令和6年2月19日(月曜日)、奈良県立ろう学校おいて、「奈良タイム・総合的な探究の時間」学級内発表会が行われました。
奈良県立ろう学校では「自己の生き方を考えること」「コミュニケーション能力を養うこと」等を目標に、教育課程を介してボランティア活動や地域の行事に参画するなどして地域と協働をしながら教育活動を進めています。
生徒たちは、「奈良タイム・総合的な探究の時間」を通じて、奈良について今まで知らなかったことで、興味のあることを探究テーマとして取り上げ、フィールドワーク等を通じて学びを深めていきました。まとめの授業で、調べたことを、校内学習発表会で発表しました。
取材当日は、最初に、生徒たちが、校内学習発表会のフィードバックを行い、その後、「これから、他者に奈良の良いところを広めるならば、どういうところを、どのように広めるか。」をテーマに、広めたいもの、その広め方について学びを深め、授業の最後に、学びの成果の発表を行いました。
「奈良の手芸について調査しました。その中で興味をもった布手芸で、鹿に関連する物を製作したいと考えた結果、学校のマスコットキャラクター(ならっちー)をフェルトで作りました。その過程をパワーポイントにまとめて、学習発表会でみんなの前で発表しました。緊張したけれども手話を使って話すことができました。」と生徒は話していました。
今年度の活動を通じて「全校児童生徒へ向けて、筒井の中にあるろう学校、引いては奈良県の中にあるろう学校を再認識し地域との繋がりを実感することができた。」「今後も、多くのことに興味を持ち、学んだことが、進路につながることを期待している。」と担当教員は話していました。