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県政HOTニュース
あらい日誌
 
荒井知事 再任!
4月10日に行われた奈良県知事選挙の結果、荒井正吾さんが再選を果たしました。
 二期目、第50代奈良県知事に再選された荒井知事(66歳)。4月12日に行われた当選証書付与式では、白井皓喜(しらいこうき)選挙管理委員会委員長から当選証書が手渡され、白井委員長が「県民があなたの行政手腕に大きな期待を寄せ、支持を表したものです。今後とも県民のために、ご活躍いただくことをお願いします」と挨拶されました。それに対して、荒井知事は「期待に応えられるよう、気持ちを日々新たにして精進していきたい」と意気込みを述べました。
 今後、荒井知事は、これまでの4年間で見えてきた課題に取り組んでいくことになります。
当選証書を受け取る荒井知事 当選証書を受け取る荒井知事

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高齢者が自宅で安心して暮らせるように
3月22日、県庁において、「奈良県と市民生活協同組合ならコープとの高齢者の生活支援に関する連携協定」(以下、「連携協定」)が締結されました。生活協同組合と都道府県とが、高齢者の生活支援に関して協定を締結するのは、全国で初めてのことです。
 奈良県では、高齢者の一人暮らし世帯や高齢者夫婦世帯が増えており、多くの高齢者が食事の準備や日常の買い物に不安を感じているのが現状です。
 そこで、その食事や買い物など日常生活をサポートし、高齢者が住み慣れた自宅で暮らし続けることができるように、今回の連携協定を締結しました。ならコープは独自に、配食や県内全域に個別配達などに取り組んでおり、そこに奈良県が連携することで、新たなサービス提供に取り組みます。具体的には、個別宅配サービスを充実させたり、移動販売車による生活用品の販売などを進めていきます。また、配食や宅配の際に利用者の健康状態を確認するなどの見守り支援システムの構築も行っていきます。
連携協定を締結する荒井知事と、ならコープ理事長の森宏之さん 連携協定を締結する荒井知事と、ならコープ理事長の森宏之さん
問 県長寿社会課
tel 0742-27-8540
fax 0742-27-3075

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〜古事記完成1300年記念 プレ・イヤー フォーラム〜 「今、記紀万葉が語ること」
3月13日、県橿原文化会館で「今、記紀万葉が語ること」をテーマに、古事記完成1300年記念 プレ・イヤー フォーラムが開催されました。
 県では、712年の古事記完成から1300年を迎える2012年と、日本書紀完成1300年の2020年をつなぎ、「古事記」「日本書紀」「万葉集」に代表される奈良県ならではの歴史素材を活用し、奈良の魅力を再発見する取り組みである「記紀・万葉プロジェクト」を展開します。(特集に詳しく記載)今回はその最初となるものです。
 冒頭、この度の大震災の発生を受け、参加者一同による1分間の黙祷(もくとう)が捧げられました。荒井知事は、被災者に対する哀悼の意を表したのち、「奥深い本物の奈良の魅力をじっくりと体感していただきたい。今日はそのキックオフです」と挨拶しました。
 県立万葉文化館館長の中西進(なかにしすすむ)さんと県立図書情報館館長の千田稔(せんだみのる)さんの2人が基調講演されました。中西さんは「古事記・日本書紀・万葉集は関連しあっており、それぞれ古代人の心のドラマが綴(つづ)られている」、千田さんは「たくさんのアジアの物語が取り込まれて古事記は成立している。古事記を読むことは広い国際社会へと出て行くことに他ならない」と話されました。
 その後、記紀とゆかりの深い島根県荒神谷(こうじんだに)博物館館長の藤岡大拙(ふじおかだいせつ)さんが「出雲神話の世界」と題する講演を行い、島根県西部に伝わる石見神楽(いわみかぐら)の「大蛇(おろち)」が演じられました。
 最後にパネルディスカッションでは、県立橿原考古学研究所所長の菅谷文則(すがやふみのり)さんも加わり、「記紀・万葉集と奈良」をテーマに「古事記」「日本書紀」「万葉集」の魅力と「本物を楽しむ地・奈良」について意見を交わしました。
挨拶をする荒井知事 挨拶をする荒井知事
 
パネルディスカッションの様子 パネルディスカッションの様子
 
多くの人でにぎわう記紀・万葉ゆかりの地のPRブース 多くの人でにぎわう記紀・万葉ゆかりの地のPRブース
 
基調講演の様子 基調講演の様子
問 県ならの魅力創造課
tel 0742-27-8975
fax 0742-27-7744

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