「E-夢 はっしん!」
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奈良県教育委員会メールマガジン
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E-夢 はっしん!
平成24年9月3日(月)
≪ 第 207 号 ≫
  
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発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室
-◆-◇◆◇- 目 次 -◇◆◇-◆-

【 巻頭言 】
  今、求められるパートナーシップ
      ~豊かな学びに地域の絆をつなぐ教育~
                   人権・地域教育課長  奥田 秀紀
 この夏は、ロンドンオリンピックが開催され、日本選手団の活躍は、私たちに多くの勇気と感動を与えてくれました。選手の多くは、自分を支えてくれた人々への感謝とチームを思う気持ちにあふれ、競技の結果よりも、相手を思いやる選手の姿勢に感銘を受けたのも記憶に新しいところです。                 ...(つづきを読む)

【 教育委員会の動き 】
  「わくわく まなび フェスタ」を開催します
                           県立教育研究所
 子どもの「学習意欲の向上」を目指し、県内の学校関係者、諸団体の多様な教育力を結集し、共に様々な学びの場の具体例を示すことで、子ども、教員、保護者の皆様に学びへの気付きとなる機会を提供します。


【 今、学校では・・・ 】
  学力調査活用アクションプラン推進校としての成果、その後
               
平群町立平群西小学校長  池田 英二
 本校は、平成20年度より3年間、学力調査活用アクションプラン推進校としての指定を受け、21年度は県の学力向上フォーラムで発表し、翌22年度は研究発表会を開催し授業研究に取り組みました。そして本校は、その取組を継続的に実施しています。

【 高校入試インフォメーション 】
  高校入試Q&A(その1)
                             学校教育課
 平成25年度の高校入試に関する情報を、Q&A形式でお届けします。

【 おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ 】-その38-
  ★今号のレシピは 「さばごはん」 

【 お知らせ 】
  「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定
                            県立教育研究所


【 報道発表資料 】

【 編集後記 】




 
【 巻頭言 】 目次に戻る

  今、求められるパートナーシップ
      ~豊かな学びに地域の絆をつなぐ教育~

                    人権・地域教育課長  奥田 秀紀

 この夏は、ロンドンオリンピックが開催され、日本選手団の活躍は、私たちに多くの勇気と感動を与えてくれました。選手の多くは、自分を支えてくれた人々への感謝とチームを思う気持ちにあふれ、競技の結果よりも、相手を思いやる選手の姿勢に感銘を受けたのも記憶に新しいところです。
 今、人が育つ環境を考えるとき、本県の子どもたちの「学力は比較的高いが、規範意識、学習に対する興味が低く、体力もついていない」という課題を解決すべく、昨年の11月、知事を議長とし、市町村、経済界、国公私立の大学・小中高等学校、PTA等の代表が一堂に会して意見交換を行う「奈良県地域教育力サミット」を開催しました。そこでは、本県の子どもたちの課題を解決するためには、「地域教育力の向上」を図ることが必要であるということが改めて共有され、2回目となる本サミットが、本年8月28日に開催されました。サミットでは、前回の意見交換の内容等と本県で取り組んでいる地域教育力向上に向けたモデル校の先進事例が報告され、次いで、京都市立御所南小学校における「地域と共にある学校づくり」の取組例などが紹介されました。その後、本県としての教育理念の構築や今後の地域教育力の向上を目指した新たな4部会の設置が提案されたところです。
 「開かれた学校づくり」と叫ばれて久しいですが、学校と地域の連携は、教育改革の柱のひとつであり、学校評議員制度や教育基本法の改正、教育振興基本計画等により、一貫して推進され、「地域と共にある学校づくり」の実現は、もはや後退できない大きな流れであります。東日本大震災において、被災地の学校の復興には、その学校運営は教員が行うのみならず、地域の力を活用して学校が地域のベースとして機能しました。
 一方、地域社会の在りようを考えると、そこに存在するものの見方・考え方は、子どもの人権意識の醸成に大きな影響を及ぼし、また、地域の最小単位である家庭は、「教育の出発点」として、子どもの人格形成に極めて重要な役割を担っています。人権を尊重するということは、互いの価値観を認め合うことであり、学校と家庭・地域が互いに協働して取り組むことは、新たな教育の在り方の推進であり、また、地域づくりの一歩として必須の要件でもあります。今、私たちは、その実現のために、力強く課題に向かっていかなければならないと思うところです。
 PISAの結果に代表されるように、社会で必要とされるスキルは、時代と共に変化しています。子どもたちがそのスキルを身に付けるためには、学校だけにその役割を任せてしまうのではなく、学校と家庭・地域がパートナーシップにより、総力を挙げて取り組む必要があります。大人が子どものために協働して取り組む姿を通して、子どもたちは自分たちに関わるすべての人に対する「感謝」を感じ取り、将来、社会で自立する人として成長します。私たち、教育に携わる者は、わかりやすく、取り組みやすい仕組みを整え、学校をベースとして、家庭を含め、地域の人々と学校が一体となって子どもたちを育んでいく「地域と共にある学校づくり」を目指し、「豊かな学びに地域の絆をつなぐ教育」を進めていきたいと思っています。
【 教育委員会の動き 】 目次に戻る

  「わくわく まなび フェスタ」を開催します

                            県立教育研究所

 子どもの「学習意欲の向上」を目指し、県内の学校関係者、諸団体の多様な教育力を結集し、共に様々な学びの場の具体例を示すことで、子ども、教員、保護者の皆様に学びへの気付きとなる機会を提供します。あわせて、県民の皆様に、県教育委員会の教育課題への取組等についての理解を深めていただくため、「わくわく まなび フェスタ」を開催します。「えいごでわくわく!」「魔法の板『カプラ』で遊ぼう!」「古事記探訪ツアー」のコーナーや、ミニコンサート、モデル授業等、体験型の楽しいプログラムが目白押し。参加費は無料です。

  ○日時
   平成24年10月8日(月・祝)11:00~15:30

  ○会場
   奈良県立教育研究所
   (磯城郡田原本町秦庄22-1 近鉄笠縫駅から南西へ約 600m)

  ○参加対象
   県内の幼児・児童・生徒及びその保護者、県内の教員及び教員志望の
   学生、教育に関心のある方

  ○参加予定者数
   約1,000人 (参加申込が必要です。先着順 9月21日(金)まで)

  ○内容
   参加者が楽しく主体的に活動できる体験型のプログラム

  ○その他
   実施内容及び参加申し込み等の詳細は、こちらをご覧ください。

       *お問い合わせ先
        県立教育研究所 教育経営部
        TEL 0744-33-8902  FAX 0744-33-8909
        E-mail festa@nps.ed.jp

【 今、学校では・・・ 】 目次に戻る

  学力調査活用アクションプラン推進校としての成果、その後

                 平群町立平群西小学校長  池田 英二

 本校は、平成20年度より3年間、学力調査活用アクションプラン推進校としての指定を受け、21年度は県の学力向上フォーラムで発表し、翌22年度は研究発表会を開催し授業研究に取り組みました。そして本校は、その取組を継続的に実施しています。
 その中心となっているのが、規範意識の向上を中心とした生徒指導と学力向上なのです。4月当初の家庭訪問を利用して、各家庭に学校で作成した「西っ子の学校生活」と「家庭学習の手引き」を配布し同時に説明をしています。内容については前年度末に全教職員で話し合い、確認をした上で、無理なものは絶対に掲載しないようにしています。
 また、自尊感情を高めるため「がんばってます。西小のせんぱい」と題した掲示板を職員室前におき、スポーツや園芸などで活躍して新聞等で紹介された記事を切り抜き、全校生徒に紹介しています。そして、地域とのつながりを重視し、平群町の特産である、キク作り、ブドウ作り、バラ作り等の学習を通じて平群町の素晴らしさを教えています。
 100人 ちょっとの小さい学校なので、子どもたち一人ひとりに目が行き届きやすく、個々の成長に目を向けやすい学校です。少ない教職員でもあり、職員全体同じ方向を見据え、どのような小さいことでも、全職員の共通理解にもとづく一致した指導で、現在も取り組んでいます。
【 高校入試インフォメーション 】 目次に戻る

  高校入試Q&A(その1)

                              学校教育課

 平成25年度の高校入試に関する情報を、Q&A形式でお届けします。


【Q1】 調査書の特別な取扱いというのは、どのようなものですか。
 →A 調査書の特別な取扱いは、募集人員の9割以上の合格者を決定した後に、残りの人員について、中学校等での活動実績等も評価して合否判定を行うというものです。
 調査書の特別な取扱いは、平成25年度特色選抜では9校で、一般選抜では14校で実施します。実施校は、調査書の記載事項の中で重視する事項と合格人数枠を定め、その事項について点数化して調査書の成績に加算します。学校ごとの重視する事項、合格人数枠、この取扱いによる加点の上限(満点)は入学者選抜概要の冊子で確認できます。
【Q2】 高等学校によっては、順位をつけて2学科まで志願することができますが、第2志望はどのように扱われるのですか。
 →A 順位をつけて2学科(コース)まで志願することができる学科(コース)及び第1志望を優先して合否を判定する割合については、入学者選抜概要の冊子で確認することができます。
 基本的に第1志望を優先します。例えば、第1志望を優先する割合が8割である場合、募集人員の8割までを第1志望者のみで合否判定し、その後、残りの2割の募集人員について、第2志望者も含めて合否判定をするということです。第1志望を優先する割合が10割と記載されている場合は、第1志望者で募集人員に満たなかった場合に第2志望者も含めるということになります。
 平成25年度入学者選抜の日程及び入学者選抜概要は、学校教育課のWebページに掲載しています。そのほかに、高校進学に関して次のような情報も掲載していますので、活用してください。
「公立高等学校・特別支援学校紹介」・・・学校別に掲載してあります。学校の所在地や特色、行事、部活動、進路状況、制服など、写真入りで様々な情報が紹介されています。
「平成24年度中学生の体験入学」・・・・・県内の公立高校の体験入学の日程と内容を確認することができます。

*高校入試に関する様々な情報は、次のWebページからご覧いただけます。

       *お問い合わせ先
        学校教育課学事係
        TEL 0742-27-9851 FAX 0742-23-4312

おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ -その38-

 子どもたちが郷土を理解し食文化を伝承していくための資料「奈良県の郷土料理集」(県教育委員会作成)の中から、料理レシピをピックアップしてお届けしています。

★今号のレシピは

   「さばごはん


   (右の画像をクリック!→)
〔ちょっと一言〕

 「さばごはん」は、塩鯖を焼いて、香ばしさを出してから、ご飯と一緒に炊くのがこつです。
 東吉野地域では、手早くできる「さばごはん」が、お祭りなど大勢が集うときのごちそうとして食べられています。
 サバ缶で作っても簡単で美味しいです。身体のためにも、魚を上手に利用した料理をたくさん食べたいですね。

お知らせ 】 目次に戻る



 「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定

                             県立教育研究所

  奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(18:00~19:00)の中で、
 18:45~18:50頃に放送します。

  ○9月5日(水)「高校生の声を、県政・議会に!」   
              高校生議会    県庁(議会棟)

  ○9月12日(水)こども考古学講座「体験!!古代の塩づくり」
              橿原考古学研究所附属博物館・橿原市昆虫館

  ■過去の放送分はこちらの Webページでご覧いただけます。

       *お問い合わせ先
        県立教育研究所 教科教育部 調査情報係  
        TEL 0744-33-8907  FAX 0744-33-8909

 
報道発表資料 7月26日~8月23日◇ 目次に戻る
 
編集後記  目次に戻る    



 今月号の「巻頭言」は、「今、求められるパートナーシップ」です。学校とそれを取り巻く地域とのつながりが、とても大切な時代になってきています。人は一人では生きられないように、学校も学校だけでは存続し得ないのですから。
 さて、今年の夏は節電もあって、本当に暑い夏で、体調を崩す人も多かったようです。9月となりました。日差しは暑くとも、空の色、雲の形、朝晩の風など、季節は確実に移り変わっていきます。秋は教育関係の行事も盛りだくさんです。本メールマガジンでも、どんどん紹介していきますので、よろしくお願いします。
 メールマガジンで取り上げてほしい記事や、紹介してほしい学校の取組等がありましたら、本メールマガジンの下部にあります宛先までご連絡ください。


 

いきいき学校掲示板!の入賞作品は、こちら
橿原考古学研究所附属博物館のWebページは、
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