン男子の部では、王寺町職員の平田治(おさむ)さんが2時間24分24秒で、昨年に続き優勝。女子の部では、三重県菰野(こもの)町の田畑郁恵(たばた いくえ)さんが2時間43分16秒の大会新記録で、2回目の優勝を果たしました。 4000人を超えるボランティアが給水・給食活動などでランナーをサポートし、沿道ではたくさんの人が応援するなど、大会は大いに盛り上がりました。 |
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