ホームページ検索 更新日:平成19年12月18日
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第27回奈良県教育懇談会(議事速報)

◇開催日時  平成19年12月13日(木) 午後2時〜午後4時30分

◇開催場所  奈良市登大路町6−2 奈良県文化会館 集会室A・B 

◇議事概要

 (1)討議されたテーマ

  ◎「新たな提言」(案)に向けて
    提言案の骨子
     ◆中学校の問題をどう解決するかという課題がある。
     ◆課題への対応として、小中一貫教育や中等教育学校の導入を選択肢として考えては
       どうか。
     ◆小中一貫教育や中高一貫教育の導入に際しては、地域性や県民ニーズを十分に考
       慮したうえで検討を行うべき。
 
 (2)主な意見は次のとおり(上記の提言案についての協議を行った。)
  • 提言案にある小中一貫教育、中高一貫教育の実施については一定の条件が必要であり、特に中等教育学校の導入については慎重に扱うべきである。
  • 中学校の課題についての対応ということでは異論はないが、中等教育学校の導入を考えるならば公立の高等学校の現状をどう評価するのかも併せて考えるべきである。
  • 中等教育学校については、実施状況等を踏まえての検討がまだ不十分であり、提言に盛り込むのは時期尚早である。
  • 小中一貫教育、中高一貫教育の導入における条件を示すということはできないか。
  • 中等教育学校については、選択肢を増やす観点から検討することが必要ではないか。
  • 親の経済力が子どもの教育の格差につながっている状況を踏まえれば、公立高校の多様化を進め 選択肢を増やすことは重要と考える。
  • キャリア教育の視点からは画一的、均一な教育よりも多様性のある教育ができる状況が望ましい。
  • 奈良県の公立高校は再編計画により多様化が進んでおり、性急に中等教育学校の設置を考える必要があるのか。
  • 異なる校種の学校間連携は大変重要であり、小中、中高だけでなく大学や幼稚園とも連携を強化する必要があると考える。
  • 小中一貫教育について地域性を考慮して導入を考える姿勢は大切だが、結果として過疎地域に偏ることなく都市部においても積極的に検討する必要がある。
  • 学校間連携の大切さは示したいが、中等教育学校の検討については慎重であるべき。

◇今後の予定

 次回の懇談会では、「新たな提言」をまとめる予定。開催時期は未定。

 初回からの懇談会の議事概要をHPにて公開中、奈良県教育懇談会へのご意見も募集中
 URL       → http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kondankai/
 教育懇談会への御意見 → http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 (教育企画課メールアドレス → kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp)


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お問い合わせ:奈良県教育委員会事務局 教育企画課 Tel:0742-27-9830