「E-夢 はっしん!」
‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
奈良県教育委員会メールマガジン
‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
E-夢 はっしん!
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


平成24年1月1日(日)
≪ 第 199 号 ≫
  
 ■このメールマガジンを保存いただく方法は、こちら
  ご覧ください。
 
 
 ■このメールマガジンのレイアウトが崩れて見える場合
  
や、文字サイズを変更したい場合は、こちらをご覧く
  ださい。


発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室
-◆-◇◆◇- 目 次 -◇◆◇-◆-

【 巻頭言 】

 新教育委員長就任のあいさつ
        (県教育委員会委員長  平田 静太朗)


【 教育委員会の動き 】

〔1〕「奈良県地域教育力サミット」を開催しました
                    (企画管理室)

〔2〕識字合同学習会(第10回ふれあい広場)を開催しました
                 (人権・社会教育課)

〔3〕「おはよう・おやすみ・おてつだい」約束運動で取組が
   優秀であった子どもたちと幼稚園・保育所を表彰しまし
   た
                 (人権・社会教育課)


【 はっしん!みんなの夢 】


〔1〕私の夢
      (葛城市立新庄北小学校 6年 前田 和穂)

〔2〕笑顔と文化祭
      (県立十津川高等学校
       第32回文武祭 文化委員長  宮越 圭太)

〔3〕第17回日韓学生対抗自転車競技大会に出場して
         (県立奈良北高等学校 自転車競技部
                  3年 中村 友香)

【 おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ 】-その30-

 ★今号のレシピは、「かきもち入り茶がゆ」★

【 お知らせ 】

〔1〕「いきいき学校掲示板!」への応募作品の展示について
                    (企画管理室)

〔2〕「なら教育リポート ~まなびだより~」
   今後の放送予定
                  (県立教育研究所)


〔3〕「高校生の人権広報誌 “Freedom”」の紹介
    ~高校生が人権情報を発信!~
           (奈良県高等学校人権教育研究会)

【 報道発表資料 】
【 編集後記 】

 
【 巻頭言 】 目次に戻る

 新教育委員長就任のあいさつ

          県教育委員会委員長  平田 静太朗

 このたび奈良県教育委員会委員長の大役を務めることになり、
職責の重さを受け止め、身の引き締まる思いがいたします。

 さて、子どもたちには夢があり、心の中には未来の絵を描い
ています。どのように社会が変化しても、子どもたちは、それ
らに柔軟に対応しながら、自らを尊重すると同時に他者も尊重
し、将来、自分自身の力でたくましく生きていくと信じていま
す。そのため、私たち大人は、学校・家庭・地域の三者が連携
し、それぞれの立場から子どもたちを導き育てることが大切だ
と思います。
 子どもたちに、単なる知識・理解にとどまらず、思考力、判
断力、表現力や学習への意欲までも含めた「確かな学力」を育
成していきます。人間としての基本的な倫理観や規範意識、命
の大切さや他人を思いやる心などをしっかりと身に付けてもら
いたいと思います。さらに、人間の活動の源であり生きていく
ための重要な財産でもある体力を養うことと、スポーツに親し
む習慣や望ましい食習慣を身に付けることは、健やかな身体を
育成し、豊かな人生を送る上でも大変重要なことです。
 全国学力・学習状況調査等の結果からは、奈良県の子どもた
ちは、「学力は比較的高いが、学習意欲、規範意識・社会性、
体力が低い」ことなどが明らかになっています。県教育委員会
としても、教育関係者のみならず、家庭や地域の方々にも協力
を求め、子どもへの愛情をもち、子どもたちを奈良県の宝とし
て育てるため、県民総がかりで改善と向上に取り組んで行かな
ければならないと考えています。
 このような現状を踏まえ、県教育委員会では、「おはよう・
おやすみ・おてつだい」約束運動や「夏休み!ノーテレビ・ノ
ーゲームデーチャレンジ大作戦」など家庭での親と子どものふ
れあいや、コミュニケーションの機会を作るなど、直接家庭へ
の働きかけを進めています。また、今年度から学習意欲の向上
を目指した「わくわくまなびフェスタ」、規範意識の向上を目
指した「ふれあいフェスタ」、体力の向上を目指した「チャレ
ンジ運動フェスタ」の3つのフェスタを開催しています。親と
子どもはもちろん、地域の方々にも体験を通して、心と心を通
わせ、ふれあっていただき、コミュニケーションの大切さを改
めて認識していただくよう、啓発活動を進めています。
 県内の学校では、開かれた学校づくりを一層推進し、学校評
価の取組と公表の推進、教職員の資質向上などに努め、地域に
信頼される学校づくりを進めています。家庭、地域の皆様方に
もより学校の活動に関心をもち、学校・家庭・地域が何よりも
「信頼」と「コミュニケーション」を基盤にした三者の関係を大切
にしながら、連携や協力をしてもらいたいと考えています。

 最後になりますが、今一度、与えられた使命の重大さに思い
をいたし、県民の目線にたった教育行政を推進すべく、より高
い使命感をもって、これまでの教育委員としての経験を生かし、
他の委員と力を合わせて、奈良県らしい教育の創造を目指して
いきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたし
ます。


【 教育委員会の動き 】 目次に戻る

〔1〕「奈良県地域教育力サミット」を開催しました

                      企画管理室

 平成23年11月28日(月)、奈良市内において、奈良県地域教
育力サミットを開催しました。
 このサミットは、知事を議長に行政、経済界、公私の教育関
係者が一堂に会して、学校、家庭、地域が連携して地域教育力
の向上を図るため意見交換するもので、今年度、初めて開催し
ました。
 本県の今日的な教育課題は、子どもたちの基本的な生活習慣
や体力・運動能力、規範意識・社会性が、全国平均を下回って
いることや家庭の教育力が弱くなっていることです。出席者か
らは、これらの課題の解決には、学校、家庭、地域と行政の連
携が必要との意見などが出され、今後も、このサミットを継続
して開催していくことが確認されました。

 奈良県地域教育力サミットの出席者は、次の方々です。
                       (敬称略)
  県知事            荒井 正吾
  県市長会副会長(御所市長)  東川  裕
  県町村会副会長(田原本町長) 寺田 典弘
  (社)奈良工業会会長     近東 宏光
  県私立中学高等学校連合会会長 藤井 宣夫
  奈良教育大学学長       長友 恒人
  畿央大学学長         冬木 智子
  (代理出席:教育学部現代教育学科長 安井 義和)
  県PTA協議会会長      出口 隆司
  県小学校長会会長       恒岡 宗司
  県中学校長会会長       伊勢 文一
  県高等学校長協会会長     辻  寛司
  県都市教育長協議会会長    早川 英雄
  県町村教育長会会長      山野 一明
  県教育委員会教育長      冨岡 將人


 * お問い合わせ先
    企画管理室企画法令係  TEL 0742-27-9830
                FAX 0742-27-2985



〔2〕識字合同学習会(第10回ふれあい広場)を開催しました

                   人権・社会教育課

 平成23年12月17日(土)、御所市アザレアホールにおいて、
識字合同学習会(第10回ふれあい広場)を開催しました。
 この学習会は、県内の識字学級等の更なる発展と充実を図る
ことを目的として毎年開催しており、今年は 269人の参加があ
りました。また、今回、高等養護学校から3人、大淀養護学校
から1人の生徒が運営に協力してくれました。
 県内各識字学級等の学習の様子を紹介したあと、3人の学級
生の方々の作文発表があり、自分の生い立ちや学ぶことの意義、
識字への熱い思いが語られました。また、御所市の4人の学級
生の方々は、長年歌い継がれている「遊び唄」を披露されまし
た。
 後半は、香芝東中学校長の奥本義博さんによる落語、大和高
田市立高田小学校の児童の皆さんによる合唱が披露され、参加
者の心を和ませてくれました。
 会場エントランスには、識字学級等で学ぶ方々の作品を展示
しました。どの作品も力作揃いで、各識字学級等で豊かな活動
に日々取り組まれていることが伝わってきました。


 * お問い合わせ先
    人権・社会教育課指導係  TEL 0742-27-9858
                 FAX 0742-23-8609




〔3〕「おはよう・おやすみ・おてつだい」約束運動で取組が
   優秀であった子どもたちと幼稚園・保育所を表彰しまし
   た

                   人権・社会教育課

 今年も、県内の幼稚園・保育所に通う3~5歳の子どもたち
が、7・8月の2か月間、「こども3つのやくそくカレンダー」
を使って「おはようを言う」「おやすみを言う」「お手伝いを
する」の3つの約束に取り組む運動を実施しました。県内の各
幼稚園・保育所では、約束運動の大切さを子どもたちや保護者
に伝え、この運動を支援していただいています。

 カレンダーのマークにたくさん色を塗ったり、シールを貼っ
たりした子どもたちには「しょうじょう」を贈り、そのがんば
りをたたえました。また、取組が優秀であった園・所には、そ
の功績に敬意を表し表彰状を贈りました。
 取組が優秀であった幼稚園・保育所はこちらの Webページ
ご覧ください。

 「おはよう・おやすみ・おてつだい」約束運動については、
人権・社会教育課家庭教育係の Webページをご覧ください。

 * お問い合わせ先
    人権・社会教育課家庭教育係 
      TEL 0742-27-8565
      FAX 0742-23-8609

【 はっしん! みんなの夢 】 目次に戻る

〔1〕私の夢

        葛城市立新庄北小学校 6年 前田 和穂

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  葛城市立新庄北小学校 6年生の前田和穂さんは、第58
 回(平成23年度)日本学書展小学校児童の部において、文
 部科学大臣賞を受賞されました。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 私の将来の夢は、書道の先生になることです。私は小学1年
生の頃、鉛筆の持ち方がとても下手でした。何度練習しても直
りませんでした。だから習字を習い始めました。初めて教室に
入った時、墨のにおいが、とても良い香りに感じて、習字が好
きになれると思いました。教室ではいろんな学年のお兄さん・
お姉さんと一緒に練習をしています。私も早くお兄さん・お姉
さんのように上達したいので、先生が手本を書いてくれる時に
しっかりと見て、筆をきちんと立て、おさえやはね、はらいな
どに気をつけて練習を重ねてきました。
 今回、日本学書展で特賞の文部科学大臣賞をいただきました。
受賞の知らせを聞いた時は、飛び上がるくらいうれしくて涙が
出ました。先生やお父さん、お母さんも喜んでくれました。一
生懸命練習をして良かったと思いました。
 習字の先生が「龍吟虎嘯(りょうぎんこしょう)」という四
字熟語を書いてくださいました。同じ考えや志をもった者たち
は、相手と気持ちが通じ合い、互いに相応じ合うことができる、
という意味だそうです。
 私は、先生の書かれた字が大好きです。私は、先生のように、
優しく指導できる書道の先生になりたいと思っています。これ
からもコツコツと練習を重ね、夢をかなえたいと思います。

 * 前田さんの作品は、日本学書展の Webページからご覧い
  ただけます。



〔2〕笑顔と文化祭

        県立十津川高等学校
        第32回文武祭 文化委員長  宮越 圭太

 私たち十津川高校の文化委員は、4月当初、今年度の文化祭
(文武祭)のテーマを「みんなの思いを胸に私たちの笑顔を」
に決めました。これは東北地方の震災を受けて、文化祭を通じ
て笑顔を届けたいという思いを込めたものです。
 2学期が始まると同時に、台風12号によって十津川村は大き
な被害を受け、長い間、学校生活を通常どおりに送れませんで
した。そして、10月11日に学校での授業が再開し、1か月遅れ
での文化祭の開催が決定しました。厳しいスケジュールの中で
したが、被災の体験を通して、よりみんなの絆が強まり、準備
は順調に進んでいきました。
 11月12日の文化祭当日には、歌手の池田綾子さんがインター
ネット中継で歌を披露してくださり、相川七瀬さんは、飛び入
りで本校体育館の舞台で生演奏してくださいました。このサプ
ライズで、文化祭はおおいに盛り上がりました。
 模擬店では、各クラスが十津川村の名産品を販売しました。
地元の方から高菜、北海道の新十津川農業高校の方々からお米
を頂き、「めはりずし」の材料として使用しました。その利益
は、すべて十津川村と東北地方の復興のために寄付しました。
 また、教室展示発表では、メッセージを作品として展示した
クラスがありました。それは、クラスのみんなの手形・足形で
作った日本列島の地図、十津川村の方言である「がんばろうら」
(がんばろう)の文字、今回のテーマのキーワードとなる「笑
顔」のマークを教室いっぱいに貼りだしたものです。それを何
人もの人たちが真剣にじっくりと見つめておられる姿があり、
私もその姿を見て色々なことを考えさせられました。
 今年の十津川高校の文化祭は、生徒だけでなく村の方々に満
足していただけるものとなり、本当に「笑顔」にあふれた文化
祭となりました。



〔3〕第17回日韓学生対抗自転車競技大会に出場して

           県立奈良北高等学校 自転車競技部
                   3年 中村 友香

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  県立奈良北高等学校 3年生の中村友香さんは、平成23
 年11月4日~5日、韓国で開催された第17回日韓学生対抗
 自転車競技大会に出場されました。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 韓国の羅州市で開催された、私にとって初の海外遠征となっ
た日韓戦。
 宿舎到着後、韓国の選手の方から笑顔で「コ・ン・バ・ン・
ハ」と片言の日本語で挨拶してくれたことに驚くと同時に、歓
迎してくれている気持ちが伝わり嬉しくなりました。私の方か
らも、それほど大きな声ではありませんでしたが「アニョハセ
ヨ!」と返すことができ、ホッとしました。夕食の際、持参し
た韓国語マスターの本を見ながら、「これは辛いですか?」と
質問すると、「これは辛いよ!」という答えが相手の顔の表情
やジェスチャーから伝わってきました。初めて会った時のぎこ
ちなさが消え、食後も両国の選手皆で身振り手振りを交えて、
愉快な笑顔の絶えない楽しい時間を過ごすことができました。
 あくる日、試合が始まると、会話はまったくなくなっての真
剣勝負。アウェーでの試合でしたが、もちろん私にも意地があ
り、2種目で銅メダルを獲得できました。表彰式ではお互いの
健闘を讃え合い、言葉はわかりませんでしたが皆笑顔の和やか
なムードに戻りました。
 卒業後は競技力を伸ばすことを大目標に掲げ、次のステージ
に進みます。憧れであり、また、目標としている先輩の選手と
共に練習できると思うと、今から「ドキドキ、ワクワク!」楽
しみになってきます。
 高校時代同様に文武両道の精神を貫き、大学卒業時には「競
技を続けて良かった!この大学を選んで間違いなかった!」と
思えるように頑張ります。さらに、これからの人生においても
日韓戦の経験を生かし、国際的感覚を備えた人間に成長したい
と考えています。


おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ -その30-

 子どもたちが郷土を理解し食文化を伝承していくための資料
「奈良県の郷土料理集」(県教育委員会作成)の中から、料理
レシピをピックアップしてお届けしています。

★今号のレシピは
 「かきもち入り茶がゆ」★
  (右の画像をクリック!→)
〔ちょっと一言〕
 かきもちは、おもちに青のりやごま、エビなどを入れた保存
食で、昔は多くの家庭で作られていました。
 おやつにするだけでなく、焼いたかきもちを茶がゆに入れ食
べていました。とても香ばしく、風味豊かになります。昔なが
らの素朴な味を味わってみてください。

お知らせ 】 目次に戻る



〔1〕「いきいき学校掲示板!」への応募作品の展示について
                      企画管理室

 県教育委員会 Webページ「いきいき学校掲示板!」に、今年
度(応募期間:平成22121日~平成231130日)は、
「自慢のワンシーン」部門87作品、「感動のエピソード」部門
25作品の応募がありました。

 多数のご応募ありがとうございました。寄せられたすべての
作品は、県庁県民ホールで130日(月)から23日(金)ま
で展示します。ぜひご覧ください。


 * 応募作品は、こちらの Webページでご覧いただけます。

 * お問い合わせ先
    企画管理室企画法令係  TEL 0742-27-9830
                FAX 0742-27-2985



〔2〕「なら教育リポート ~まなびだより~」
   今後の放送予定
                    県立教育研究所

 奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(18:00~19:00)の中で、
18:45~18:50頃に放送します。

 ○1月11日(水) 「チャレンジ運動フェスタ」
            奈良県教育委員会

 ○1月18日(水) 「新任先生をささえる」
            県立教育研究所
            桜井市立朝倉小学校

 ○1月25日(水) 「学校・地域連携事業」
           ~子どもの成長をささえる~
            人権・社会教育課
            大淀町立大淀緑ヶ丘小学校

 ■ 過去の放送分はこちらの Webページでご覧いただけます。


 * お問い合わせ先
     県立教育研究所教科教育部調査情報係
      TEL 0744-33-8907
      FAX 0744-33-8909




〔3〕「高校生の人権広報誌“Freedom”」の紹介
    ~高校生が人権情報を発信!~
             奈良県高等学校人権教育研究会

 「高校生の人権広報誌 “Freedom”」は、本研究会が「高校
生ヒューマンライツニュース発行事業」として奈良県教育委員
会の委託を受け、2009年度より、年3回発行している広報誌で
す。
 毎年、各校より募集した企画・編集委員により委員会(スタ
ッフ会議)を組織し、生徒自身が企画や取材、執筆を行ってい
ます。高校生からの公募により命名された、この “Freedom”
は、県内の高等学校・中等教育学校・特別支援学校(高等部)
の全クラスに掲示していただいています。また、学校によって
は全校生徒に配布したり、ホームルームで取り上げたりするな
ど、さまざまに活用されています。さらに、文字を大きくし、
ふりがなをつけた「冊子版」も作成しています。

 本研究会の Webページの「活動報告」の2009年度~2011年度
には、“Freedom” の各号が掲載されています。高校生たちが
自ら考え発信する、人権についてのさまざまな情報や思いを、
ご一読いただければ幸いです。

 以下では、スタッフの生徒たちが執筆してくれた、人権に関
するさまざまなテーマの記事を、一部抜粋になりますが紹介し
ます。
○ 水平社博物館を訪ねて~部落問題と出会う~
  7月11日、奈良県内の高校生が集まり、人権について考え
 合う高解研(※)で、奈良県御所市柏原にある水平社博物館
 へ、部落問題についてより一層詳しく学ぶために見学に行き
 ました。〈中略〉一緒に高解研で博物館に行った人にその感
 想を聞いてみると、「実際に見学して違う考えを持った」
 「いろんなことを知れた」など、水平社博物館を通してより
 一層部落問題が身近な課題だと改めて実感できたという声が
 あり、〈中略〉他にも「もっと詳しく学びたい」など、今後
 の部落問題について意欲的に感想を述べてくれた高校生もい
 ました。差別は簡単にはなくなりません。けれど、いつかは
 それらの問題をなくしていかなければなりません。一人一人
 が人権意識を強め、人間の尊厳と平等を考えていったなら、
 人々の中にある差別の心は少しずつなくしていけるんじゃな
 いでしょうか。〈後略〉   (第2号 2009年10月発行)
 ※注 「高解研」は奈良県高等学校解放研等連絡会議の略称
   です。

○ 「東日本大震災」被災地への支援に取り組んで・・・
  私たちは、4月29日に桜井駅で募金活動を行いました。
 〈中略〉これまでに何回か募金活動を行ったことがあります。
 その時には道行く人もなかなか振り向いてくれず、募金をし
 てくださる方もあまりいませんでした。しかし、今回の東日
 本大震災による巨大な津波は、〈中略〉人々の尊い命を奪い、
 また数え切れないほどの方の大切な家族や財産を奪いました。
 そんな状況もあり、人々の震災復興支援への思いや願いも高
 く、道行く多くの方々が募金をしてくださいました。〈中略〉
 しかし、被災地は、復興に向けてまだまだ多くの人の支援が
 必要だと思います。また、東北地方はもうすぐ長く厳しい冬
 を迎えます。これまでとは異なった新たな支援が必要になっ
 てくると思います。今後も、どんな支援が必要なのかを具体
 的に考え、自分達のできる範囲で支援・協力をしていきたい
 です。           (第7号 2011年10月発行)

 * お問い合わせ先
     奈良県高等学校人権教育研究会
      TEL 0742-62-5555
      FAX 0742-62-5568


 
報道発表資料 ◇12月1日~12月26日◇ 目次に戻る

 12月2日 ノーテレビデーのアンケート結果について
 12月5日 飛鳥京跡苑池保存整備基本構想検討委員会
 12月7日 御所実業高校ラグビー部表敬訪問
 12月9日 第3回奈良県高等学校体育連盟研究大会
 12月9日 視聴覚教育各地功労者表彰
 12月9日 家庭と学校協働フォーラムの開催について
 12月15日 奈良県教育委員会委員長の選任について
 12月16日 平成23年度元気な大和っ子を育む学校表彰
 12月16日 「チャレンジ運動フェスタ」を開催します
 12月16日 
おはよう・おやすみ・おてつだい約束運動

 
編集後記  目次に戻る    




 皆さま、明けましておめでとうございます。
 本年も、よろしくお願いいたします。

 昨年12月23日に、県立橿原公苑第1体育館でチャレンジ運動
フェスタが開催されました。そこで実施された競技の1つ、
「8の字大なわとび」は、3分間で、大なわとびが何回跳べる
かを競う競技です。小学生高学年の優勝チームは、 381回を跳
びました。選手たちのチームワーク、絆の強さによる結果だと
思います。
 平成23年の漢字は「絆」でした。今年も、絆を大切にして、
1年間過ごしていきたいと思います。


 

平成23年度 いきいき学校掲示板!応募作品は、こちら
平成22年度 いきいき学校掲示板!の入賞作品は、こちら
橿原考古学研究所附属博物館のWebページは、
こちら


 

  
◎このメールマガジンは、「まぐまぐ!」を利用して発行し
 ています。
 「ウィークリーまぐまぐ!」の配信が不要な場合は、
 こちらで解除できます。

 http://www.mag2.com/wmag/


◎「E-夢 はっしん!」のバックナンバーは、こちらへ。

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm

*お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参
 考にさせていただきます。
*原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了
 承ください。

◎当マガジンの解除は、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
     発行:奈良県教育委員会事務局 企画管理室
       〒630-8502 奈良市登大路町30番地
       TEL 0742-22-1101(代表) 内線 5353
        0742-27-9830(直通)
     mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛