第 1 1 7 号


  ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇  
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   ■■■■■■■▼         平成20年3月31日(月)
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        発行:奈良県教育委員会事務局 教育企画課
         http://www.pref.nara.jp/kyoiku/
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                  「E−夢 はっしん!」第117号html版
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no117.html
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     ──◆─◇◆◇──┤ 目 次 ├──◇◆◇─◆── 
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【 巻 頭 言 】
 ○ 美しい笑顔 (奈良県教育長 矢和多忠一)

【 教育委員会の動き 】
  ○  「奈良県幼児教育推進計画」について  (県立教育研究所)
 ○  リーフレット「幼児教育と小学校教育をつなぐために」を作成  (県立教育研究所)

【 特集「E−夢 はっしん!」読者アンケート結果 】 
 ○ メールマガジンの発行、97%が「意義ある」と回答! (教育企画課)

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 巻 頭 言 】
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□■ 教育長退任のあいさつ ■□

              美しい笑顔
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     奈良県教育長 矢和多 忠一

 春本番を迎え、各地から桜の便りが届けられています。毎年この時期は、
出会いと別れが錯綜し何とも複雑な思いにかられます。

 私こと、本日3月31日付けをもちまして県教育長を退任することとなりま
した。皆様には格別なるご厚情とご支援をいただき、重責を全うすることが
できましたことを心よりお礼申し上げます。
 
 平成14年4月に教育長を拝命して以来、教育改革の真っ直中を夢中で駆け
抜けてきたような思いがいたします。
 「できないことができるようになった」「分からないことが分かるように
なった」など、何かを成し得ることができたとき、子どもたちからこぼれる
「美しい笑顔」に出会いたい。そんな願いから、様々な教育施策を行ってき
ました。
 「きっちり教え、しっかり考えさせる」教育を展開するとともに、子ども
たちの豊かな学びを支えるため、学校サポート体制の構築を呼びかけました。
 また、魅力ある授業を展開するためには、教員の力量を高めることが大切
だと考え、体系的な教員研修の実施や新たな教職員人事評価システムを導入
するなど、学校組織の活性化につながる取組も行ってきました。
 特色と魅力ある県立高校の再編や特別支援学校の適正化も概ね順調に進ん
でいます。

 そして今、心を弾ませながら学んでいる子どもたちが増えているでしょう
か。子どもたちの美しい笑顔が広がっているでしょうか。
 子どもたちが自立した社会人に育ってくれることを願うばかりです。

 私は、6年間を教育長として、また、21年間の長きにわたって教育委員会
事務局でお世話になり、先輩や同僚そして多くの方々に支えていただきまし
た。そして時折、教育長室を訪れてくれる子どもたちの生き生きとした表情
に、何度となく励まされました。
  あらためてこれまでの自分を振り返り、感謝の思いでいっぱいです。あり
がとうございました。 
 
 さて、古都奈良の桜も三分咲き。
 古くから、人は桜に世の華やかさ、はかなさ、潔さなど、さまざまな感慨
を重ね合わせてきました。見る人の心に合わせ、さまざま風情をみせる桜…
今年はこれまでとは異なった桜の姿に出会えるような気がします。

 さまざまのこと思ひ出す桜かな   芭蕉
 
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 【 教育委員会の動き 】
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        「奈良県幼児教育推進計画」について
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                                                    県立教育研究所

 平成19年3月に策定した「奈良県幼児教育推進指針」を具現化し、「心身
ともにすこやかな子ども」を育成するため、平成20年3月、県・県教育委員
会では「奈良県幼児教育推進計画」を策定しました。
 計画では5つの施策の柱(「家庭の教育力の育成」、「保育士・教員の資
質の向上」、「地域の教育力の育成」、「企業における子育て支援」、「広
く社会に働きかける子育て支援」)を設け、指針を実現するための事業や目
標値などを示して取組を推進していきます。
    
 *詳しくは、次のページをご覧ください。 http://www.nara-c.ed.jp/
  担当:幼児教育部(0744-33-8908)

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   リーフレット「幼児教育と小学校教育をつなぐために」を作成
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                                    県立教育研究所

 保育所や幼稚園、小学校の指導者が、幼児教育から小学校教育への円滑な
接続の取組を推し進める上で参考となる、リーフレットを作成しました。

 リーフレット作成のポイントは、次のとおりです。
 ・幼児教育と小学校教育の連携がなぜ必要か、分かりやすく示した。
 ・幼児教育から小学校教育への円滑な接続を考える視点とともに取組例を
  示した。
 ・「育っていく子どもの力」を考え、幼児教育と小学校教育のつながりを
  整理した。
 ・「育っていく子どもの力」を考え、幼児教育で取り組んでほしいこと、
  小学校教育で取り組んでほしいことを示した。

 *詳しくは、次のページをご覧ください。 http://www.nara-c.ed.jp/
  担当:幼児教育部(0744-33-8908)

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 特集「E−夢 はっしん!」読者アンケート結果 】 
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    メールマガジンの発行、97%が「意義ある」と回答!
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            教育企画課

 本年1月1日〜31日の1ヶ月間、当マガジンの読者アンケートを実施した
ところ、メール、ホームページをとおして、全読者数の2.8%に当たる 88人
の方から回答をいただきました。その結果についてご報告します。

1 回答者の属性               回答者の18%は保護者の方、
     ┌────┬────┬─────┐58%は教育関係者でした。表
     │ 全 体 │ 保護者 │教育関係者│では、「全体」「保護者」
     │  88人 │ 16人 │  51人  │「教育関係者」に分けて、年
┌────┼────┼────┼─────┤代、性別、住所を整理しまし
│  20代│  5( 6%)│ 0(  0%)│ 2( 4%) │た。                        
│  30代│  8( 9%)│ 0(  0%)│ 6(12%) │
│  40代│ 36(42%)│14( 88%)│ 18(37%) │○回答者の74%が40〜59歳   
│  50代│ 27(32%)│ 2( 12%)│ 19(39%) │ 保護者では88%が40代                        
│60歳以上│ 9(11%)│ 0(  0%)│ 4( 8%) │                    
├─┬──┼────┼────┼─────┤               
│性│男性│ 69(79%)│ 7( 44%)│ 42(84%) │○教育関係者の84%が男性  
│別│女性│ 18(21%)│ 9( 56%)│  8(16%) │ 保護者の56%は女性   
├─┼──┼────┼────┼─────┤               
│住│県内│ 81(93%)│16(100%)│ 81(93%) │○県内からの回答が93%  
│所│県外│  6( 7%)│ 0(  0%)│  6( 7%) │   
├─┴──┼────┼────┴─────┘
│ 一 般│ 19(22%)│ 
│ 保護者│ 16(18%)│ *表中の%は未回答分を除いて算出。合計100%
│児童生徒│ 2( 2%)│  となるよう調整。(下表も同じ)
│教育関係│ 50(58%)│ 
└────┴────┘            
                     ┌───────────────────┐
2 各項目についての評価         │A そう思う(よく見る)       │
 「意義」「効果」「構成」「関連ホームぺー│B ややそう思う(たまに見る)    │
ジ」について、それぞれA〜Dで評価していた│C あまりそう思わない(あまり見ない)│
だいた結果を表にしました。        │D そう思わない(見ない)      │
                     └───────────────────┘
┌────────┬─┬────┬────┬────┐
│ 項 目 等  │評│ 全 体 │ 保護者 │教育関係│
│        │価│   88人 │ 16人 │  51人 │
├─┬──────┼─┼────┼────┼────┤
│意│県教委として│A│ 63(72%)│  8(50%)│ 42(82%)│  ○全体の97%が「意義ある」
│ │のマガジンの│B│ 22(25%)│  7(44%)│  9(18%)│    と回答
│ │発行は意義が│C│ 2( 2%)│ 0( 0%)│ 0( 0%)│
│義│ある    │D│ 1( 1%)│ 1( 6%)│ 0( 0%)│
├─┼──────┼─┼────┼────┼────┤
│効│県教委の取組│A│ 39(44%)│  2(13%)│ 32(63%)│  ○全体の94%が教育委員会
│ │や考え方がよ│B│ 44(50%)│ 13(81%)│ 18(35%)│    の「取組や考え方がわか
│ │くわかる  │C│  5( 6%)│ 1( 6%)│ 1( 2%)│    る」と回答
│果│      │D│ 0( 0%)│ 0( 0%)│ 0( 0%)│
├─┼──────┼─┼────┼────┼────┤
│構│読みやすく構│A│ 26(30%)│ 2(13%)│ 21(41%)│  ○全体の83%が「読みやす
│ │成されている│B│ 47(53%)│  9(56%)│ 25(49%)│    い構成」と評価
│ │      │C│ 15(17%)│  5(31%)│  5(10%)│    
│成│      │D│ 0( 0%)│ 0( 0%)│ 0( 0%)│  
├─┼──────┼─┼────┼────┼────┤    
│ │メルマガの  │A│ 28(32%)│  6(37%)│ 18(35%)│
│関│html版を見 │B│ 18(20%)│  2(13%)│  9(17%)│  ○全体の52%が「html版を
│連│ている   │C│ 20(23%)│ 4(25%)│ 12(24%)│    見ている」と回答
│H│      │D│ 22(25%)│ 4(25%)│ 12(24%)│
│P├──────┼─┼────┼────┼────┤
│閲│メルマガの │A│  7( 8%)│  1( 6%)│  3( 6%)│  ○全体の42%が「Webペ
│覧│Webページ│B│ 30(34%)│  6(38%)│ 19(37%)│    ージを見ている」と回答
│ │を見ている │C│ 28(32%)│ 5(31%)│ 16(31%)│    
│ │      │D│ 23(26%)│ 4(25%)│ 13(26%)│
└─┴──────┴─┴────┴────┴────┘

 多くの皆さんに「発行に意義がある」とお答えいただいたことに感謝し、
一層の充実に努めたいと考えています。
 昨年度の読者アンケートのご意見を基に改善したhtml版は、約半数の方に
見ていただいているようです。
 「バックナンバーを再利用するために、検索しやすくする工夫をしてはど
うか」など、いろいろなご意見やご感想をいただいています。


3 利用度の高いコーナー
  
              ┌─────┬─────┬───────┐
    *複数回答可    │ 全体   88│保護者 16│教育関係者  51│
 ┌─┬──────────┼─────┼─────┼───────┤
 │ │巻頭言       │  47(53%)│  4(25%)│  30(59%)  │
 │ │教育委員会の動き  │  55(63%)│   4(25%)│  38(75%)  │
 │利│今、学校では・・・ │  62(70%)│  13(81%)│  36(71%)  │
 │ │高校入試制度情報  │  25(28%)│  10(63%)│  16(31%)  │
 │ │はっしん!みんなの夢│  20(23%)│   5(31%)│  10(20%)  │
 │用│学びのあしあと   │  27(31%)│   4(25%)│  18(35%)  │
 │ │奈良県の先生になろう│   9(10%)│   0( 0%)│   5(10%)  │
 │ │お知らせ      │  18(20%)│   4(25%)│  12(24%)  │
 │度│新着情報      │  27(31%)│   3(19%)│  18(35%)  │
 │ │県政公開ニュース  │  15(17%)│  3(19%)│   8(16%)  │
 │ │編集後記      │   9(10%)│  1( 6%)│   5(10%)  │
 └─┴──────────┴─────┴─────┴───────┘

 「今、学校では・・・」について、70%の読者の皆さんから、「利用度が
高い」という回答を得ました。この他、保護者の立場では「高校入試制度 
情報コーナー」、教育関係者では「教育委員会の動き」の利用度が高くなっ
ています。

 次に、いただいたご意見、ご感想の中から主なものを紹介します。

◇内容・効果に関わるもの 
 ○「E−夢はっしん」を拝読することを楽しみにしています。
 ○分量を少なく簡潔記載を望みます。
 ○創刊のころに比べると,分量が多くなり,中身もかなり充実してきたと
  思います。
 ○教育に関して偏りのない、幅広い意見を発信してください。
 ○「奈良県の先生になろう!」について、読者に訴えたい内容を明確にし
  て発信願いたい。
◇新コーナーの提案に関わるもの 
 ○奈良の教育環境・地域特性を紹介して欲しい。
 ○課長や校長など組織の代表だけではなく、現場の先生の声を聞けるコー
  ナーを作って欲しい。
 ○教育データベースのようなもの(予算、校種別教職員数、生徒数など)
  を載せて欲しい。
 ○人権教育関係のコーナーを何らかの形で作ってほしい。
 ○県教育委員長、委員にも、もっと発言の場を設けてほしい。
 ○新採用者や10年経験者、20年経験者などの体験談や教育観などを掲載し
  てほしい。
 ○読者の教育に関する意見の投稿欄を設けては?
  ○高校入試に関して、その高校に行っている現生徒の声が聞けるコーナー
  があると嬉しい。

◇その他、感想や質問
 ○施策立案の参考にさせていただいています。本市でも貴県のようなメー
  ルマガジンの発行を検討したい。
  ○奈良県の教育の現状、現場の子どもの実態を多くの人々に知ってもらう
  ことはとても大切です。学校現場だけでなく、たくさんの人の協力の下
  で子どもたちを育てていければいいと思います。

 皆さんからいただいた貴重なご意見を参考に、今後とも紙面の充実に努め
たいと考えています。ご協力ありがとうございました。

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 【 編 集 後 記 】
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 読者の皆さん、こんにちは。本号は、矢和多教育長の退任に伴い、臨時号
として発行しました。
 また、今回は、読者アンケートの結果を載せています。読者アンケートに
寄せられたご意見を参考に、バックナンバーを読み返し、改善案を練ってい
るところです。

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◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせていた
  だきます。 
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の
 対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r112.html

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        発行:奈良県教育委員会事務局 教育企画課
          〒630-8502 奈良市登大路町30番地
         TEL 0742-22-1101(代表)内線 5353
           0742-27-9830(直通)
         mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
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