第 147 号

    ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇
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  ■■■■■■■▼         平成21年6月15日(月)   
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             発行:奈良県教育委員会事務局 総務室
                http://www.pref.nara.jp/kyoiku/
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              「E−夢 はっしん!」第147号html版
      http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no147.html
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【 巻 頭 言 】
  「先生の雑談話」            (教育委員 藤岡庄司)

【 教育委員会の動き 】
 〔1〕リーフレット「家庭教育7か条−ならっ子 みんなで育てよう−」
    を改訂しました               (教育研究所)

 〔2〕「不登校を語る親のフォーラム−支援の在り方を考える−」を
    開催します                  (教育研究所)
                                 
 〔3〕全国高校総体に向けての動き(19)             
              (全国高校総体奈良県実行委員会事務局)
                                 
【 総体寸話 】第24回                       
              (全国高校総体奈良県実行委員会事務局)
                                 
【 知っておきたい 高校入試基礎情報 】第2回           
  特色選抜「作文・小論文」について        (学校教育課)
                                 
                                 
【 奈良県の先生になろう! 】第18回                
  奈良県ディア・ティーチャー・プログラム            
  第2期受講生の募集締め切り間近          (教職員課)
                                 
【 いよいよスタート 教員免許更新制 】第8回           
  教員免許更新制に係る説明会の開催について  (教職員課)
                                 
【 おしらせ 】                          
 〔1〕平成21年度「教職員のための夏の公開講座」について    
                                (教育研究所)
                                 
 〔2〕人権教育セミナー(兼)特別支援啓発講座          
    「思春期における発達障害のある人への対応」のご案内    
                       (奈良県社会教育センター)
                                 
 〔3〕「やまと熟練技能者活躍バンク事業」では小・中学校への技能士
    派遣の定期募集を6月22日まで行っています         
                      (奈良県職業能力開発協会)
                                 
 〔4〕教育広報番組「教育ならニューズルポ」今後の放送予定    
                                 
【 県政公開ニュース 】【 編 集 後 記 】              
                                 
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【 巻 頭 言 】                          
                               
 「先生の雑談話」                        
                             教育委員 藤岡庄司 
                                 
   私は学生時代あまり目立つ生徒ではなく、おそらくは担任の先生も私
  のことはおとなしい真面目な生徒というくらいの印象でしかなかっただ
  ろうと思う。あの頃の私からは、このような色々な役職をさせていただ
  くようになっている現在の私の姿はとても想像できないに違いない。 
   きっかけというほどではないかもしれないが、高校時代、担任でもあ
  った社会科の先生は授業でよく雑談話をされる先生だった。毎回取り上
  げられるそれらの話を通じて先生がおっしゃっていたのは、世の中では
  いろいろな事件や問題が起こるけれども、それを報道する新聞雑誌やテ
  レビの内容が、本当にすべて真実であるかどうかは不明であるから、様
  々な本を読んで世界や日本で起こっている真実を知り、少しでも理解し
  ていくべきであるということだった。その言葉に導かれて出会った様々
  な本は、私に日本だけではなく世界に、もしくは物事の表面的な部分だ
  けではなくその本質に目を向け、自分自身の目で触れ、感じ、学ぶこと
  の大切さを教えてくれたように思う。               
   それからのち、研究職をしていた当時にお世話になった教授も、暇を
  みては若い医学生を集め、お酒をみんなで飲みながら学生や我々研究者
  に対し、頭で考えてから行動するのではなく、考えながらも自ら行動し
  実践する努力を惜しむなと、よく話されていた。          
   どちらの先生の言葉も、教えというほどの強いものではなかったが、
  その何気ない言葉は今も私の心に残り、そこから得られた経験や知識が
  今日の私に自信を与えてくれているような気がする。        
                                 
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【 教育委員会の動き 】                      
                                 
 〔1〕リーフレット「家庭教育7か条−ならっ子 みんなで育てよう−」
    を改訂しました                      
                                  教育研究所 
                                 
   家庭教育の大切さを訴えるため、平成15年度に作成した「ならっ子
  みんなで育てよう−家庭教育7か条−」を、統計的資料の一新を図る
  など、改訂しました。                     
   このリーフレットの配布対象者は、基本的な生活習慣を身に付けた
  り、規範意識や社会性を培ったりする大切な時期である小学1年生の
  全保護者です。                        
  詳細については、県立教育研究所までお問い合わせください。  
  また、次のページからもご覧いただけます。          
    http://www.nara-c.ed.jp/katei/index.html         
                                 
  ○ お問い合わせ先                      
     県立教育研究所 家庭・幼児教育部家庭教育係       
      TEL 0744-33-8901  FAX 0744-33-8909        
 ________________________________
                                 
 〔2〕「不登校を語る親のフォーラム−支援の在り方を考える−」を開
    催します                         
                                  教育研究所 
                                 
   県教育委員会では、平成21年度「不登校を語る親のフォーラム−支
  援の在り方を考える−」を7月11日(土)に県立教育研究所(磯城郡
  田原本町秦庄22-1)で開催します。このフォーラムは、一人でも多く
  の不登校幼児児童生徒やその保護者への支援につながることを願って、
  平成11年度から開催しているもので、今年で11回目となります。  
   内容は、13時30分からの開会行事に続いて、教育相談係からの課題
  提起、そして、次のA〜Cのグループに分かれてのフォーラムとなっ
  ています。                          
   それぞれのフォーラムでは、発表、参加者同士の意見交換に加え、
  大学教授等による指導助言を予定しています。          
                                 
 〈 課題提起 〉                         
   「不登校の子どもへの支援の在り方」             
      県立教育研究所 教育相談係長 森下道男        
 〈 フォーラム 〉                        
   A 中学生への支援                     
      発 表 者   保 護 者               
       指導助言者  前田 泰宏  奈良大学教授       
   B 高校生への支援                     
      発 表 者   保 護 者               
      指導助言者   春日井敏之  立命館大学教授      
   C 適応指導教室での支援                  
      発 表 者   狩野 晃三  橿原市教育委員会指導主事 
      指導助言者   山本 健治  関西学院大学准教授    
                                 
  ○ 参加申込みは、はがきに、氏名、参加希望のフォーラムのグルー
   プ名を記入の上、7月7日(火)までに下記あてに申し込んでくだ
   さい。(電話又はファクシミリでの申込みも可)なお、当日参加も
   できます。                         
    来所の際は、できるだけ公共の交通機関を利用してください。 
    県立教育研究所 教育相談部教育相談係           
     〒636-0343 磯城郡田原本町秦庄22-1           
     TEL 0744-33-8904  FAX 0744-33-8909         
                                 
  ○ 「不登校を語る親のフォーラム」の詳しい情報は、次のページか
   らもご覧いただけます。                   
     http://www.nara-c.ed.jp/soudan/h21forum.pdf      
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〔3〕全国高校総体に向けての動き(19)             
                全国高校総体奈良県実行委員会事務局 
                                 
  ■ 接遇マナー講習会を開催しました              
     総合開会式で特別接伴係を担当する育英西高校、式典表彰係を担
    当する奈良育英高校及び受付案内係と来賓接待係を担当する奈良大
    学附属高校の生徒を対象に、第1回接遇マナー講習会が6月1日に
    育英西高校小講堂で、6月3日に奈良大学附属高校視聴覚室で開催
    されました。講師は、ホテル日航奈良の主任コンシェルジュの伊藤
    さんと、同ホテル食堂スタッフの田中さんに務めていただきました。
    笑顔の作り方、お辞儀の仕方、お茶の出し方等、その道のプロから
    接待の基本を教えていただき、受講した生徒は、「よい経験になっ
    た」、「将来役立つと思う」と感想を述べていました。     
                                 
  ■ 総合開会式に向けた合同練習会及び研修会の開催予定     
    今月下旬の予定は次のとおりです。             
    ・6月19日 南都銀行本店観光ウィンドー展示 (〜6月28日) 
    ・6月21日 総合開会式バトントワリング隊合同練習会  
                          (県実行委員会事務局)
    ・6月23日 総合開会式公開演技合同練習会  
                        (奈良市鴻ノ池陸上競技場)
    ・6月25日 総合開会式マーチング隊練習会  
                        (奈良市鴻ノ池陸上競技場)
    ・6月27日 総合開会式式典アナウンサー実践トレーニング  
                             (NHK奈良放送局)
    ・6月27日 開催1か月前キャンペーン活動
                        (県内3駅、橿原市内など)
                                 
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【 総体寸話 】第24回                       
                全国高校総体奈良県実行委員会事務局 

  全国高校総体開幕まであと一か月半。今回は、総合開会式の紹介、
 「わっしょい倭」の高校生実践活動の感想、競技紹介など盛りだくさん
 の内容でお伝えします。
 
 ■ 総合開会式の紹介
    「2009近畿まほろば総体」は7月28日(火)奈良市鴻ノ池陸上競技場
  で開催される総合開会式で幕を開けます。
    「大会序章」としてオープニングを飾るのは、天理教校学園高校マー
  チングバンド部による演奏です。続く「選手団入場」では県内高校生で
  編成されたバトントワリング隊が選手団を先導します。また、入退場曲
  やファンファーレなどの音楽も県内高校生で編成された式典音楽隊が担
  当します。進行は、選考会で選ばれた7名の高校生の式典アナウンサー
  が担当し、式典の感動を伝えます。また、会場には大型映像装置が設置
  され、高校生が制作した歓迎映像も放映されます。
   セレモニーの後は「公開演技」です。「大和の地 息づく心『凛(り
  ん)』『気(き)』『翔(しょう)』」をテーマに、ダンスの基本運動
  を組み合わせた女子演技、体つくり運動としての男子演技、そして和太
  鼓演奏を加えた男女合同演技の3部構成で、約1300人の高校生が演技を
  披露します。
   開会式の最後には、県内高校生で編成された和太鼓隊が勇壮な演奏で
  選手団を激励します。
   会場には、県内の農業科等設置高校及び奈良東養護学校の7校で栽培
  された草花が飾られます。また当日は早朝から、県内高校生が、受付案
  内、接待所、救護所、食品衛生、駐車場など38の係に分かれて、準備や
  運営補助に当たります。
    開会式の様子は、 NHK総合テレビで10時過ぎから生放送される予定で
  すので、ぜひ高校生が織りなす県内で初めてのイベントの感動を味わっ
  てください。
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 ■ これまでの高校生実践活動を振り返って  
       「わっしょい倭」リーダー会執行部 今井優輔(県立五條高校)

    中学時代のサッカー部の先輩がインターハイに出場した経験があり、
  ぼくも大会出場に憧れていましたが、高校生実践活動の発足を知り、選
  手として参加するのではなく、大会を企画する側に立ってみたいと思い、
  この活動に参加しました。発言することが苦手で、心の内で思うことは
  大きくても行動に移せないタイプだと思っていましたが、活動意欲の高
  い執行部の面々と関わり、クリーンキャンペーンや「 250日前イベント」、
  商業施設でのチラシ配布などの活動を一緒に取り組むうちに、随分影響
  を受け、以前よりは積極的に参画していこうとする心を持てるようにな
  ってきたのではないかと思います。            
    インターハイ期間中、全国から多くの方が来県されます。駅や競技会
  場で応対に当たるぼくたち高校生に大切なのは、もてなしの心だと思い
  ます。歓迎の気持ちが伝わる笑顔を心がけ、うわべだけではない心から
  の礼儀を尽くす姿勢が必要だと思います。奈良の風土で培ったやわらか
  い心で、奈良の魅力も伝えられればいいなと思っています。     
    「わっしょい倭」の活動のモットーは、「やまと」を頭文字にして、
  「やり遂げる力」、「まっすぐな瞳」、「とびきりの笑顔」と決まりま
  した。この3箇条を胸に、まもなく始まるインターハイをみんなと共に
  盛り上げていきたいと思っています。
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 ■競技紹介 〜相撲(京都府開催)・バスケットボール(大阪府開催)
           ・卓球(兵庫県開催)・体操(和歌山県開催)〜
  〈 相撲 〉  
    相撲の競技方法は、初めに、腰を下ろし、仕切り線に手をついて準
  備をする仕切りという動作をします。そして、両者の両手がついたの
  を主審が確認して、「ハッキョイ」のかけ声で立合いをします。立合
  いは両者が立ち上がりぶつかる動作です。立合いをした後は、廻しを
  持って押す、投げる、手で相手を突く等、様々な攻防が始まります。
  勝敗は土俵の外に出るか、地面に足の裏以外がついた場合に負けとな
  ります。相撲は立合いをした瞬間に勝負が決まってしまうことがあり
  ます。そのため、立合いは大変重要であると言われています。観戦さ
  れる際には是非、立合いに注目してみてください。
    相撲は大型の選手の方が有利であると言われていますが、軽量の選
  手が動きを生かして大型の選手に勝つときがあります。軽量の選手で
  も大型の選手に勝つことができるのは相撲の醍醐味であり、このよう
  な試合では観客の皆さんが大いに盛り上がります。
    「2009近畿まほろば総体」では、8月1日から8月3日の3日間、
  京都府立体育館にて開催されます。大会では団体戦と個人戦が行われ、
  ともに予選3回戦を行い、団体戦は上位32チーム、個人戦は予選で2
  勝したものが決勝トーナメントに進むことができます。

  京都府実行委員会事務局   
   京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 京都府教育委員会保健体育課内
   TEL 075-414-5867  FAX 075-414-5863
   URL http://www.kyoto-be.ne.jp/09soutai-kyoto/


  〈 バスケットボール 〉
   バスケットボールは、1891(明治24)年にJ.ネイスミスというア
  メリカ人によって、冬季に室内で行うスポーツとして考案されました。
  ほとんどのスポーツが自然発生的な遊びから始まり、ルール化され競
  技に発展したのに対して、バスケットボールは個人によって生み出さ
  れた点が特徴です。彼の指導のもと行われた史上初のゲームは9人制
  だったようです。
   またたくまに全米に広がり、今ではアメリカのNBAをはじめ各国
  でプロリーグが結成されるなど、世界的なスポーツとなりました。1
  チーム5人が、10分間×4回(1回をクォーターまたはピリオドとい
  う)を戦います。ボールを保持したプレーヤーはドリブルで運ぶ以外
  には3歩以上進めないほか、8秒以内にフロントコートにボールを運
  ばなければいけなかったり、24秒以内にショットをしなければならな
  かったりと試合のスピードアップと展開の面白さを引き出すために、
  いくつかの時間制限が設けられているのもこのスポーツの特徴です。
    「2009近畿まほろば総体」では、大阪市中央体育館を主会場として、
  大阪府立体育会館、大阪市立浪速スポーツセンター、同住吉スポーツ
  センターの4会場で、7月28日から8月3日まで、熱戦が繰り広げら
  れます。

  大阪府実行委員会事務局
   大阪市中央区大手前3−7−1 
   TEL 06-6940-1235  FAX 06-6944-8131 
   URL http://www.09soutai-osaka.jp/

  〈 卓球 〉
   卓球のルーツはテニスと同じく、13世紀にフランス貴族の楽しみと
  して始まったジュ・ド・ポーム( Le Jeu du Paume)とされます。フ
  ランス語で「手のひらのゲーム」を意味し、毛や布をつめて球状にし
  たものを素手や手袋をはめた手のひらで打っていたようです。テーブ
  ルテニスに変わったのは、19世紀後半。イングランドの上流階級が食
  後のレクリエーションとして始めたようで、大きな食堂のテーブル、
  葉巻タバコのふた(ラケット)、シャンパンのコルク(ボール)、本
  を横一列に並べたもの(ネット)といった即席の用具が用いられたよ
  うです。
    「ピンポン」という名称もイングランドで生まれました。ジェーム
  ス・ギブという人物が、おもちゃのセルロイド球を、羊皮紙を貼った
  中空のラケットで打ったときの音を聞いて、「ピンポン、ピンポン」
  といいながら、その音をまねしたというのが「ピンポン」という名称
  の始まりとされます。
    日本に伝来したのは1902年、ヨーロッパに体育視察に行っていた坪
  井玄道氏(東京高等師範学校教授)がピンポンセットとルールブック
  を持ち帰ったのが最初とされています。
    屋内での遊びから始まったこの競技も、今や世界でも有数の競技人
  口を誇るスポーツに発展しました。1988年のソウルオリンピックから
  正式競技種目となり、世界各国が競技力の向上に力を入れています。
  また近年のルール改正により、ボールが38mmから40mmになり、サ
  ービスも2本ずつで入れ替わり11本先取のゲームとなったことで、観
  客からも見やすく、スリリングな試合が展開されるようになりました。
    北京五輪からは個人種目に加えて団体戦が導入され、ますます競技
  熱は高まっています。北京五輪では、日本は男女ともあと一歩のとこ
  ろでメダルに届きませんでしたが、ロンドン五輪では悲願をかなえて
  くれることでしょう。「2009近畿まほろば総体」に出場する選手も、
  そのメンバーとして活躍して欲しいものです。
    「2009近畿まほろば総体」の卓球競技は神戸グリーンアリーナにて、
  8月6日(木)から10日(月)まで開催されます。

  兵庫県実行委員会事務局
   神戸市中央区下山手通5-7-18 兵庫県下山手分室2F 
   TEL 078-362-3728  FAX 078-362-3999
   URL http://www.hyogo-c.ed.jp/~taiiku-bo/zenkokusoutai/index.html
           
  〈 体操 〉
    体操競技には、体操と新体操の2種目があります。
    体操は、採点規則に基づいて、技の難易度・美しさ・雄大性・安定
  性などの観点で複数の審判が採点し、そこから得点を算出して順位を
  競う競技です。男子は、ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒
  の6種目を、女子は跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆかの4種目を行
  います。
    インターハイでは、47都道府県で予選を勝ち抜いた学校(チーム)
  ・個人が、日本体操協会競技規則および採点規則(全国高校学校適用
  規則)により自由演技を行い、順位を競い合います。自由演技は選手
  一人一人が演技をつくり、その演技の優劣を競います。演技に難しい
  技を取り入れているか(難度)と、その難しい技をどのように組み合
  わせて(構成)、リズミカルに失敗なく、しかも美しく雄大に演技し
  たか(実施)によってその優劣が判断されます。どんなにスムーズに
  失敗なく演技しても、あまりにもやさしい技ばかりでは高得点を得る
  ことができません。演技には種目ごとにさまざまな要求(例えば、男
  子つり輪での静止技や力技等、女子ゆかでのターンやジャンプ等)が
  あり、それらを満たすことで高得点を得ることができます。2006年度
  より国際競技会等では、体操競技のトレードマークであった10点満点
  が廃止され、技の難度点、要求グループ点、組み合わせ点を加算した
  Dスコア(演技価値点)とEスコア(10点−実施減点)から決定点を
  出す様式に改定され、インターハイでもこの様式が採用されます。 
    新体操は動く芸術ともいわれ、リズミカルな動き、力強さ、スピー
  ド、柔軟性、巧みな手具操作が要求されるスポーツです。男女ともに
  団体競技と個人競技があります。男子は、ダイナミックな動きと演技
  構成の独創性が求められ、高度な技、力強い運動、スピーディな動き
  やきびきびした動作などを軽快に美しく演技します。女子は、手具の
  特性を生かしてリズミカルで美しい動きと豊かな表現で演技します。
  身体の延長としての生きた手具操作、限界を超えた柔軟性と洗練され
  た動きの深さを追求します。           
    男子の個人競技は、「ロープ」と「クラブ」の2種目合計得点によ
  り順位を決定します。女子の団体競技の手具は「ロープ5」、個人競
  技は「フープ」「リボン」となっています。
    「2009近畿まほろば総体」では、体操は7月31日から8月2日まで、
  新体操は8月6日から7日まで、ともに和歌山ビッグホエールで開催
  されます。

  和歌山県実行委員会事務局
   和歌山市雑賀屋町1(県土地改良会館3階) 
   TEL 073-498-7520  FAX 073-498-7525
   URL http://www14.ocn.ne.jp/~sotawaka/
              
  ○ お問い合わせ先  
    平成21年度全国高等学校総合体育大会奈良県実行委員会事務局
     TEL 0744-25-7670  FAX 0744-25-7610 
     URL http://www.09soutai.com/

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【 知っておきたい 高校入試基礎情報 】第2回
                           
 特色選抜「作文・小論文」について
                                   学校教育課 

  特色選抜は、各高等学校が「学力検査」、「作文・小論文」、「面接」
 「実技検査」の4検査から2つ以上の検査を選択して実施することを前
 回紹介しました。その1つである「作文・小論文」は、今年19の県立高
 校で実施されました。この検査は各高等学校が独自で作成しています。
  今回は、今年出題された問題の中からその一部を紹介します。   
                                 
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 〈 桜井高校 〉                         
   環境問題に関する2つの資料を読み、その主旨を踏まえて自分が学
  んできた環境問題について具体例を1つ挙げて説明する。また今後、
  環境問題についてどのように学んでいくかについても述べる。   

 〈 奈良北高校 〉
   動物の感覚器官や運動器官のしくみの特徴を利用したロボットをつ
  くって、人間の生活に役立てるという設定のもとで、動物名を1つあ
  げて、利用するしくみの特徴をくわしく説明し、どのようなロボット
  をつくるかを述べる。

 〈 法隆寺国際高校 〉
   3つの仏像の写真から最も興味、関心をもったものを1つ選び、そ
  の写真から気付いた仏像の特徴や感じたことに触れながら、その仏像
  を選んだ理由をまとめる。

 〈 十津川高校 〉
   宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を読み、印象に残ったところや共感で
  きるところについて、感じたことや考えたことを書く。また、高校生
  活の中で身に付けたいと思っている大切なこととその理由を書く。

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   「作文・小論文」では、自分の考えや意見を筋道を立てて書くという
 論理的な思考力や表現力が求められます。これらの力は高校のみならず、
 将来の社会生活においても必要なものです。
   中学生の皆さんも普段の授業や学校生活を大切にして、このような力
 を身に付けることを心がけてください。

  ○ 平成21年度奈良県立高等学校入学者特色選抜及び一般選抜におけ
   る県教育委員会作成の学力検査問題等は次のページからご覧いただ
   けます。  
   http://www.pref.nara.jp/gakko/kensamondai.html

  ○ 高校入試に関する情報は、次のページからご覧いただけます。
   http://www.pref.nara.jp/gakko/21nyu-box.htm      

  ○ 中学生の体験入学に関する情報は、次のページからご覧いただけ
   ます。  
   http://www.pref.nara.jp/gakko/news_index.htm

  ○ 高校入試に関するお問い合わせ先
     学校教育課学事係 TEL 0742-27-9851
    中学生の体験入学に関するお問い合わせ先
     学校教育課高校教育係 TEL 0742-27-9853

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【 奈良県の先生になろう! 】第18回                
                                 
 奈良県ディア・ティーチャー・プログラム             
 第2期受講生の募集締め切り間近                 
                                    教職員課
                                 
   奈良県の教員を目指す大学3回生、大学院1年生の皆さん。    
   「奈良県ディア・ティーチャー・プログラム」(DTP)の第2期受
  講生を現在募集中です。ワークショップでは、教員としての資質を身に
  付けるだけでなく、同じ夢を持つ仲間と出会うことができます。学校現
  場実習では、子どもたちとの継続的なふれあいを通し、実際に教員にな
  ったときに決して怯まない教師としての力を養うことができます。  
   願書等は、奈良県教育委員会教職員課のホームページからダウンロー
  ドできます。ぜひ、ふるってご応募ください。           
  http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1695.htm        
                                 
 〈 概要 〉                           
  1 申込期間                         
   平成21年5月18日(月)〜平成21年6月22日(月)     
  2 開講期間                         
   平成21年9月19日(土)〜平成22年7月3日(土)     
  3 受講料                          
   10,000円                        
  4 問い合わせ先                       
   教職員課教員免許係 TEL 0742-27-9844         
                                 
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【 いよいよスタート 教員免許更新制 】第8回           
     
 教員免許更新制に係る説明会の開催について            
                                    教職員課 
                                 
  4月から教員免許更新制がスタートしています。ご自身の修了確認期
 限は、もうご確認いただいていますか。まだの方は、ぜひ次のアドレス
 にアクセスして確認してください。                
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/003/index.htm  
  (修了確認期限がチェックできる文部科学省のホームページ)   
                                 
  最近、「免除に関する書類はどこで手に入りますか?」や「修了確認
 期限の延期の手続きを取りたいのですが」といったお問い合わせをよく
 いただきます。教職員課では、更新等の手続きを開始するにあたって、
 県内の国公立学校園の管理職の先生を対象に、「教員免許更新制」に関
 する説明会を開催します。説明会の概要は下記のとおりです。    
  更新等の事務手続きは、下記説明会終了後開始する予定ですので、も
 うしばらくお待ちください。
 (なお、私立学校については、5月13日に説明会を終えています。)
                 
 〈 説明会概要 〉
   ○ 期日及び対象者
     6月24日(水)午前 小学校長
     6月25日(木)午前 幼稚園長
     6月25日(木)午後 中学校・高等学校・特別支援学校・中等
             教育学校の校長及び市町村教育委員会免許事務担当者
   ○ 内容
    ・教員免許更新制について(概要と大まかな流れ)
    ・教員免許更新制に必要な書類について(申請書類と手続き)
    ・現職教員調査について(調査の目的、内容、入力方法等)

  説明会の後には、各学校や園で、管理職の先生から具体的な説明があ
 ると思います。現職教員の方に受講漏れや手続き漏れがあった場合には、
 免許状が失効してしまい、教育職員として教壇に立てなくなってしまい
 ますので、お一人お一人がこの制度について十分理解していただきます
 ようお願いします。                       
                                 
 *詳細や疑問点については次のページをご覧ください。       
   文部科学省のホームページ                  
    http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/index.htm
  また、文部科学省メールマガジンでも連載で掲載されています。
    http://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm
                                 
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【 おしらせ 】                          
                                 
 〔1〕平成21年度「教職員のための夏の公開講座」について     
                                  教育研究所 

   県内の大学・短期大学等において、「教職員のための夏の公開
  講座」が開催されます。                   
   申込期間等、詳しくは次のページをご覧ください。     
     http://www.nara-c.ed.jp/keiei/kouza.html        
                                 
 〔2〕人権教育セミナー(兼)特別支援啓発講座          
    「思春期における発達障害のある人への対応」のご案内    
                          奈良県社会教育センター 

     思春期に直面する課題をふまえ、その上で自己認識を促し、適
    応力を高める工夫について学びます。

    ○ 7月1日(水)10:20〜12:00 県立教育研究所本館にて   
    ○ 講師:花園大学社会福祉学部 教授 橋本和明 氏  
    ○ 申込み締切:6月26日(金)
    ○ 受講料:無料
    ○ 対象:奈良県民 
   詳しくは、次のページをご覧ください。  
   http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no147.html#oshirase
                            
 〔3〕「やまと熟練技能者活躍バンク事業」では小・中学校への技能士
    派遣の定期募集を6月22日まで行っています   
                          奈良県職業能力開発協会 

     県職業能力開発協会では、やまと熟練技能者活躍バンク事業と
    して、県内の小・中学校の児童・生徒たちにものづくりに対する
    興味と広く職業意識を醸成する取組などへの支援・協力活動を行
    っており、「ものづくり体験教室」「講話」「職場見学・職場体
    験」に様々な職種(業種)の技能士を派遣します。定期募集は
    6月22日(月)までです。   
     詳しくは、次のページをご覧ください。  
      http://www.aaa.nara.nara.jp/monodukuri/toiawase.htm
                                 
 〔4〕教育広報番組「教育ならニューズルポ」今後の放送予定    
   奈良テレビ放送(55ch  デジタル29ch【リモコンNo9】)   
   毎週水曜日 18:25〜18:30放映               
     6月17日(6月10日分の再放送)
          老人ホーム訪問    県立橿原高等学校  
     6月24日 どろんこ祭り     十津川村立平谷小学校
     7月1日 小学校運動場芝生化推進事業
                         大和郡山市立矢田南小学校
     7月8日(7月1日分の再放送)

  ※過去に放映された番組は、次のページで動画配信中です。   
    http://www.nara-c.ed.jp/multi/month/bangumi.html
                                 
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【 県政公開ニュース 】◇ 6月1日〜6月14日 ◇  
         
 6月3日 「2009近畿まほろば総体」総合開会式に向けた合同練習会等
      の開催について       (全国高校総体開催推進室)
  http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h21/html/513010-090603181821_M16373.html   

 6月10日 「2009近畿まほろば総体」宿泊業務説明会及び衛生等講習会
      の開催について       (全国高校総体開催推進室)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h21/html/513010-090610090153_M16415.html

 6月10日 「2009近畿まほろば総体」総合開会式に向けた合同練習会等
      開催の中止について     (全国高校総体開催推進室)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h21/html/513010-090609190543_M16414.html

 6月11日 不登校を語る親のフォーラム       (教育研究所)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h21/html/511505-090611091938_M16436.html
                               
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【 編 集 後 記 】
                                 
  先日、近畿地方も梅雨入りをしました。中国でも日本と同様「梅雨」
 と書いてメイユ。韓国ではこの時期の長雨をチャンマというそうです。
  さて、梅雨が明けるころには、いよいよ2009近畿まほろば総体が開幕
 します。現在、全国の高校生を迎えるため、奈良県を中心に近畿2府4
 県で、準備が急ピッチで進んでいます。今号では、総体関連の記事をボ
 リュームアップしてお届けしています。              
                                 
  なお、前号(第 146号)では、誤って訂正前と訂正済の2通のメール
 マガジンを一度に配信してしまいました。訂正箇所は巻頭言の執筆者の
 職名で、正しくは「朝日新聞奈良総局長」です。おわびして訂正します。
 
------------------------------------------------------------------
◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm

 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせてい
  ただきます。
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合
 の対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r116.html

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