

今から約1300年前に
奈良でまとめられた『古事記』。
そこに書かれてある物語や歌謡をもとに、
わかりやすい言葉とイラストで
かるたを作りました。
楽しく遊びながら、
遠い昔に書かれた『古事記』の世界に
親しんでみてください。
かるたは小学校4年生以上から楽しめます。
このかるたは、『古事記』にでてくる物語の中から、知っておいてほしい場面を選び、かるたにしました。
字札と絵札は2枚1組になっています。名場面の様子を短く、調子よくまとめた言葉を記した字札と
楽しいイラストの絵札からなる物語編(45組)と、『古事記』に登場する歌の中から特に有名なものや
すばらしいものを選んで載せた字札と美しいイラストの上に歌の一部を載せた
絵札からなる歌謡編(5組)があります。

歌謡編の絵札は、歌の途中の文字から始まっています。

読み手(一人)と取り手を決めます。広い場所に、絵札50枚の絵の面を上にして、重ならないように置きます。
読み手が字札50枚を一枚ずつ読み上げ、取り手はペアになっている絵札を、早いもの順で取っていきます。
多くの絵札を取った人が勝ちです。
※物語編の45組だけを使って遊ぶこともできます。

絵札50枚の裏面はパズルになっています。
全部組み合わせると大きなイラストができあがります。
百人一首の絵札を使う「坊主めくり」に似た遊びです。物語編の絵札45枚と、歌謡編の字札5枚を裏返して合わせ、よく混ぜてから、二つの山に積み上げます。順番にめくっていき、最後に手元にある枚数が多い人が勝ちです。