第  5 3  号 
                                  
                                  
    ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇  
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    ■■■■■■■■◆   ◆  「E−夢 はっしん !」 ◆  
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  ■■■■■■■▼         平成17年8月1日(月)       
  ■■■■■■            ≪ 第 53 号 ≫           
   ■■■          ‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥    
  
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        発行:奈良県教育委員会事務局 教育企画課
         http://www.pref.nara.jp/kyoiku/
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     ──◆─◇◆◇──┤ 目 次 ├──◇◆◇─◆── 
              └─────┘     
【 巻 頭 言 】
 ○ 「大人」 (県立教育研究所 副所長 赤井繁夫)

【 教育委員会の動き 】 
 ○ 高校生の行政インターンシップ、実施中! (学校教育課)
 ○ 「人権教育シンポジウム」を開催しました! (人権教育課)
 ○ 「絵本ギャラリー in 奈良」−絵本を通して家族のふれあいを− (県立教育研究所)

【 今、学校では‥‥ 】 
 ○ めざす子ども像と指導の重点「ファイヤー」 (生駒市立あすか野小学校長  山口健悟)
 ○ カナダの姉妹校との交流 (御所市立葛上中学校長 野口光久)
 
【 高校入試制度 情報コーナー 】 第9回 
 ○ 中学生の皆さん、「行きたい高校」を考えましょう! (学校教育課)

【 これからの教育 私のビジョン 】
 ○ 「学習時代」の幕明け (県立教育研究所 教科指導部 学習指導係長 森本 理)

【 お知らせ 】 【 新着情報 】 【 県政公開ニュース 】 

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 【 巻 頭 言 】   
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             「大 人」
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 県立教育研究所 副所長 赤井 繁夫

 先日、奈良県警察等主催の「青少年健全育成 奈良県大会」が開催され、
その中で、中学生が身近な非行について話し合うパネルディスカッションが
ありました。12名の中学生が発言した中に、「外見で判断するのではなく、
内面を見て」「子どもの心の変化に細かく気付いてあげて」などの意見とと
もに、「大人は子どもにとって、頼れる存在であってほしい」という発言が
あり、聴衆の反応もひときわ大きくなりました。

 私は50代半ばですが、子どもの頃の自分の目に映っていた50代の人という
のは、完成された大人として見えていたように記憶するのですが、いざ、自
分がその年齢になると、「なんだ、これは!」と感じています。このように
受けとめているのは、私だけではなさそうで、精神医学の世界では「大人は
30歳から」というのは、以前からなかば公式見解だそうですし、40代の評論
家の宮崎哲弥さんは「いまでも『大人になったら何になろうか』と考える」
という趣旨の発言をしています。また、作家の立松和平さんも「人生の現在
地」というエッセイの中で、50代になって見えてきたことについて書いてい
て、そこで「まだまだ迷っているぞ、私は」と声高らかに、開き直って(?)
います。みなさんは、いかがでしょうか。

 論語では、40歳が不惑ですが、それは、せいぜい人生50年の頃のこと、今
は人生80年です。年齢の7〜8掛けぐらいと受けとめておくのが丁度いいの
かもしれません。

 思春期があれば、思秋期もあるかもしれません。中年クライシスもあるか
もしれません。子どもだけでなく、大人もまだまだ成長途上にあり、だれも
が、様々な体験を積み重ねながら、完成(死)へと向かっています。「大人
は子どもにとって、頼れる存在であってほしい」という中学生の言葉を私た
ちはしっかりと受けとめなければなりません。

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 【 教育委員会の動き 】
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       高校生の行政インターンシップ、実施中!
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
                            学校教育課

 県教育委員会では、就業体験を通して望ましい勤労観、職業観を身に付け
ることを目的に、高校生のインターンシップ事業を推進しています。

 昨年度から、受入事業所の拡大と、より多様な職場でのインターンシップ
を可能にすることをめざし、県庁各課・出先機関において、行政インターン
シップを実施し、県立高校生64名の受け入れを行いました。 

 本年度は、「奈良県キャリア教育プラン」をより一層推進するため、各部
局の協力のもと、県中南部地域での実習先の確保も図りながら、夏期休業中
の三日間、1・2年生が在籍する全ての県立高校から 109名の実習生を受け
入れています。 

 このような県レベルの行政インターンシップは全国で本県を含めて3県が
実施していますが、知事部局を中心とした受入れは他県に見られない本県の
特徴です。
 
 実習内容としては一般的な事務処理実習のほか、JR奈良駅連続立体交差
事業に伴う諸業務(JR奈良駅連続立体・街路事務所)、青少年海外派遣事
業出発準備作業(青少年課)や結婚応援団・子育て応援団の団員募集活動の
補助(こども家庭課)、防災航空隊の業務体験、消防学校業務の手伝い(消
防防災課)など、県庁外での体験的な実習も含まれています。

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      「人権教育シンポジウム」を開催しました!
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            人権教育課 

 「差別をなくす強調月間」行事の一環として、7月13日(水)、県社会福
祉総合センターにおいて、「人権教育シンポジウム」を開催しました。この
シンポジウムは、人権教育のより一層の推進を図ることを目的にしたもので、
各市町村から教育関係者等(教育委員長、教育委員、教育長、社会教育委員
会議議長、社会教育委員、教育委員会事務局職員等) 212名の参加がありま
した。

 本年度は、CAP西大和の皆さんによる「子どもへの暴力防止プログラム
の実演」と、「子どもの人権を考える〜生きる力のみなもとへ〜」と題した、
森田ゆりさん(エンパワメント・センター主宰)、仲川順子さん(ならNP
Oプラザ代表)による対談を行いました。対談では、子どもたちを取り巻く
様々な状況や子どもたちに身につけてほしい力などについて語っていただき
ました。

 参加者から積極的に質問の声もあがり、子どもたちの人権を考える参加者
の熱意が伝わってくるシンポジウムとなりました。

 なお、今回のシンポジウムは、第1回社会教育関係団体人権教育研修会と
も兼ねて行いました。

 *関連のページ http://www.pref.nara.jp/jinkenk/kensyu/h172005/index.html
 
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  「絵本ギャラリー in 奈良」−絵本を通して家族のふれあいを− 
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     
                          県立教育研究所 

 県教育委員会では、平成13年度から、毎月第3日曜日を「家庭教育・家庭
の日(いきいきサンデー)」と定め、8月のこの日を含む1週間を家庭教育
推進週間として設定しています。家庭教育推進週間支援事業の一つとして、
8月20日(土)と21日(日)の2日間にわたって、第6回「絵本ギャラリー
 in 奈良」(同実行委員会主催・県教育委員会他後援)が開催されます。県
立教育研究所では、毎年この催しに参加しており、楽しいイベントをたくさ
ん用意して、家族のふれあい促進に努めています。

 日時:8月20日(土)・21日(日)  10:00〜16:00
 場所:奈良教育大学(奈良市高畑町、市内循環バス高畑町下車)
 内容:絵本作家や児童文学者、児童書作家の講演、ミッフィーとうたおう
    コンサート、一日文庫、さわる絵本、木工クラフトなど、楽しいイ
   ベントが用意されています。詳しくは次のページをご覧ください。
    http://www.nara-shimbun.com/special/ehon2005/ehon2005_info.html

 また、本県では、平成15年度に奈良県子ども読書活動推進計画を策定し、
その計画に基づき、子どもの読書活動に関する施策を展開しています。乳幼
児期から親が子に絵本の読み聞かせをしたり、親と子が一緒に本を読だりす
るといった体験を通して、子どもと読書の出会いが形成されていきます。

 参加いただいた方にとって、家庭での読書活動の大切さを認識していただ
く機会を提供となることを願っています。

 担当:家庭教育部(07443-3-8901)

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 【 今 、学 校 で は‥‥ 】
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┏━━━┓   めざす子ども像と指導の重点「ファイヤー」        
┃小学校┃    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
┗━━━┛         生駒市立あすか野小学校 校長  山口 健悟
              
 現在校区内で、平成18年3月開業予定の京阪奈新線の駅舎及び周辺整備工
事が進み、住宅建設等、開発がおこなわれています。

 本校の児童は全体的に活発で、明るい子どもたちが多いという印象があり
ます。しかし、生活環境の変化や習い事等で、外遊びや集団遊びの場面や機
会を奪われている子どもたちは、自分の思いを人に伝えられなかったり、自
分勝手な行動を取ったりすることも見られます。また、子どもたちの課題と
して、人や自然と関わる力が弱いことが考えられます。そこで、本校では、
「お互いがつながりあえるなかまづくり」をねらいとして、「ファイヤー」
と名付けた活動に継続的に取り組んでいます。

1.「フ」 ふれあいタイム(相互理解‥‥共通の喜び・認め合い)  
  毎週木曜日の朝20分間。班活動(集団遊び、ゲームなど)や行事を通し
 て同学年だけでなく縦割りの異年齢の子どもたちとの関わり方を学ぶ場と
 して設定しています。
2.「ァ」 あすかのタイム(基礎・基本)
 月・火・金曜日の朝、15分間。漢字学習・音読・読書・発表等、国語の
 基礎学力を伸ばすことをねらいとする取組です。
3.「イ」 いきいきタイム(豊かなかかわり)
  3年生〜6年生の「総合的な学習の時間」の総称。子どもたちの「自ら
 学ぶ力」(課題の見つけ方・調べ方・解決の方法・まとめ方・伝える方法
 など)を育てるための学習の時間です。
4.「ヤー」 やまびこタイム(自己表現)
  1・2年生で、週1時間。3〜6年生では、国語の時間内で取り組んで
 います。音声表現(発声・発音)、スピーチなどを中心とした表現能力の
 育成を目的とする取組です。

 「あすかのタイム」「やまびこタイム」で育まれた力を「ふれあいタイム」
「いきいきタイム」で行動と結びつけて実践することで、子どもたちのコミ
ュニケーション能力を伸ばし、生きる力を育てていきたいと考えています。
 
  *あすか野小学校のホームページは、こちらへ。 
 http://www.ed.city.ikoma.nara.jp/school/asuka-e/
 *この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/photogallery/index.htm

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┏━━━┓       カナダの姉妹校との交流
┃中学校┃        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
┗━━━┛           御所市立葛上中学校 校長 野口 光久

 本校では国際理解教育の一環として、カナダ・ブリティッシュコロンビア
州にある、ロバートベイトマン中高校との交流を続けてきました。1989年、
県のAET(英語科指導助手)として本校を定期的に訪問していただいてい
たキャサリン・グッドマン先生が橋渡しとなり、当時はまだなじみのうすか
ったパソコン通信での交流が始まりました。

 お互いの地理や歴史、文化や習慣を紹介しあったり、美術作品や自主制作
ビデオを航空便を使って交換したりと交流は深まり、1992年に最初の生徒の
交換交流が実現しました。カナダから11名の生徒と4名の教師、保護者が葛
上中を訪れ、素晴らしい出会いと交流が大きな感動を生みました。翌年の3
月には、葛上中の生徒と教師17名がカナダを訪問し、その後毎年、生徒交流
が続いています。

 ホームステイをしながら学校での授業に参加したり、郊外へフィールドワ
ークに出かけたり、また、保護者や地域の人々と心和む交流会を催したりと
2週間足らずの短い滞在ですが互いの異なった文化や生活を学ぶ素晴らしい
機会です。言葉や習慣は違っても共に生活することによって心が通い、多く
のことを学び合うことができます。現在はインターネットの発達でEメール
をはじめ普段の交流活動もずいぶん手軽にできるようになりました。これか
らもこの交流をさらに充実したものへと深めていきたいと願っています。

 *葛上中学校のホームページは、こちらへ。 http://www5.kcn.ne.jp/~katsujo/
 *この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/photogallery/index.htm

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 【 高校入試制度 情報コーナー 】            第9回 
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         中学生の皆さん、「行きたい高校」を考えましょう!
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            学校教育課

 夏休みの真っ最中です。中学3年生の皆さんは、1学期末の三者懇談で担
任の先生や保護者の方と卒業後の進路について話し合ったのではないでしょ
うか。先生方のアドバイスを受けて、高校入試に向けて決意を新たに、自分
なりの学習計画を立てた人もいると思います。

 長い夏休みを利用して、ぜひ、家族の方々と話し合いを深め、じっくりと
将来の進路を考え、得意分野を伸ばすことや不得意分野をなくすことをめざ
して学習に取り組んでください。また、各高校が行う中学生の体験入学にも
積極的に参加して、どのような学習ができるのか、どんな部活動があるのか、
どのような高校生活が送れるのかを調べ、「行きたい高校」を見つけてくだ
さい。体験入学の日程等は、次のページを見てください。
 http://www.pref.nara.jp/gakko/news503.pdf

 来年度の高校入試では、選抜方法などが大きく変わります。特に、平成18
年2月20日、21日に実施される特色選抜では、各高校ごとに実施検査の内容
が異なりますから、「どのような勉強をすればいいのか」不安を感じている
人も多いのではないでしょうか。

 しかし、特色選抜の受検を希望するからといって、現時点で、特別な勉強
をする必要はありません。むしろ、学校での学習や家庭学習、部活動、地域
での活動などを大切にして、幅広い力を身に付けておくことが大切です。

 ただし、特色選抜は高校ごとに「選抜の趣旨」や方法、調査書成績の取扱
い等が異なりますので、その内容をよく理解し、自分の得意な教科、特技な
どを生かしながら、自分の将来の夢、興味・関心のある分野に沿った志望高
校を選ぶことが大切です。

 なお、次の1〜3については、9月15日、16日に行う募集要項説明会で中
学校の先生方にお知らせする予定で、学校教育課のホームページにも掲載し
ます。
 1 各高校が特色選抜で実施する「作文・小論文」、「面接」、「実技検
  査」などの内容
 2 全日制普通科において一般選抜で、募集人員の一部(10%)を調査書
  成績を用いないで合否判定する制度を利用する学校名
 3 複数の学科がある高校での第2志望まで出願できる範囲

  *関連のページ
  県立高等学校入学者選抜制度改革方針 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/nyuusi/
 *「平成18年度奈良県立高校入学者選抜参考資料」(pdf)
   特色選抜:http://www.pref.nara.jp/gakko/tokusyoku601.pdf
   一般選抜:http://www.pref.nara.jp/gakko/ippan601.pdf
  *担当:学校教育課 学事係(0742-27-9851)

┏━☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
┃ 「高校入試制度」について、読者の皆さんからのご質問をお受けしま ┃ 
┃す。ご質問は、メール( kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp )でお寄せ ┃
┃ください。                            ┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★━┛ 

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 【 これからの教育 私のビジョン 】 「社会」「地理歴史」「公民」
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     「学習時代」の幕明け − study から learn へ−
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        県立教育研究所 教科指導部 学習指導係長 森本 理

  我が国の子どもは、「暗記は得意だが、思考や判断は苦手」という。な
ぜか。暗記中心の授業が多いからである。子どもは教員の言うとおりには
育たない。教員のするとおりに育つ。今こそ study から learn への授業
の転換が必要だ。

 授業は、おおむね「習熟場面」「揺さぶり場面」「探究場面」「表現場
面」の4場面から構成される。揺さぶり、探究、表現の各場面がない平板
の授業では、子どもは暗記するしかない。初めから答えが分かっている課
題には興味や思考などが高まるはずがない。そうなれば「関心・意欲・態
度」や「思考・判断」の観点からの評価もできない。今、授業に求められ
るのは、「解答」から「解決」への視点である。このことは、正岡子規や
柳田国男の論を持ち出すまでもなく、明治以来、指摘され続けてきた教育
の不易の部分である。

 例えば、歴史の授業を見ても、「歴史に学ぶ」授業という感覚が薄い。
「いつ、どこで、誰が‥‥」式の「過去を勉強する」授業が多い。過去の
史実を集めてみても歴史にはならない。歴史の授業には、歴史学者ではな
く歴史家の視点が大切である。学ぶということは先人の歩んだ道を、自分
も一緒に歩むこと。換言すれば、先人の言葉を通して先人の心を偲ぶ他人
探しの旅である。    

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 【 お 知 ら せ 】     
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■ 「子どもを犯罪の被害から守る条例」が施行されました! ■
 子どもが気に入るようなことを言って誘い込もうとしたり、嘘を言って
近づいたりするなど「子どもに不安を与える事案」は、依然として多発し
ています。県では、子どもの安全を確保するための手立ての一つとして、
「子どもを犯罪の被害から守る条例」を制定し、7月1日に公布。同日よ
り施行されています。 
 
 条例では、子ども(13歳未満の者)の生命又は身体に危害を及ぼす犯罪
を未然に防止し、子どもの安全を確保するための事柄について、定めてい
ます。詳しくは、次の奈良県警察ホームページをご覧ください。
 http://www.police.pref.nara.jp/kodomojourei/050701.htm

■ 参加者募集! 第11回 ぼくらのかっぱ教室 ■
 日時:8月28日(日) 10:00〜15:00(予定)
 場所:初瀬川 桜井市観光センター横(桜井市初瀬1593-2・近鉄長谷寺駅より徒歩10分)
  川に入って水生生物の観察を行います。大和川博士によるお芝居など
 もあって、夏休みの自由研究や絵日記におすすめです。対象は、小学生
 と保護者で、定員は 200人(先着)程度。無料です。申込み方法等、詳
 しくは次のページをご覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/kasen/news/info/kappa11/kappa11.htm
 担当:土木部河川課(0742-27-7504)

■ 参加者募集! はやまふれあいキャンプ ■
  日時:9月10日(土)〜11日(日) 1泊2日
 場所:県立野外活動センター(奈良市都祁吐山町2040番地)
  吐山の初秋、野原にテントを張り、山で野で小川で自然を感じ、家族
 の絆を深めてみませんか?
  参加費用は25歳以上2,680円、25歳未満2,610円、4歳未満 600円。家
 族・グループで 100人程度(応募多数の場合は抽選)。行事名、参加者
 の氏名、性別、年齢、連絡先明記の上、EメールまたはFAX、電話で
 8月26日までにお申し込みください。
 mail:yagai63n@vesta.ocn.ne.jp Fax:0743-82-2026 Tel:0743-82-0508

■ 絵画募集! 「みんなでつくる家族記念日100選」 ■
 県福祉部こども家庭局こども家庭課では、県内在住・在学の小学生の皆さ
んを対象に「みんなでつくる家族記念日 100選」の絵画作品を募集していま
す。家族で過ごした四季折々の出来事やイベントを絵に描き思い出を添えて
ください。締切は9月16日(金)必着。詳しくは、次のページをご覧くださ
い。 http://www.pref.nara.jp/kodomo/kinenbi/
 担当:こども家庭課 子育て支援グループ(0742-27-8603)

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■□■ ご活用ください! なら・まなびねっと「イベント・ナビ」■□■ 
 │        http://www.llis.pref.nara.jp/        │ 
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 【 新 着 情 報 】                               
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◎奈良県教育委員会ホームページに次の情報を掲載しました。      

○奈良県教育懇談会 第20回 討議の概要          教育企画課
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kondankai/kondan20.htm
○年度別 県立学校再編・統合に伴う在籍生徒(学年)の推移 県立学校企画調整室
 *HTML形式  http://www.pref.nara.jp/gakkok/d070-1.html
  *PDF形式   http://www.pref.nara.jp/gakkok/d070-2.pdf
○「『部落史の見直し』と学習の進め方」          人権教育課
 http://www.pref.nara.jp/jinkenk/textbook/200507/index.html
○奈良県立大学特別講義第12回「教育行政」教育長の講義概要 教育企画課
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kougi/kyouikutyoukougi.htm
○平成18年度 県立高校入学者選抜参考資料         学校教育課
 http://www.pref.nara.jp/gakko/17nyu-box.htm
○奈良学習旅行プラン・アイデア募集            学校教育課
 http://www.pref.nara.jp/gakko/kyokoplan.htm
○研修会(人権教育関係)の案内              人権教育課
 http://www.pref.nara.jp/jinkenk/kensyu/h172005/index.html
○県営プールの指定管理者募集について           保健体育課
 http://www.pref.nara.jp/hokent/siteikanri/pool.html
○明日香庭球場の指定管理者募集について                    保健体育課
 http://www.pref.nara.jp/hokent/siteikanri/asuka.html 

◎県立教育研究所のホームページに次の情報を掲載しました。

○「手伝い・あいさつキャンペーン」実施報告
 http://www.nara-c.ed.jp/katei/tetsudai/tetsudai1.htm
○小学校「英語教育」指導指針・小学校「早期英語教育」指導事例集
 http://www.nara-c.ed.jp/gakushi/eigo/index.htm
 
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  【 県政公開ニュース 】  ◇ 7月16日〜7月29日◇
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○全国大会に出場する『真美ヶ丘・下田スポーツ少年団』『平群スターズ』
 『西方パワーズ』の知事・県議会副議長表敬訪問について (保健体育課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/513000-050726093455_M07998.html
○県立高校生の行政インターンシップの実施 (学校教育課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/511500-050722085928_M07985.html
○「第39回県小学生陸上競技記録会及び第48回県学童水泳記録会」の開催 (保健体育課) 
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/513000-050719174805_M07974.html
○全国大会出場チームの知事・教育長・県議会副議長の表敬訪問 (保健体育課)
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/513000-050720170242_M07980.html
○「第56回奈良県中学校総合体育大会」の開催について (保健体育課) 
 http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h17/html/513000-050713113633_M07962.html

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  【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします! ◇
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○広 報 広 聴 課   「大仏さんのつぶより情報」
○地 域 政 策 課   「まほろば*地域づくり情報」
○県 民 生 活 課   「ボランティア情報誌 Vio」
○健 康 増 進 課   「健康21ファンクラブ通信」
○県森林技術センター 「ならの農業と園芸」
○県立図書情報館   「Lib Info NARA−奈良県立図書情報館通信」
 *読者登録のページ  http://www.pref.nara.jp/c_etc/mailmag.html

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  【 編 集 後 記 】 
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 読者の皆さん、こんにちは。連日猛暑が続きます。涼を求めて出かけた東
吉野では、大輪の山百合がちょうど見頃。川は水遊びやバーべーキューを楽
しむ家族連れでにぎわっていました。

 さて、【 教育委員会の動き 】でもご紹介していますが、高校生の行政イ
ンターンシップが始まり、庁内でも緊張の面もちで実習に取り組む高校生を
見かけるようになりました。次号の【 はっしん! みんなの夢 】では、参
加した生徒さんの声を紹介したいと考えています。

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