第 164 号

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        発行:奈良県教育委員会事務局 総務室
         http://www.pref.nara.jp/kyoiku/
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        「E−夢 はっしん!」第164号html版
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no164.html
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【 巻頭言 】

  星を見つめて
                 (読売新聞奈良支局長 辻 昌英)

【 教育委員会の動き 】

  おてつだい、大好きになったよ!
   〜「おはよう・おやすみ・おてつだい」約束運動
               アンケート調査結果を分析しました〜
                        (県立教育研究所)

【 今 学校では 】

  「情報発信は笑顔の輪を広げる」
          (大和高田市立浮孔西幼稚園長  朝田 智津子)
  
  ☆ 県内の学校では 〜奈良らしさを生かして〜 ☆
                   
    小学校社会科「文化財を守る」

【 はっしん!みんなの夢 】

  ☆特集☆ 南極だよりvol.4 −昭和基地を去る−
              (県立奈良高等学校 教諭 森田 好博)

【 知っておきたい 高校入試情報 】第11回

  一般選抜等の受検に当たっての注意事項
                           (学校教育課)

【 奈良県の先生になろう 】第6回

  奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第5・6回ワークショップ
                           (教職員課)

【 おしらせ 】

  教育広報番組「教育ならニューズルポ」今後の放送予定
                        (県立教育研究所) 

【 報道発表資料 】【 編集後記 】

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【 巻頭言 】

  星を見つめて

                  読売新聞奈良支局長 辻 昌英

   御所市の小学校で先日、独立行政法人・宇宙航空研究開発機構(J
  AXA)が出張授業を行った。宇宙や自然に対する子どもたちの好奇
  心を養うために各地の学校で展開している「宇宙教育」の一環で、授
  業では宇宙ステーションから撮った地球の映像なども紹介され、子ど
  もたちが熱心に見入っていた。
   このJAXAの名誉教授で「SETI」研究者である平林久さんに
  以前、取材でお会いしたことがある。SETI(セチ)とは、地球外
  知的生命体探査計画(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)
  のこと。電波望遠鏡を使い、宇宙から地球に届く人工的な信号、いわ
  ば「宇宙からのメッセージ」をとらえようという研究で、1960年代か
  ら米国などの研究者がたびたび観測を行ってきた。この冬は日本でも、
  兵庫県立はりま天文台など全国の観測施設で、宇宙からの電波を観測
  する試みが行われた。
   これとは逆に、地球から宇宙へ電波を発信したり、惑星探査機に地
  球人からのメッセージを積み込んだりする取り組みもあり、平林さん
  もこうした研究に参加してきた。残念ながらまだ「成果」は得られて
  いないが、もし宇宙の彼方に我々とは異質な文明が確認されれば、地
  球や環境、あるいは社会のありように対する私たちの意識は大きな変
  革を迫られるだろう。
  平林さんは言う。「地球外にも生命が存在する。そう考えることは、
 私たちがこの地球を見つめ直すことにつながる。宇宙へ発するメッセ
 ージは、実は地球に生きる私たちの心に送られる信号でもあるんです。」
   冬の夜。見上げれば、凜として澄みきった夜空が広がっている。ま
  たたく星々を見つめ、しばし、我が「内なる宇宙」に思いをいたして
  みてはどうだろうか。


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【 教育委員会の動き 】

  おてつだい、大好きになったよ!
   〜「おはよう・おやすみ・おてつだい」約束運動
               アンケート調査結果を分析しました〜
   
                         県立教育研究所
                    
   県内の幼稚園・保育所に通う3歳から5歳の子どもたちが、昨年7
  月・8月に「こども3つのやくそくカレンダー」に取り組みました。そ
  の取組前後(6月・9月)に保護者・指導者を対象に実施したアンケ
  ート調査結果がまとまり、次のような約束運動の効果と奈良県の子ど
  もの実態が分かってきました。 
 
  @約束運動の前後で、「お手伝い」を「必ずしている」「している」
   子どもの割合が15.9ポイント増加
  A約束運動の前後で、保護者の子育てで力を入れる内容が「お手伝い
   をすること」で10.1ポイントと最大の伸び
  B県内の小学校入学前の子ども(3〜5歳)は、比較可能な国内調査
   (Benesseの首都圏調査)の子どもの平均より25分早起き

 ○詳細については、次のWebページからご覧いただけます。
   http://www.nara-c.ed.jp/katei/katei/21ohayouoyasumi/annke-tochousakekka.html



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【 今 学校では 】

  「情報発信は笑顔の輪を広げる」

           大和高田市立浮孔西幼稚園長  朝田 智津子

   今、幼稚園に求められていること。それは豊かな発想と柔軟な思考
  をもって、いかに情報発信していくかだと思う。
   登園のときには、保護者の井戸端会議に、庭の掃除をしながらおし
  ゃべりの輪に入る。楽しげに話す中にも園への疑問や保護者の悩みが
  混じっている。それにあれこれ答えていく。時には悩みの相談室にな
  る。登降園の時間帯は、情報の収集と信頼関係づくりの時間。保護者
  の求めているものは何?色々な人とかかわるには?幼児教育にとって、
  遊びが学びであることを知ってもらうには?と、毎日保護者の声に耳
  を傾ける。すべての保護者に平等に声をかけることを目標に、毎日の
  子どもの様子をしっかり把握して伝える。そして話題の中から課題が
  見えると、それを題材にして『子育てだより』を発行する。返信メモ
  欄をつくり、一方通行でなく保護者と園との双方向のお便りにする。
  思いが通じれば笑いが起き、心がつながっていく。
   本園の特色ある取組の一つに、ワクワク体験がある。親子で共通の
  体験をし、幼児理解に役立てることを目的としている。共通の思い出
  づくりにもなり、保護者同士の交流の機会にもしようと、あれこれ企
  画を練る。そこではいきいきした園児の表情や、楽しそうな保護者の
  笑顔、そして回を重ねるうちに支え合う姿が見られるようになる。
   この嬉しい気持ちを広く伝えたい。その思いで応募した「いきいき
  学校掲示板」。昨年に続き、最優秀賞を受賞し、新聞やテレビで伝え
  られたことが、保護者のネットワークでどんどん広がり「新聞を買い
  ました。思い出にします。」「友達や祖父母に電話して喜んでもらい
  ました。」と、園児も保護者も喜んで、コミュニケーションの輪が広
  がり、地域の方々からも声をかけていただけるようになった。 
   今日もみんなが楽しめるネタはないか、どうやって幼稚園の魅力を
  発信しようかと、思いを巡らせている。

  ○浮孔西幼稚園の「ワクワク体験」の様子は、こちらからご覧いただけます。
   http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/ukiananishi.pdf

  ○「いきいき学校掲示板」は、こちらからご覧いただけます。
   平成21年度応募作品(最優秀賞を受賞した浮孔西幼稚園の作品を含む)
   は、こちら
   http://www.pref.nara.jp/kyoiku/ikiikikeijiban/index.html

  平成22年度応募作品(平成21年12月1日以降の応募作品。只今、作品
  募集中です。)は、こちら
   http://www.pref.nara.jp/kyoiku/ikiikikeijiban/index22.html

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 ☆ 県内の学校では 〜奈良県の特色を生かして〜 小学校社会科 ☆

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  今回からシリーズで、県内の各学校で行われている、奈良県の特色を
 生かした学習の様子を紹介します。第1回は小学校社会科です。
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   奈良県では今年、平城遷都1300年祭が行われています。平城宮跡へ
  も多くの人が訪れることでしょう。
   さて、平城宮跡がなぜ、今の状態で保存されているかご存知ですか。
  県内の小学校では「奈良県のくらし」という社会科の副読本を使って
  郷土奈良県について学習しています。そこには、「文化財を守る−平
  城宮跡と棚田嘉十郎−」として、棚田嘉十郎と溝辺文四郎という平城
  宮跡の保存に尽力した人物が紹介されています。
   以下では、奈良市内の平城宮跡にほど近い学校での4年生の実際の
  学習の様子を紹介します。

 「文化財を守る」

   まず、平城宮跡の現在と明治ごろの2枚の写真を見せ、かつては荒
  れ果てていたことに気付かせます。写真を見た児童の疑問は「なぜ平
  城宮跡を保存しようと思ったのだろう?」です。児童は「奈良県のく
  らし」、年表などをもとにその疑問を調べていきました。二人を中心
  として様々な人の協力があったこと、二人は命がけで保存に尽力した
  ことなどに児童は気付いていきました。さらに、100 年前には平城遷
  都1200年祭が開催されていたことも発見しました。学習の最後には溝
  辺文四郎の子孫にあたる方からお話を聞き、地域の歴史や文化を守る
  ことの大切さについてまとめました。
   学習後に児童が書いた作文には、「平城宮跡を大切に思ってくれた
  人がいたので、今も保存されているのだと思います。」「今もここに
  平城宮跡があること、身近にあることがうれしいです。」「平城宮跡
  はわたしの誇りです。大切に思ってくれた人がいたのも誇りです。」
  といったことが書かれていました。
   朱雀門や資料館を見学に行ったときに、時間を忘れて、陳列されて
  いる出土品や模型などに見入っている児童の姿がとても印象的でした。


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【 はっしん!みんなの夢 】

  ☆特集☆ 南極だよりvol.4 −昭和基地を去る−

               県立奈良高等学校 教諭 森田 好博

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   南極の晩夏の夕焼けや氷を砕きながら進む「新・しらせ」等、森田
  先生撮影の画像はこちらからご覧いただけます。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/nankyoku4.pdf
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   「みんな元気でな!」「1年後待っているぞ!」「また戻ってこい
  よ!」「さようなら!」隊員どうしの掛け声は、ゴーという海上自衛
  隊のヘリコプターの轟音にかき消され、涙で曇るサングラス越しに、
  眼下に、手を振る第51次南極地域観測隊の越冬隊員の28名の姿が
  みるみるうちに小さくなっていきました。野外での生物調査、観測棟
  での実験や観測、共同作業の汗と泥の思い出を残して、私の昭和基地
  での2ケ月間の生活は終わりを告げました。
   お世話になった越冬隊の皆と別れるのは本当にさびしいものでした。
  セールロンダーネ山脈付近へスノーモービルで移動し、635 個の隕石
  の採取と分析をしていたチーム。雪上車で標高3810mのドームふじへ
  移動し、氷床コア※を掘削してきたチーム。昭和基地での大気の成分
  や水の観測・研究をしている気水チーム。海洋、電離層、生物等の観
  測チーム。その他、機械、建築、シェフ、医療、報道などのチーム。
  各チームのメンバーは、それぞれの専門でのエキスパートであり、専
  門の仕事と全体の協働作業を、みんなが寡黙に粘り強く行っていまし
  た。
   昭和基地の管理棟や倉庫、各観測基地の各建物には一切鍵がかかっ
  ていないことにも驚きました。物品は無くならないし、ブリザードな
  どの危険がせまれば、各建物をライフロープで結び、いつでもどの建
  物にも飛びこめる仕組みになっていました。たとえ、誰かがなにか物
  を無くしても、ミーティングで皆に言えば、誰かが見つけてくれて落
  とし主のもとに帰ってくるのでした。また、お正月や豆まき、餅つき
  など、季節の節目には、日本古来の行事を大切にし、みんなで楽しみ
  ました。一人ひとりを大切にして、誰がどのような仕事をして、皆の
  ために働いているかがはっきりと誰の目にも見える世界でした。
   南極で過ごしている間、私は、ぼんやりと奈良の田舎の祖父母宅を
  思い出していました。ほんの40年ほど前、農家の家々には鍵がかけら
  れておらず、冠婚葬祭や共同作業を村人総出で執り行っていました。
  昭和基地にはそんな古き良き日本の、村の社会、共同体があり、自主
  的なルールがありました。
   また、南極大陸については、かけがえのない自然を守るために、平
  和的目的のみに利用すること及び国際間の調和を継続することが、南
  極条約等により決められています。南極はどの国の領土でもなく、科
  学者は大自然を対象にして自由に研究ができます。また、人為的な環
  境の影響も受けにくいので、観測者にとっては正に「オアシス」なの
  です。いつしか、私は憧れの地であった南極を「地球の宝物」として
  考えるようになりました。
   戦争や紛争の絶えない世界で、先哲が考えた南極の取り決めにより、
  素晴らしい未来への遺産が残ったことをこの地で再認識しました。と
  同時に、南極は地球の過去の気候変動や環境等の過去の情報が入った
  タイムカプセルであり、未来へのアドバイスを半世紀にわたる日本の
  南極地域観測隊のデータによってもたらしてくれているのです。
   「南極よ、ありがとう。昭和基地よ、ありがとう。」皆がヘリコプ
  ターの中から大声で叫んでいました。

  ※氷床コア ボーリング(掘削)により氷床から取り出した円柱上の
        氷のサンプル。

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   第51次南極極地観測隊に同行し撮影した画像を、県立奈良高等学校
  森田先生よりご提供いただき、県教育委員会ホームページにアップし
  ています。(今回の画像も追加しました。)ご自由にダウンロードし
  ていただけます。学校や家庭でご活用ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/nannkyoku/index.htm
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【 知っておきたい 高校入試情報 】第11回

  一般選抜等の受検に当たっての注意事項
                            学校教育課 

   今回は、一般選抜等の受検に当たっての注意事項をお知らせします。

  1 一般選抜について
   (1) 学力検査等は、3月15日(月)に、出願した高校で実施します。
   (2) 集合時刻は、午前8時30分です。
   (3) 学力検査は、県内一斉に同一問題で、国語、社会、数学、英語、
    理科の順に実施します。また、面接実施校においては、学力検査
    終了後に面接を実施します。
 
  2 大和中央高校B選抜について
   (1) 検査は、3月15日(月)に、大和中央高校(大和郡山市筒井町
    1201)で実施します。
   (2) 集合時刻は、午前8時30分です。
   (3) 検査は、国語、作文・小論文、数学、面接の順に実施します。
    なお、国語、数学の学力検査問題は一般選抜と同一問題です。

  3 定時制課程成人特例措置について
   (1) 検査は、3月15日(月)に、出願した高校で実施します。
   (2) 集合時刻は、午前8時30分です。
   (3) 検査は、作文及び面接を実施します。

  4 持参品について
   (1) 受検票、弁当(湯茶)、上ばき
     高校では湯茶の準備はしませんので、必要であれば各自持参し
    てください。なお、成人特例措置で受検する場合は、弁当を持参
    する必要はありません。
   (2) 筆記用具等
     筆記用具のほかに、直定規、コンパスを持参してください。ま
    た、下敷きを使用する場合は、無地のものに限ります。ただし、
    三角定規、分度器、分度器付きの定規、計算機、計算機付きの用
    具などは持参してはいけません。
     なお、成人特例措置で受検する場合は、筆記用具のみを持参し
    てください。
   (3) 高校によっては、検査場に時計が設置されていない場合もあり
    ます。必要であれば時計を持参してください。
   (4) 携帯電話等、検査に不必要なものは持参してはいけません。

  5 その他
   (1) 検査開始後20分以上遅刻した場合は、受検できません。遅れな
    いように余裕をもって受検校に着くようにしてください。
  (2) 検査当日、英単語や漢字などの書かれている私服や筆記用具を
    用いないようにしてください。
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   5月15日配信から11回に渡って掲載してきました【知っておきたい
  高校入試情報】も本年度分については、今回が最終回となります。ご
  愛読いただきありがとうございました。
   古都奈良に春の訪れを告げる東大寺二月堂の修二会(お水取り)も
  始まっています。まだまだ寒い日があると思いますが、確実に春は近
  づいてきています。体に気を付けて頑張ってください。受検生の皆さ
  んの健闘を祈ります。

  ○高校入試に関する情報は奈良県教育委員会学校教育課の Webページを
   ご覧ください。
   http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-14157.htm

  ■お問い合わせ先 
    学校教育課学事係 TEL 0742-27-9851 FAX 0742-23-4312


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【 奈良県の先生になろう 】第6回

  奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第5・6回ワークショップ
                           
                            教職員課

  奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第2期のワークショップ
  も第5回、第6回を迎え、いよいよ受講生の模擬授業が始まりました。
 受講生は事前に指導案を提出し、約20分の模擬授業を行います。会場
 は、ほどよい緊張感に包まれていました。

  小学校の教員を目指す受講生の感想を紹介します。
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 ○ 初めての模擬授業を終えてたくさんの学びがありました。リクル
  ーターの先生からの、現場で通じる声かけや子どもの意欲の引き出
  し方、同じ班の仲間からの子どもの立場に立った素直な意見と励ま
  しの言葉。これらのアドバイスをもとに、将来の夢に向けてがんば
  っていきます。
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  スタッフも、一生懸命模擬授業に取り組む受講生に、精一杯応えて
 います。中学校の教員を目指す受講生の感想を紹介します。
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 ○ 指導してくださる先生方の本気度を大変強く感じました。模擬授
  業終了後のコメントでは、良い点はしっかりほめていただけますが、
  改善すべき点は的確に指摘していただきました。厳しいお言葉をい
  ただくこともありますが、「次回は指摘された点を改善し、より良
  い授業を行うぞ!」と逆に奮起できます。
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  また、奈良県ディア・ティーチャー・プログラムの模擬授業では、
 授業を参観する受講生にも、ロールプレイングの手法が取り入れられ
 ています。実際に教室に在籍する様々なタイプの児童生徒になりきっ
 て授業を受けることで、授業者にも参観者にも気付きが生まれます。
 受講生は次のような感想を寄せてくれました。
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 ○ リクルーターの先生方や受講生が中学生になりきっているので、
  予想外の質問も飛び出し、対応に困ることもありました。これは大
  学の模擬授業等では経験できないことで、かなり戸惑いましたが、
  より実践的に授業を行うという点で大変よかったと思いました。
 ○ 大学の友達の前で授業をするのとは全然違った緊張感があって良
  かったです。次の模擬授業をする機会が待ち遠しいです。
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 次回のワークショップは、4月17日(土)に行われます。

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【 おしらせ 】


  教育広報番組「教育ならニューズルポ」今後の放送予定

                         県立教育研究所 

    奈良テレビ放送(55ch  デジタル29ch)
    毎週水曜日 18:25〜18:30放映

     3月3日 「万葉かるた会」
            県立万葉文化館

     3月10日 「万葉かるた会」(再)
            県立万葉文化館

     3月17日 「工業高校生徒による学習成果発表会」
            奈良県工業教育研究会

     3月24日 「工業高校生徒による学習成果発表会」(再)
            奈良県工業教育研究会


   ■過去に放映された番組は、次のページで動画配信中です。
    http://www.nara-c.ed.jp/multi/month/bangumi.html
 
     1月6日 「奈良大好き世界遺産学習」
            奈良市教育委員会

     1月13日 「もちつき大会」
            橿原市立橿原中学校

     1月20日 「新春お茶会」
            天理市立井戸堂幼稚園

     1月27日 「平成21年度 奈良県道徳教育県民フォーラム」
            奈良県教育委員会
            奈良県道徳教育研究協議会
            奈良県道徳教育振興会議

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【 報道発表資料 】2月10日〜2月26日

 ■2010年02月10日 「大唐皇帝陵展」開催のお知らせ
  http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=33455#itemid33455
 ■2010年02月10日 アサヒビール株式会社の社会貢献活動
  http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=33489#itemid33489
 ■2010年02月12日 おてつだい、大好きになったよ!
  http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=33353#itemid33353
 ■2010年02月16日 奈良県教育委員会技術職員採用選考試験
  http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=33252#itemid33252
 ■2010年02月23日 全国高校総体奈良県実行委員会第5回総会
  http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=33471#itemid33471

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【 編集後記 】

  冬季オリンピックも本日フィナーレ。日本選手に限らず、世界のトッ
 プアスリートが自分の能力の極限に挑む姿に勇気をもらいました。また、
 夢に向かって並外れた練習を積んできた姿に、研ぎ澄まされた美しさを
 感じました。
  オリンピックを見た子どもたちはどんなことを感じたでしょう。今晩
 の話題は、閉会式での各国選手の、緊張感や責任感から解放された笑顔
 のことでしょうか。12日(現地時間)からはパラリンピックが始まりま
 す。まだまだバンクーバーから目が離せませんね。

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◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせてい
  ただきます。
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎このメールマガジンのレイアウトが崩れて見える場合の対処法について
 は、こちらへ。
 http://help.mag2.com/000047.html

◎このメールマガジンは、「まぐまぐ!」を利用して発行しています。
 http://www.mag2.com/ 
 「ウィークリーまぐまぐ!」の配信が不要な場合は、こちらで解除でき
 ます。
 http://www.mag2.com/wmag/



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         発行:奈良県教育委員会事務局 総務室
          〒630-8502 奈良市登大路町30番地
         TEL 0742-22-1101(代表)内線 5353
           0742-27-9830(直通)
         mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛