第  5 9  号 
                                  
    ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇  
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  ■■■■■■■▼         平成17年11月1日(火)       
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        発行:奈良県教育委員会事務局 教育企画課
         http://www.pref.nara.jp/kyoiku/
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     本日、11月1日(火)は、「奈良県教育の日」です。
   10月30日(日)〜11月5日(土)は、「奈良県教育週間」です。
   ‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥

              ┌─────┐
     ──◆─◇◆◇──┤ 目 次 ├──◇◆◇─◆── 
              └─────┘     
【 巻 頭 言 】
 ○ ‘思い’を‘かたち’に (県教育委員会教育次長 松井秀史)

【 「奈良県教育の日」に寄せて 】
 ○ 人生の基礎づくり (奈良県退職校園長会 会長 飯田 靖)
 ○ 子どもも大人も夢をもとう! (奈良県PTA協議会 会長 藤野良次)

【 教育委員会の動き 】 
 ○ 県立図書情報館が11月3日(木)に開館します! (生涯学習課)
 ○ 公立学校優秀教職員表彰、34人、3グループに! (教職員課)
 ○ 人権教育指導者養成講座を実施しました! (人権教育課)

【 今、学校では‥‥ 】 
 ○ 新しい時代を担う子どもの育成をめざして (川西町立唐院小学校長 西川恵三)
 ○ 部活・総合・体験 (香芝市立香芝東中学校長 尾山隆子)

【 高校入試制度 情報コーナー 】
 ○ 中学生のみなさんへ −志望校を考えるために−(学校教育課)

【 はっしん! みんなの夢 】
 ○ 夢へと・・・ (県立平城高校 1年 森本真弥)
          
【 お知らせ 】 【 新着情報 】 【 県政公開ニュース 】 

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 【 巻 頭 言 】   
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                   ‘思い’を‘かたち’に
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               奈良県教育委員会 教育次長 松井 秀史

 「未来への 夢のかけ橋 学びから」 
 これは、本年度「奈良県教育の日」の啓発標語に選ばれた県立平城高校の
森本真弥さんの作品です。同じくポスター原画で選ばれた県立桜井高校の辻
野亜由三さんの作品と一つになって、教育の日の啓発に大切な役割を果たし
てくれています。

 ポスターのほのぼのとした図柄と相まって、学びこそが、夢ある未来につ
ながるのだという、明るくしっかりとしたメッセージが伝わってきて、高校
生が教育への‘思い’を、こんなに夢のある‘かたち’にしてくれたことを
うれしく思っています。

 このポスターが、多くの人の目に触れ、教育について考えていただくきっ
かけになれば、二人の思いが多くの人を動かすことになり、そう考えると、
自らの‘思い’を‘かたち’にすることは、どんなに素晴らしく、意味のあ
ることでしょう。

 「奈良県教育の日」が定められて今年で3年。「教育に対する県民の意識
や関心を高めるとともに、家庭、地域社会および学校が、一層連携を深め、
奈良県教育の充実と発展を図る」という所期の目的についての理解が深まっ
て、授業の公開や教育講演会、学校と地域の交流など、教育の日を含む教育
週間中に年々多彩な取組が行われ、昨年は延べ27万人もの方々にかかわって
いただきました。

 教育に多くの課題がある中で、心強いのは、多くの方々が教育に対する強
い‘思い’をもっていただいており、その‘思い’を様々な‘かたち’に表
すことによって、子どもたちや学校を支えていただいていることです。
 
 今年も教育の日を迎えました。この日を節目に、さらに多くの方々の‘思
い’を、子どもたちや学校の支えにしていただけることを願っています。

 *本年度のポスターは、次のページでご覧いただけます。
   http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyoikunohi/poster/17posleaf.htm

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 【 「奈良県教育の日」に寄せて 】 
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            人生の基礎づくり
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                奈良県退職校園長会 会長 飯田 靖

 バイオリニストの天才姉弟を育てた五嶋節さんの会話が文藝春秋十月号に
載っていましたが、その中の一節に次のような言葉がありました。

 「今だったら『幼児虐待』と言われるかもしれませんが、子供二人を育て
ているとき、子供は自由とルールの意味がわからないうちは、手を出して教
えてもいいという結論に達したんです。子育ての本には、『子供に対しては、
言葉で理解させようとする親の努力が必要』なんて書いてあるけど、そんな
のはウソ。小さい子に基礎を叩き込む段階では、口だけではだめなんです。
今の日本じゃ家庭でも学校でもやたらと体罰にうるさくなっているうようで
すけれど、大きくなるまで親に叩かれたこともない子が、加減もわからなく
て暴力をおこしたりするのと違いますか」と五嶋節さんは語ります。

 確かに教育に権威がなくては教育は成り立ちません。その権威の落差が教
育の機能を維持しています。その権威が教員にあるのか、生徒にあるのかわ
からないところに現代の問題があるように思います。

 時には子供の自由奔放な言動をよく観察し、自主自立の習慣化するのを見
守ることが重要であると思います。時に人間形成の基になる幼児期が最も大
切な時期であり、これは親の双肩にかかっていると言えるのではないでしょ
うか。

 さて、今日は、「奈良県教育の日」です。当会でも関連行事として5日、
土曜日、奈良市立中部公民館において「教育講演会」を行います。「教育の
日」及び「教育週間」がすべての県民の皆さんにとって、奈良県の教育や子
供たちの将来を語り合う機会となりますよう、願っています。

 *「子供」の表記は執筆者の表記に従っています。

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         子どもも大人も夢をもとう!
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                奈良県PTA協議会 会長 藤野 良次

 祝日や家族での記念日も含めると、覚えるのが大変なくらい多い「○○の
日」・・・そんななか、今年で3年目を迎える「奈良県教育の日」。教育関
係者以外で、どれほどの県民がこの日があるのを知っているのか?あるいは、
この日を制定した“想い”を理解しているのか?そんなことを考えながら原
稿に向かっています。

 でも、あえて特別な日というより、学校や家庭あるいは地域における日常
的な取り組みの“再点検の日”として、また、“教育への想い”を家族や仲
間と熱く語り合う日として、それぞれの立場、想いで過ごす「教育の日」で
あれば良いと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

 さて、今日における急激な変化と不透明感が強まる現代社会において、子
どもや大人の意識と行動は、時代とともに大きく変わりつつあります。その
ひとつに「夢」を持っていない子どもたちや、日々の生活における繁雑さの
なかで、希望や目標を見失っている大人たちが多いような気がします。大人
の姿勢に非常に敏感である子どもたちに対し、熱く「夢」を語るためには、
まず大人が自らの生き方を問い直すとともに、改めて希望や目標を持ち、し
っかりとそれに向かって生きていくことが大切であると考えます。

 国際人として「でっかい夢」をもち、主体的な活動や自己実現に向かって
たくましく生きる子どもたちの育成をめざすため、今こそ私たち大人も「夢」
をもとう!そして、子どもたちと熱く未来(ゆめ)について語り合おう!!子
どもも大人も “E−夢 はっしん!”

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 【 教育委員会の動き 】 
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     県立図書情報館が11月3日(木)に開館します!
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            生涯学習課

 従来の図書館機能に加えて、多様な情報メディアの活用、情報の創造・発
信の機能も備えた県立図書情報館が本日(11月1日)の開館記念式典を経て、
いよいよ11月3日(木)午前9時に開館します。

 地上3階、地下1階、のべ12,000平方メートルの建物にパソコン設置の座
席(52席)や利用者が持ち込んだパソコンでインターネットに接続できる座
席(110席)を含め、座席数410席、蔵書約25万冊を数え、スタジオ、アトリ
エ、セミナールームカフェテラス等を備えています。

 開館時間は午前9時から午後8時。休館日は、月曜日(祝日法による休日
のときは翌日)、月末日(月曜日、祝日にあたるときは、直前の平日)、年
末年始(12/28〜1/4)です。

 開館後は、開館記念として、さまざまなイベントが行われます(【お知ら
せ】参照)。イベント内容、お問い合わせ、申し込み等詳細は、下記ページ
をご覧ください。 http://www.library.pref.nara.jp/oshirase/openning.html

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      公立学校優秀教職員表彰、34人、3グループに!
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                             教職員課

 学校現場で、意欲と熱意をもって職務に精励し、子どもたちと向き合いな
がら、日々熱心に教育活動を実践している教職員は少なくありません。こう
した教職員は、教育者としての使命感に燃え、地道で懸命な努力を続けなが
ら、他の教職員の模範となる優れた成果を上げています。

 そこで、そうした教職員及び教職員グループの努力と成果をたたえるため、
平成16年度から「奈良県公立学校優秀教職員表彰制度」が始まりました。こ
の表彰は、受けられた方の今後の教職員生活に励みになるだけでなく、公立
学校における教育活動の活性化にもつながるものと期待しています。

 今年度の表彰件数は、37件〔34名の教職員と3グループ(小学校13件・中
学校8件・県立学校16件)〕となっています。表彰される教育実践分野は、
「教科教育」「生徒指導」「部活動」等、13分野にわたっています。具体的
な表彰事例として、例えば、小学校では、国際理解教育推進のために、「総
合的な学習の時間」等を活用し、英語を取り入れた教育活動の積極的な取組、
中学校では、生徒の進路保障を中心に据えた学年経営方針をかかげ、夢と希
望に向かって努力できる生徒の育成、また、県立学校では、地域の行事に参
加し、地域社会や地場産業との連携を図りながら、スペシャリストとして、
社会の発展に貢献できる生徒の育成等があげられます。

 表彰式は、「奈良県教育の日」の本日、11月1日(火)に県庁で行います。
また、表彰された実践事例を教育委員会のホームページに掲載し、県内の教
育関係者に広く紹介する予定です。

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       人権教育指導者養成講座を実施しました!
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
                             人権教育課

 社会教育における人権教育の振興を図るために、各市町村の人権教育推進
担当者を対象に人権教育指導者養成講座を実施しました。受講者は計34名で、
4日間6講座を連続して受講いただきました。

 6つの講座においては、人権教育でいわれる「個別的な視点からのアプロ
ーチ」と「普遍的な視点からのアプローチ」の両面から学習していただける
よう内容を工夫しました。また、講義形式だけでなく、ワークショップ、フ
ィールドワークなど様々な学びのスタイルを取り入れました。各講座の講師
及び講義のテーマは以下のとおりです。

┌────┬──────────────┬────────────────┐
│ 講座 │    講    師    │     テ  ー  マ    │
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│講座1 │山藤エリザベスさん(日本ユニ│「多文化共生社会をめざして   │
│9月16日│セフ協会奈良県支部専務理事)│    〜外国人からみた日本〜」│
├────┼──────────────┼────────────────┤
│講座2 │浜田進士さん(子どもの人権フ│「子どもの声に耳を傾けよう 〜子│
│9月16日│ァシリテーター)      │ どもの人権をどう支援するか〜」│
├────┼──────────────┼────────────────┤
│講座3 │吉田栄治郎さん(県立同和問題│「地域社会と人権問題      │
│9月21日│関係史料センター所長)   │    〜部落差別をめぐって〜」│
├────┼──────────────┼────────────────┤
│講座4 │富田忠一さん(社会福祉法人ち│「ともに生き、ともに学ぶ    │
│9月26日│いろば園施設長)      │  〜障害者の自立と共生社会〜」│
├────┼──────────────┼────────────────┤
│講座5 │金香百合さん(ホリスティック│「これからの人権教育 〜自尊感情│
│9月26日│教育実践研究所所長)    │ とエンパワメントの視点から〜」│
├────┼──────────────┼────────────────┤
│講座6 │平沢安政さん(大阪大学大学院│「社会教育における       │
│10月3日│教授)           │     人権教育のすすめ方」 │
└────┴──────────────┴────────────────┘          

 参加者からは、「日常生活の何気ないことのなかに人権を考える切り口が
あることがよくわかった」「地区懇での具体的な進め方をイメージすること
ができた」などのご意見をいただいています。

 なお、各講座の概要については、後日、次のページでお知らせする予定で
す。 http://www.pref.nara.jp/jinkenk/     

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 【 今 、学 校 で は‥‥ 】
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┏━━━┓    新しい時代を担う子どもの育成をめざして
┃小学校┃     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━┛           川西町立唐院小学校 校長 西川 恵三

 本校は、明治7年に開校した歴史と伝統のある学校です。周りには田園地
帯が広がり、東には巨大な「島の山古墳」、西には「飛鳥川」が流れていま
す。児童数は年々減少して、現在約80人となっています。

 このような小規模校ですが、1周 200mのトラックをもつ広い運動場があ
り、特色ある教育の一つとして1年間を通じて朝の駆け足を実施しています。
元気いっぱい広い運動場を走ることで、健康づくりや体力の向上、強い意志
をもった児童の育成に努めています。また、運動会では「総合的な学習」の
なかで掘り起こした『唐院音頭』を踊り、郷土心を養う取組もしています。

 情報教育にも力を注ぎ、コンピュータ室では一人1台ずつ使用して学習し
ています。パソコンが整備充実していて、校内はLANで結ばれ、全教室に
パソコン等の機器を設置し、天井吊りのビデオプロジェクタもとりつけても
らっています。このためパソコン、OHC、ビデオ等にすぐに接続でき、イ
ンターネットを利用したりして、教育効果を一段と上げています。 

 子どもたちの学習の成果や学校生活の様子を知ってもらおうと、学校ホー
ムページを開設し、親しみやすいページ構成を心がけ、新鮮で豊富な情報の
発信に努めています。その結果「全日本小学校ホームページ大賞」(通称J
−KIDS大賞2005)の県代表校に3年連続で選ばれています。

 また、今年は「表現力を高める指導法の工夫」を教員の研修テーマとし、
語彙力をつけるため、2学期から週1回の朝の読書タイムにも取り組んでい
ます。今後も少人数の特性を活かし地域とも連携しながら、ひとり一人を大
切にして、確かな学力とたくましく生きる子の育成をめざし、さらに努力し
ていきたいと考えています。

 *唐院小学校のホームページは、こちらへ。   http://www2.ocn.ne.jp/~toinsho/
 *この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/photogallery/index.htm

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┏━━━┓        部活・総合・体験
┃中学校┃         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
┗━━━┛          香芝市立香芝東中学校 校長 尾山 隆子

 創立22年目を迎えた香芝東中学校。二上葛城連山を望む真美の地に本校は
あります。生徒数は 618名。本校では、保護者や地域から信頼される明るく
楽しい学校づくりと心豊かでたくましい生徒の育成をめざして次の取組を進
めています。

 17の部活動(体育系11・文化系6)では、全国大会・近畿大会をねらう部、
地域に根ざした活動をする部、幼・小と連携し交流を進める部、ユニークな
活動に励む部など、放課後や休日は特色ある多彩な活動を繰り広げています。

 総合的な学習の時間は、次のように運用し、積極的に取り組んでいます。
 ○第1学年「研究科」・・・様々なテーマで研究を進めていくための基礎
   的な学習(観察・調査・データ処理・発表)を行います。
 ○第2学年「国際理解」・・お互いの国を理解するための実践的コミュニ
   ケーション能力を養う学習(自己紹介・人や物の紹介・自国紹介等)
   をALT(外国人英語補助教員)と一緒に行います。
 ○第1・2学年「表現体育」・組立体操・ダンスの基本練習を行います。
 ○第3学年「表現音楽」・・歌唱や器楽演奏を通じて音楽で自分の思いを
   伝え、アンサンブルで表現力を高めて発表します。

 また、体験学習では、文化庁「本物の舞台芸術体験事業」オペラ鑑賞会、
異文化理解教育講演会、ゲストティーチャー講演会、職場体験、スキー修学
旅行などを行っています。

 そして、今年度は特に美しい教育環境つくりと挨拶の定着に努めています。
環境は人をつくり、挨拶は人とのつながりをつくります。明るく楽しい学校
と豊かな心を育てる教育推進の一助になればと願っています。

  *香芝東中学校のホームページは、こちらへ。 http://www.k-higashityugaku.ed.jp/
 *この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/photogallery/index.htm

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 【 高校入試制度 情報コーナー 】            第14回
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      中学生のみなさんへ −志望校を考えるために−
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            学校教育課

 中学校3年生のみなさんにとって、卒業後の進路についてより具体的に考
える時期がやってきました。保護者の方々を交えて担任の先生と「将来、ど
のような道に進もうか」「高校に行くとしたら、どの学校に進学しようか」
など、話し合っておられることでしょう。また、行きたいと思う高校のオー
プンスクールに参加したり、その高校を見学したりしておられることと思い
ます。

 今回は、みなさんが「行きたい高校」を決める上で、特に大切にしていた
だきたいことを紹介します。

 1 「好きなこと、得意なことは何か」「将来、どのような仕事に就きた
  いか」などについて整理してみましょう。

 2 「好きなこと、やりたいことをするには、どの高校に行くのがよいか」
  「得意な分野を伸ばすのには、どの高校に行くのがよいか」について考
  えてみましょう。

 3 「この高校に入学したいな」「この高校は、どんな学校なんだろう」
  と思う学校の情報を集めましょう。
   各中学校には、県内の公立高校を紹介する冊子を配布しています。ま
  た、各高校ではホームページに様々な情報を掲載しています。先輩のア
  ドバイスを聞いたり、各高校が実施するオープンスクールに参加したり
  するのも一つの方法です。
   なお、11月11日(金)、12日(土)には、県立教育研究所(磯城郡田原
  本町秦庄 近鉄橿原線笠縫駅から南西へ600m)で、「奈良県産業教育フ
  ェア」を開催します。このフェアでは、職業に関する専門学科の実習で
  製作した作品を展示したり、実習の一部を実演したりしています。

 4 特色選抜を受けようと考えている人は、各高校で行われる特色選抜の
  内容を「高校別実施概要」の冊子で、よく調べましょう。この冊子も、
  各中学校へ配布し、ホームページにも掲載しています。

 5 自分の得意なことは、意外と自分で気がつかない場合もあります。担
  任の先生、保護者、友だちなどに相談すると、自分では気づいていない
  自分の良さがわかることがあります。

 以上のようなことをよく考えたり、ノートに整理したりして、自分の「行
きたい高校」を探してください。きっとみなさんの希望に合う高校が見つか
るでしょう。

  *関連のページ
  平成18年度奈良県立高等学校入学者募集要項
      http://www.pref.nara.jp/gakko/youkou/17nyuyoukou.htm
  平成18年度奈良県立高等学校入学者選抜高校別実施概要
   http://www.pref.nara.jp/gakko/gaiyou/gaiyou.htm
  平成17年度奈良県公立高等学校等紹介
   http://www.pref.nara.jp/gakko/gakkosyokai/gakkoindex.htm

  *担当:学校教育課 学事係(0742-27-9851)

┏━☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 「高校入試制度」について、読者の皆さんからのご質問をお受けしま ┃
┃す。ご質問は、メール( kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp )でお寄せ ┃
┃ください。                            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★━┛

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 【 はっしん! みんなの夢 】             
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┌──◇■□───────────────────────────┐
│ 「奈良県教育の日」啓発標語募集で最優秀となった県立平城高校の森│
│本さんが標語「未来への 夢のかけ橋 学びから」に込めた思いと夢を│
│テーマにメッセージを寄せてくれました。             │
└───────────────────────────□■◇──┘ 

                  夢へと・・・
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 県立平城高等学校 1年 森本 真弥
  
 今回は「奈良県教育の日」啓発標語募集で最優秀賞に選んでいただき、あ
りがとうございました。受賞したと聞いた時は本当に驚きました。自分の名
前とともに標語がポスターに載っているのを見て、とても嬉しく、また、今
でも信じられない思いです。
  
 ―未来への 夢のかけ橋 学びから− という標語の「学び」は、学校で
の学習はもちろん、様々な経験から得ることのできる「学び」という意味で、
どんな小さな学びでも夢へとつながるという思いを込めて創りました。

 私は吹奏室内楽部に入っていて毎日の活動に精一杯取り組んでいます。部
活動では、多くの友達や憧れの先輩といっしょに一つの音楽を作る喜びがあ
ります。もちろん楽しいことだけでなく、つらいこともあります。しかし、
友達や先輩に支えられ、練習を重ね、上達できる嬉びで毎日がとても充実し
ています。

 今のところ私の「未来への夢」は、はっきりとは決まっていませんが、多
くのことを経験し、そこから学ぶことで自分の夢が見えてくると思っていま
す。どんなことにも力を抜かず、今できることに一所懸命チャレンジし、高
校時代に自分の夢のかけ橋を築いていくつもりです。

 *本年度のポスターは、次のページでご覧いただけます。
   http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyoikunohi/poster/17posleaf.htm

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 【 お 知 ら せ 】     
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■ ご覧ください! 県高等学校総合文化祭 ■
 「まほろばの うるわしき華を 創る情熱 感じる心」をテーマに県高等
学校総合文化祭が行われています。高校生の文化部活動の成果をぜひご覧く
ださい。
 期間:10月23日(日)〜11月24日(木)
 場所:各部門により異なります。詳しくは、次の奈良県高等学校文化連盟
    のホームページをご覧ください。 http://www.ac-nara.jp/
 また、式典及びデモンストレーション、部門別発表・展示・競技会などが
行われる総合発表の日程は次のとおりです。
 期日:11月23日(水・祝) 13:30〜16:00
 場所:奈良県文化会館国際ホール(奈良市登大路町6-2)

■ 橿原考古学研究所「公開講演会」 ■
 期日:11月3日(木) 
 場所:御所市民会館(御所市三室111)
 対象:県民、1,000人(当日参加も可能)
  考古学研究所の調査成果を発表します。 
 *担当:橿原考古学研究所(0744-24-1101)

■ 県立図書情報館 開館記念企画展示 ■ 
 県立図書情報館(奈良市大安寺西1-1000)の開館を記念して、下記の企画
展示を行います。入場は無料です。 
○「手塚治虫の奈良〜「電子顕微鏡」と「キトラ古墳」〜展」
 期間:11月3日(木)〜平成18年1月19日(木) 
 会場:2階メインエントランスホール 
 協力: (株)手塚プロダクション 
  手塚治虫が医学博士の学位を奈良県立医科大学で取得したことをご存知
 ですか。また手塚作品の重要なテーマのひとつに「古代文明」があげられ
 ることを・・・。本展では手塚治虫と奈良とのかかわり、知られざる足跡
 を大和路にたどります。
 ○「ドイツの200冊 1960−2000〜「美しい本」を創るために〜展」
 期間:11月3日(木)〜12月4日(日) 
 会場:3階ブリッジ 
 協力:凸版印刷株式会社 印刷博物館 
 後援:ドイツ連邦共和国総領事館、東京・京都ドイツ文化センター 
        (「日本におけるドイツ2005/2006」公式行事)
  国際的な情報交流機能のはじまりを象徴するイベントとして、毎年ドイ
 ツで開催されている「ドイツのもっとも美しい本」コンクールの40年間に
 わたる受賞作品を展示します。美しい本の数々をお楽しみください。
 *担当:県立図書情報館(0742-34-2111) 
 http://www.library.pref.nara.jp/oshirase/openning.html

■「奈良県教育の日」啓発標語・ポスター原画展 ■
 期間:11月7日(月)〜11日(金) 
 場所:県庁東棟1階県民ホール(奈良市登大路町30)
 対象:県民
  平成17年度「奈良県教育の日」啓発標語・ポスター原画入賞作品を展示
 します。 *担当:教育企画課(0742-27-9830)

■ 第14回「奈良県産業教育フェア」 ■
 期日:11月11日(金)〜12日(土) 
 場所:県立教育研究所(田原本町秦庄22-1)
 対象:県民、中学生・高校生
  職業学科に学ぶ生徒が日頃の学習の成果について、発表や展示を行いま
 す。 *担当:学校教育課 高校教育係(0742-27-9854)

■ 野外活動リーダー養成講座−はやま森の学校− ■
 期日:11月12日(土)〜13日(日) 1泊2日
 場所:県立青少年野外活動センター(奈良市都祁吐山町2040)
 対象:小学校5年生〜中学3年生、100人
  大和高原の自然の中で、様々な野外活動やキャンプ生活を行い、基礎的
 な知識や技能を身につけるとともに、将来、地域のリーダーとして活躍す
 る人材を養成します。 *担当:県立青少年野外活動センター(0743-82-0508)

■ ご覧ください! 教育長のページ ■
 教育長が行った講義等の概要を集めた教育長のページを開設しました。奈
良県の教育や教育改革の現状についてわかりやすく説明しています。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyouikutyou/

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■□■ ご活用ください! なら・まなびねっと「イベント・ナビ」■□■ 
 │        http://www.llis.pref.nara.jp/        │ 
 └──────────────────────────────┘

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 【 新 着 情 報 】                               
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◎県教育委員会ホームページに次の情報を掲載しました。      

○「奈良県民教育フォーラム」における「教育長からの提言」 教育企画課
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kougi/kenmin/teigen171031.htm
○教育長のページ                     教育企画課
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyouikutyou/
○公立高等学校入学志願許可申請者への説明会        学校教育課
 http://www.pref.nara.jp/gakko/nyu171005
○平成18年度 県立高校再編リーフレット       県立学校企画調整室
 http://www.pref.nara.jp/gakkok/k180.html
○平成18年 奈良県公立学校教員採用候補者試験第二次選考結果 教職員課
 http://www.pref.nara.jp/kyosyoku/saiyousi4.htm
○「奈良県教育の日」の関連行事              教育企画課
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyoikunohi/17gyouji/

◎県立教育研究所のホームページに次の情報を掲載しました。

○平成17年度「教職員のための冬の公開講座」のお知らせ
 http://www.nara-c.ed.jp/keiei/toukikoukai/index.htm
○「ニートについての考察 −対人関係−個人的関係から社会関係へ−」
 http://www.nara-c.ed.jp/soudan/neet/neet.html

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  【 県政公開ニュース 】  ◇ 10月15日〜10月31日 ◇
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■10月28日 平成17年度 「奈良県教育の日」「奈良県教育週間」の行事 (教育企画課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/510600-051028154712_M08414.html
■10月28日 県立図書情報館CGコンテスト入賞作品 (生涯学習課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/510700-051026135312_M08405.html
■10月28日 平成17年度 奈良県公立学校優秀教職員表彰 (教職員課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/511000-051025085626_M08404.html
■10月28日 第14回 奈良県産業教育フェアの開催 (学校教育課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/511500-051028084741_M08406.html
■10月28日 平成17年度 奈良県文化財保護功労者 (文化財保存課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/513500-051027093640_M08407.html
■10月28日 第23回 橿原考古学研究所公開講座の開催 (文化財保存課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/513500-051027102912_M08408.html
■10月28日 重要文化財(建造物)東大寺二月堂の国宝指定 (文化財保存課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/513500-051024142806_M08415.html
■10月24日 第2回「手伝い・あいさつキャンペーン」の実施! (教育研究所) 
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/511520-051020160051_M08373.html
■10月18日 奈良県立図書情報館防災訓練 (生涯学習課) 
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/510700-051006123018_M08361.html
■10月17日 奈良県立図書情報館への寄贈式の開催 (生涯学習課) 
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/510700-051014110323_M08351.html
■10月17日 県立図書情報館第1回開館記念講演会の申し込み開始 (生涯学習課) 
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/510700-051014110638_M08352.html

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  【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします! ◇
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○広 報 広 聴 課        「大仏さんのつぶより情報」
○地 域 政 策 課        「まほろば*地域づくり情報」
○県 民 生 活 課        「ボランティア情報誌 Vio」
○健 康 増 進 課        「健康21ファンクラブ通信」
○県森林技術センター      「ならの農業と園芸」
○県立図書情報館        「Lib Info NARA−奈良県立図書情報館通信」
○奈良県代官山iスタジオ    「代官山で愛ましょう!」
○県子育て家庭サポートセンター 「子育てメールなら」
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  【 編 集 後 記 】 
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 読者の皆さん、こんにちは。花屋の店頭にポインセチアが並び、書店にも
年賀状のコーナーができています。今日、11月1日は「奈良県教育の日」。
今号では、【 教育の日に寄せて 】のコーナーを設けて随想2編を掲載した
記念号をお届けしました。

 さて、「奈良県教育週間」の行事が各地で行われています。また、奈良県
芸術祭参加の催しや、美術館・博物館などの文化施設の入場料(原則として
常設展)が一定期間、無料になる「関西文化の日」もあって、楽しみの多い
11月。家族そろって楽しい時間をお過ごしください。

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◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせていた
  だきます。 
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。
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        発行:奈良県教育委員会事務局 教育企画課      
          〒630-8502 奈良市登大路町30番地           
         TEL 0742-22-1101(代表) 内線 5353     
           0742-27-9830(直通)
           kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp              
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