第 142 号
    ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇
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          発行:奈良県教育委員会事務局
    http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1691.htm
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         「E−夢 はっしん!」第142号html版
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no142.html
   ※第142号html版はカラー版で写真も見られます。ご覧ください。
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【 巻 頭 言 】
 ○ 歴史の教え         (県立橿原考古学研究所長
                  滋賀県立大学名誉教授
                  中国社会科学院客員教授  菅谷文則)
【 教育委員会の動き 】
 ○ 平成21年度教育委員会事務局組織の改編について      (総務室)

 ○ 平成21年度4月教職員の人事異動について        (教職員課)

 ○ 県立学校の図書館(室)を開放します!    (人権・社会教育課)

 ○ 県立学校体育施設を開放します!           (保健体育課)

 ○ 全国高校総体に向けての動き(14)   (全国高校総体開催推進室)

【 いよいよスタート 教員免許更新制 】第3回
 ○ 「受講義務が免除される場合」「修了確認期限が延期できる場合」
                             (教職員課)

【 今、学校では・・・ 】
 ○ 夢共育に挑む          (奈良市立都南中学校長 長浜博己)

【 はっしん! みんなの夢 】
 ○ 特 選            (葛城市立忍海小学校4年 鍵本隼哉)
     
 ○ しょうじょうをもらって    (葛城市立忍海小学校2年 太田悠斗)

【 総体寸話 】第19回
 ○ 競技紹介 京都府開催競技「カヌー」
                (全国高校総体奈良県実行委員会事務局)

【 新着情報 】【 県政公開ニュース 】【 編集後記 】

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 【 巻 頭 言 】
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               歴史の教え

                      県立橿原考古学研究所長
                       滋賀県立大学名誉教授
                 中国社会科学院客員教授 菅谷 文則

 人は誰でも教えぐせがある。
 親は子に教える。子は妹弟や周辺の同世代に教えたがる。古い祖先は、ま
だ見ない見ることもない子孫に教えたがる。茶道や華道に代表される伝統文
化の多くは室町時代の教えが基本である。徳川家康の言葉は、江戸時代 350
年を通して語り継がれ、一種の法、つまり強制力さえもった教えであった。
 家康は小説や漫画に多く描かれている。小説や漫画の作者は、決して家康
の時代に立って人物描写をしていない。現在から見た家康像を描いているか
ら、読者は共感できるのである。
 わたしは、かつて司馬遼太郎さんに、なぜ古代の人物を小説にされないの
かたずねた。「まだ、私の前に背広を着た天武天皇があらわれない」と答え
ていただいた。
 歴史学者は、その時代に立って、出来るだけ現代人の見方を排除して、人
物や事象を描く。読者にとっては、おもしろくはない。しかし、歴史を少し
勉強していると割合と容易に、その時代の立場から見ることができる。歴史
は決して記憶するのではなく、共感や反感するものである。

 なんとなく、教えぐせが出てきたので、この辺でやめることにする。歴史
は記憶ではない!?

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 【 教育委員会の動き 】
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      平成21年度 教育委員会事務局組織の改編について
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                                                                            総務室

 県教育委員会事務局では、事業の振興や業務の効率化、新規事業等に対応
するため、組織改編を行いました。概要は次の通りです。

○特別支援教育の充実のため、学校教育課の特別支援教育係と教育研究所
 の特別支援教育部を統合し、特別支援教育企画室を新設。
○県立高校再編事業が概ね終了したことにより、県立学校企画調整室を廃
 止。
○入寮生の減少等により、高等学校総合寄宿舎吉野寮を廃止し、高等学校
 総合寄宿舎畝傍寮に統合 。
○平成14年4月から休館中の青年の家を廃止。

 また、全県的な取組を行う等のため、次のとおり事務の所掌及び組織の
一部を教育委員会事務局から知事の事務部局に移管しました。

○競技スポーツの振興のため保健体育課競技振興係を移管。(学校におけ
 る体育を除く。)

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      平成21年度4月 教職員の人事異動について
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              教職員課

 教育委員会事務局を含む本年度の異動総数は、1,672件(昨年度は1,794件)
で、特色は次のようになっています。

 ○長期勤務者の解消については、学校教育の活性化を図るため、同一校10
  年以上の長期勤務者の解消に努め、その割合が小中学校では7.9%(昨
  年8.2%)、県立学校では2.9%(昨年3.3%)となった。
 ○県立高等学校の特色ある学校づくりを人事面から支援するため、意欲と
  情熱を持って当たることのできる教員を県立高校全体から公募した上で、
  1校に1人配置した。
 ○小学校と中学校の校種間交流については、異動件数が昨年23件から36件
  に大幅に増加した。
 ○組織的で機能的な学校運営体制を構築するため、学校現場のリーダー的
  教員として、昨年、小学校に3名、中学校に7名、計10名の主幹教諭を
  配置したが、本年新たに小学校に2名、中学校に3名の主幹教諭が誕生
  した。その結果、本年度は、小学校5名、中学校10名の主幹教諭の配置
  となった。
 ○教員の経験と視野を広げ、指導力のより一層の充実強化と公立学校の活
  性化を目指して、一条高等学校、奈良女子大学附属中等教育学校、天理
  高校とも人事交流を行い、本年度は新規に東大寺学園との人事交流も行っ
  た。

■異動件数
        小・中学校 県立学校    事務局    合 計
 異動総数     1,030    533      109    1,672
 退職校長        56     9             65
    教頭       10     5             15
    一般       218     92       11     321
    転勤      746    427      98    1,271

■校長・教頭への昇任件数  ※( )は女性で内数
         小学校     中学校    県立学校       合計
 新校長      36(5)      18(0)      7(1)      61(6)
 新教頭      35(4)      22(1)      9(0)       66(5)

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          県立学校の図書館(室)を開放します!
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                         人権・社会教育課 

 県民の皆様の生涯学習を積極的に支援するとともに、地域に親しまれる学
校づくりを推進するため、次の県立高校の図書館(室)を開放します。  
どなたでもご利用いただけます。                  
 *山辺高校(図書館) 電話0743-82-0222              
   地域に根ざした図書館としての役割を担います。         
 *五條高校(図書室) 電話0747-22-4116              
   五條高校同窓生の児童文学作家川村たかし氏の著作コーナーを設置し
  ています。                           
 *大宇陀高校(図書館)電話0745-83-1053              
   大宇陀高校同窓生の作家黒岩重吾氏の文庫を設置しています。   
                                  
1 開放の内容                           
  図書館(室)内の図書の閲覧及び貸出               
  学習室としての利用も可能                    
2 開放日時                            
  毎週土・日曜日 10:00〜15:00
  但し、学校行事の都合により変更する場合がありますので、各高校へお
 問い合わせください。                       
                                  
 *詳しくは、下記のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/syogaig/syougai/kaihou/tosyokan.htm

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          県立学校体育施設を開放します!
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                            保健体育課

 県教育委員会では、学校教育に支障のない範囲で、県民のスポーツ活動に
役立てるため、県立学校の体育施設(グラウンド・テニスコート・体育館等)
を開放します。使用を希望される方は、各開放校で登録、使用申請をしてく
ださい。
 また、再編・統合により使用されなくなった学校跡地の体育施設も開放し
ます。登録及び使用申請は、次の学校で行ってください。

  旧片桐高校→法隆寺国際高校
  旧志貴高校→奈良情報商業高校
  旧室生高校→榛生昇陽高校
  旧高田東高校→大和広陵高校

 ※旧耳成高校の体育施設開放については、同校内、全国高校総体開催推進
  室の担当者にお問い合わせください。(TEL0744−25−7670)

 前期分(5月〜10月)の申込みの受付は、4月1日から4月30日(土・日・
祝日を除く)です。関係書類は開放校にあります。
 各開放校により開放する施設、日時、条件が違いますので、詳細は各開放
校へお問い合わせください。

 *開放校及び登録、使用申請については、下記のホームページをご覧くだ
  さい。
  http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-3664.htm

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           全国高校総体に向けての動き(14)
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                      全国高校総体開催推進室

《高校生実践活動「わっしょい倭」〜各校総体PR活動など〜》

 3月7日(土)の「第4回市町村対抗子ども駅伝」では県立大和広陵高校
が、15日(日)の「宇陀シティマラソン」では県立榛生昇陽高校が、それぞ
れ総体開催をPRしました。また、3月21日(土)には奈良市の商業施設「
ならファミリー」で奈良大学附属高校が、29日(日)には「大和郡山お城ま
つり」で県立郡山高校が、広報活動を展開しました。
 3月14日(土)には、リーダー会生徒執行部の4名が総体事務局で「座談
会」を開催し、これまでの活動を振り返るとともに今後の活動を展望しまし
た。座談会の内容は、『月刊奈良』4月号に掲載される予定です。

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 【 いよいよスタート 教員免許更新制 】   第3回
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     「受講義務が免除される場合」「修了確認期限が延期できる場合」
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                              教職員課
《教員免許状をお持ちの皆様へ》

■受講義務が免除される場合

 免許状更新講習の受講義務者(メールマガジン第 141号に掲載)のうち、
例外的に、「免除対象者」であることの認定を申請することによって、更新
講習の受講が免除される場合があります。
 この「免除対象者」とは、既に最新の知識技能を十分に備えていると考え
られるため、更新講習の受講義務を免除されるという方々で、教員を指導す
る立場にある人や優秀教員表彰を受けた人などが対象となります。
 例えば、校長や教頭、主幹教諭や指導教諭等、教育委員会の指導主事や社
会教育主事等、更新講習の講師等々です。免除対象者に該当する場合でも、
自動的に免除されるということではありません。更新講習の免除認定の申請
を行って、認定を受けなければ、免許状は失効してしまいます。もちろん、
免除認定の申請を行わずに原則どおり更新講習を受講・修了して更新講習修
了確認を受けることも可能です。

■修了確認期限が延期できる場合

 旧免許状の所持者には、各自に修了確認期限が設定されています(メール
マガジン第 140号に掲載)が、「やむを得ない事由によって更新講習の受講
・修了ができない」と免許管理者(都道府県教育委員会)が認める場合には、
期間を定めて修了確認期限を延期することができます。「やむを得ない事由」
の具体例をいくつか挙げますと、
 ・指導改善研修中であること
 ・休職中であること
 ・産休、育休、病気休暇、介護休暇中であること
 ・地震、積雪、洪水その他の自然現象により交通が困難となっていること
 ・海外派遣中であること
 ・専修免許状取得のための課程に在籍していること
 ・教員となった日から修了確認期限までの期間が2年2か月未満であるこ
  と
 ・免許状(最終取得免許状)の授与の日から修了確認期限までの期間が10
  年未満の場合、等  
 なお、修了確認期限の延期を行う場合は、修了確認期限の2か月前までに
免許管理者に延期の申請を行う必要があります。延期の事由が生じても自動
的に延期されるわけではありません。

 次回は「複数免許を所持している人」の場合についてお伝えします。

*文部科学省の「教員免許更新制の実施に伴う免許状更新講習の受講、諸手
 続の流れ 修了確認期限」のページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/002/08091201.pdf

*詳細や疑問点については下記のページをご覧ください。
 文部科学省のホームページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/index.htm
 また、文部科学省メールマガジンでも連載で掲載されています。
  http://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm 

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 【 今、学校では・・・ 】
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┏━━━━━┓        夢共育に挑む
┃中 学 校┃          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━━━┛
                奈良市立都南中学校 校長 長浜 博己

 玄関の扉を開けると、「夢共育」の文字が描かれた大きな一枚板が目に飛
び込んでくる。迫力ある扁額は、新たに「5つの都南力で夢教育に挑む」を
スローガンに掲げた、本校の協働による学校づくりの象徴である。

 5つの都南力は、「子どもの力、家庭の力、地域の力、学校の力、教育行
政の力」を示しており、それぞれを高め合わせることが学校の改善・改革の
大きな原動力となる。特に、良いコミュニティをつくることが良い学校をつ
くることにつながると考え、「学校支援地域本部事業」「コミュニティ・ス
クール推進事業」などの新規事業も積極的に推進している。
 5小学校区からなる市内で最も広い校区の方々は学校や教育に対する思い
が強く、絆を大切にし、自然、伝統、文化を生かそうとされている。そして
「すべては子どもの学びと成長のために」と多くの方々に学校とかかわって
いただいている。まさに、地域は学校の応援団であり、生徒は地域の一員と
して見守られ、ほめられ、自分ができることは何かを考え、進んで汗を流し
育っている。
 地域の方々と生徒の協働で生まれた新たな活動や行事(多くの地域の方を
招待する開かれた体育大会、共に活動するクリーンキャンペーン、図書ボラ
ンティアの力を得て読書活動の推進、学校敷地に誕生した地域みんなの美術
館「都南の森」、「10年後の自分への手紙」)などを通して、確実に生徒は
成長し、学校は変化しつつある。

 今後、「RVPDCA」(現状からビジョン、目標、それを実行、そして
評価)というマネジメントサイクルを円滑にそして継続的に繰り返し、さら
に、夢が集まり、夢が広がる学校づくりを目指したい。

※都南中学校のホームページはこちらへ
http://www.naracity.ed.jp/tonan-j/

※この記事の関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no142.html#gakko

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 【 はっしん! みんなの夢 】
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━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
 「第39回世界児童画展」において、葛城市立忍海小学校の4年生鍵本隼哉
さんの「校庭の木」と、2年生太田悠斗さんの「目の大きかった牛」が特選
に輝きました。
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
                  特 選
                   ̄ ̄ ̄
                葛城市立忍海小学校 4年 鍵本 隼哉

 ある日の朝の会の時間に,先生が,
「今日は賞状があります。特選!鍵本隼哉君!」
と言われてびっくりしました。
 それから家に帰って、すぐにお父さんとお母さんに賞状を見せました。す
ると、
「すごいやん!おめでとう!」
と言って,二人ともすごく喜んでくれました。その後、橿原のおばあちゃん
に電話をして、賞状をもらったことを話しました。そうしたらおばあちゃん
もとても喜んでくれました。みんなに喜んでもらえて、ぼくもすごくうれし
くなってきました。
 ぼくのしょう来のゆめは、おすしやさんになることです。なぜかというと、
いつも行くおすしやさんのおじさんがとてもやさしくて、おいしいおすしを
にぎってくれるので、ぼくもそんなおすしやさんになりたいと思ったからで
す。
 ぼくは図工が大好きで、とくに物をつくることが好きなので、しょう来た
くさんのおすしを作って,たくさんの人に食べてもらいたいと思います。


               しょうじょうをもらって
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                葛城市立忍海小学校 2年 太田 悠斗

 ぼくは,牛の絵でしょうをもらったと聞いて,とてもとてもびっくりしま
した。まさかぼくがしょうをもらえるなんて思いませんでした。うれしくて
うれしくて家に帰ってすぐお母さん、おばあちゃん、おじいちゃんに話しま
した。
「すごいなあ。よかったなあ。」
と言ってくれました。夜,お父さんがしごとから帰ってくるとすぐほうこく
をしました。お父さんは,小さい時みたいにだっこしてくれると、
「高いたかあい。」
をしてくれました。小さい時は高い高いをよくしてもらったけど、大きくな
ってからは一どもなかったので,ものすごくものすごくうれしかったです。
 ぼくは,大きくなったら大すきなスキーのせん手になりたいと思っていま
す。スキーでもしょうじょうをもらえるようにがんばりたいと思います。            

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【 総体寸話 】   第19回
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          競技紹介 京都府開催競技「カヌー」
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            
                全国高校総体奈良県実行委員会事務局

 インターハイで実施されるカヌー競技は、静水で決められた距離を漕ぎ、
着順を競うカヌー・スプリント競技です。座ってパドル(櫂)の両端にある
水かき(ブレード)で左右交互に水をかいて艇を進める「カヤック種目(K)
」と、立て膝の姿勢で、片側にブレードの付いたパドルで艇の片側だけをか
きながら艇を進める「カナディアン種目(C)」があります。
 カヤック種目には男子と女子、カナディアン種目には男子の部があり、そ
れぞれ一人乗り、二人乗り、四人乗りで500メートルと200メートルの距離を
競います。たとえば、プログラムに表記される「WK−1」は、W=女子、
K=カヤック、1=一人乗りを意味します。

 ボートが後ろ向きに進むのに対して、カヌーは前向きに進みます。選手は、
決められたコースを真っ直ぐに漕がなければなりませんが、コースでは自然
の波が出たり、風によって流されそうになります。それをカヤック選手は足
に挟んだラダーという棒を操作して舵を取ります。舵が付いていないカナデ
ィアン艇では、水をかく角度を微妙にコントロールして艇を進めます。
 見ていると「なぜ舵が付いていなくて、おまけに片方しか漕がないのに真
っ直ぐ進むのかな」と不思議に思いますが、選手のテクニックで真っ直ぐに
進めているのです。

 先の北京五輪カヌースプリント競技では、日本カヌー界史上初の女子カヤ
ックペアで5位、女子カヤックフォアで6位の入賞を果たしています。

 「2009近畿まほろば総体」では、8月4日(火)から8月8日(土)まで
の期間、京都府京丹後市久美浜町の「久美浜湾カヌー競技場」で熱戦が繰り
広げられます。

*京都府実行委員会事務局 (京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 
  京都府教育委員会保健体育課内 TEL 075-414-5867 FAX 075-414-5863)

*お問い合わせ先 平成21年度全国高等学校総合体育大会奈良県実行委員会事務局
 (TEL:0744-25-7670 FAX:0744-25-7610 URL:http://www.09soutai.com/)

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 【 おしらせ 】【 新 着 情 報 】
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*橿原考古学研究所附属博物館
 春季特別展「吉野川紀行 −吉野・宇智をめぐる交流と信仰− 」
  http://www.kashikoken.jp/museum/tenrankai/yokoku/yokoku-top.html

*県教育委員会ホームページ「新着情報」の詳しい情報は、次のページをご
 覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1691.htm

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 【 県政公開ニュース 】      ◇ 3月19日〜3月31日 ◇
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■ 3月19日 重要文化財(美術工芸品)の指定について (文化財保存課)
http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h20/html/513500-090318141934_M14975.html

■ 3月24日 県立学校体育施設開放事業について (保健体育課)
http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h20/html/513000-090324102257_M14983.html

■ 3月25日 平成21年度県立学校図書館開放事業について (人権・社会教育課)
http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h20/html/512500-090325180025_M15008.html

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 【 編 集 後 記 】
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  読者の皆さん、こんにちは。年度初めに合わせたように、あちこちの桜が
見ごろになろうとしています。そんな中、入学・進学・就職等、人生の節目
を迎えられた方も多いことでしょう。新しい環境に第一歩を踏み入れた時の
感動を忘れず進んでいきたいですね。

  さて、メールマガジンを編集している総務室も、県教育委員会事務局職員
の異動等で見慣れた室の風景が変わりました。メールマガジンもこれを機に、
読者の方の立場で新鮮な教育情報をお伝えしていくつもりです。今後も引き
続きご愛読ください。

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◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせていた
  だきます。
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の
 対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r116.html

◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。
 http://www.mag2.com/ 
「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちらで解除できます。
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