教育改革に関する「県民5.000人アンケート」について
(概況速報)
県教育委員会では平成12年8月に「奈良県教育懇談会」を設置し、地方分権時代の奈良県にふさわしい教育改革のあり方について、様々な視点で討論をお願いし、昨年11月6日には「教育改革のための中間提言」として主に基礎的な発達段階にかかわる教育改革について具体的な改革プランの提言を受けました(既報)。
県教育委員会では、これらの改革プランを中心に、県民の方々の教育改革に関する率直なご意見を聞くために、無作為抽出による県民5.000人を対象に、本年1月に標記のアンケートを実施しました。
その概況速報は以下のとおりですので、お知らせします。
記
<アンケートの概要>
○調査目的:教育改革に関する県民意識の調査
○調査対象:県民約5.000人(無作為抽出)
○調査方法:郵送
○調査時期:平成14年1月
〇質問項目
-
- 最後の問30は、様々の分析に役立てるため、回答者自身について次の項目を聞いている。→性別、年齢、配偶者の有無、子育て経験の有無等。なお、無記名調査。
〇これまでの経過
<調査結果> −概況速報−
○回収率
回収率は60.6%で、予想外に高い回収率になった。これは県民の教育改革に対する関心が非常に高いことを示している。
<データ> |
・発送数 |
5,060 |
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・有効発送数 |
5,011 |
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・宛先不明 |
49 |
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・回収数 |
3,042 |
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・白紙回答 |
6 |
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・有効回収数 |
3,036 |
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・回収率 |
60.6% |
〇回答者の属性
回答者の属性集計は、男性の回答が39.3%、女性の回答が56.9%です。(無回答率は3.8%)
年齢階層別では50歳代の回答が23.1%で最も高く、ついで40歳代18.9%、60歳代16.6%、30歳代16.2%と続く。
また、回答者の76.5%(約4分の3)が子育て経験ありと答えている。
<データ> |
性別 |
男性:39.3% |
女性:56.9% |
無回答:3.8% |
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年齢階層別 |
20歳代 : |
11.9% |
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30歳代 : |
16.2% |
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40歳代 : |
18.9% |
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50歳代 : |
23.1% |
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60歳代 : |
16.6% |
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70歳以上: |
8.7% |
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無回答 : |
3.9% |
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配偶者 |
あり:73.8% |
なし:21.4% |
無回答:4.8% |
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子育て経験 |
あり:76.5% |
なし:19.7% |
無回答:3.9% |
〇集計結果(単純集計)
問1から問27まで(除く問6)は具体的な教育改革プランについて、四肢択一方式(賛成/どちらかといえば賛成/どちらかといえば反対/反対)で尋ねているが、どの設問も「どちらかといえば賛成」も含めると、約7割〜9割の賛同を得ている。
問6は、公立幼稚園の依頼によるボランティア参加意向を尋ねる三肢択一方式(参加したい/機会があれば参加したい/参加したくない)で、「機会があれば参加したい」を含めると、約7割の参加の意向がある。
○今後の予定
アンケート結果については教育懇談会で様々の視点から分析をお願いし、今後の教育行政の展開にあたって貴重な資料として役立てていきたいと考えています。なお、最終の結果報告はまとまり次第、改めて広報します。
最後に、今回の「県民5.000人アンケート」調査にご協力いただいた回答者の方々及びご家族の方に厚くお礼を申しあげます。
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