「E-夢 はっしん!」
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奈良県教育委員会メールマガジン
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E-夢 はっしん!
平成24年5月1日(火)
≪ 第 203 号 ≫
  
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発行:奈良県教育委員会事務局企画管理室
-◆-◇◆◇- 目 次 -◇◆◇-◆-

【 巻頭言 】
  私の人生
                         教育委員 佐藤 進

   私は、今年で67歳になりますが、広島県の田舎で6人兄弟の三男とし
  て生まれました。中学1年生の2学期より奈良県御所市の中学校に転校
  し、広島弁と御所弁のアクセントで笑われて、手をあげて本を読んだり、
  答えたりしなくなった記憶があります。...(続きを読む)

【 教育委員会の動き 】
  リーフレット「平成24年度まなびの支援を作成しました
                            企画管理室

【 今、学校では・・・ 】
  全校生徒38名の興東中学校が、
     修学旅行ホームページコンクールで優秀賞を受賞

               奈良市立興東中学校 前校長 坪井 義夫

   奈良市立興東中学校は、公益財団法人全国修学旅行研究協会主催、第
  11回修学旅行ホームページコンテスト中学校部門で優秀賞を受賞されま
  した。...(本文を読む)

【奈良県の先生になろう!】
  奈良県ディア・ティーチャー・プログラム
         第7回のワークショップ実施

                              教職員課

   今回のテーマは、「学級づくりと授業づくり」です。リクルーターの
  山本大介先生が、第7回ワークショップについて報告します。
  ...(本文を読む)

【 おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ 】-その34-
  ★今号のレシピは 「めはりずし」 

【 お知らせ 】
〔1〕“教育セミナー2012”を開催します!
                           県立教育研究所
〔2〕「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定
                           県立教育研究所

【 報道発表資料 】【 編集後記 】
 
【 巻頭言 】 目次に戻る

  私 の 人 生


                         教育委員 佐藤 進

 私は、今年で67歳になりますが、広島県の田舎で6人兄弟の三男として生まれました。中学1年生の2学期より奈良県御所市の中学校に転校し、広島弁と御所弁のアクセントで笑われて、手をあげて本を読んだり、答えたりしなくなった記憶があります。
 また、小学4年生で父親を亡くし貧乏も経験しました。奈良へ来て義理の両親のもとで、他の子どもが親子で連れ添って甘えている姿を、うらやましく思ったことを思い出します。
 高校に進学し薬科大学を目指していましたが、「色覚障害」のため断念することになりました。父親の会社へ入社し、夜間の短大へ行き、即社会人として薬造りの仕事一筋で過ごしてきました。その間、28歳の時に、親の勧めで義母の姉の子どもと結婚し、3女の父となりました。義父母との葛藤の中で、昭和63年に養子縁組を解除し、会社を退社するという事態になり、その後10年間は1人で置き薬の商売を始め、家族5人貧乏をしながらも、3人の子は短大を卒業し、社会人になってくれました。
 平成10年7月に会社に戻って来いとのことで、専務取締役に復帰し、平成14年に2代目として社長に就任し現在に至っています。子どもは親の後姿を見て育つと言いますが、今のところ横道にはそれずに生きていってくれていることにホッとしているところです。
 人生にはいろんな良いこと、悪いことが起こってきますが、良いことが起こっても喜びすぎず、悪いことが起こっても悲しみすぎずに、淡々と生きていける受け止め方が、少しは出来るようになった今日この頃です。
 私は60歳の頃からですが、人生は「生かされ生きている、お陰さま人生 日々有難うで過ごそう」の想いで、日々前向きに生きて「一隅を照らせる人間」になりたいと思っております。

 これからの人生、大いに精進努力し、世の為、人の為に役立つ人生でありたい。

【 教育委員会の動き 】 目次に戻る

  リーフレット「平成24年度まなびの支援」を作成しました

                             企画管理室
manabi
 奈良県教育の現状や課題、子どもたちのまなびを支援する取組などを県民の皆さんに分かりやすくお知らせするため、リーフレットを作成しましたのでお知らせします。

 リーフレット「平成24年度まなびの支援」は、
    こちらの Webページからご覧いただけます。

   * お問い合わせ先
     企画管理室企画法令係  TEL 0742-27-9830
                 FAX 0742-27-2985


今、学校では・・・ 目次に戻る

  全校生徒38名の興東中学校が、
        修学旅行ホームページコンクールで優秀賞を受賞


                奈良市立興東中学校 前校長 坪井 義夫

 興東中学校の「興東」とは地名ではなく、校区である奈良市の東部の3地区(須川・狭川・大柳生)から新たに興す、「東部を興す」という期待を込めて付けられた名称です。近年、生徒数は減り、昨年度の3年生は10名でした。生徒たちは純朴で控え目なので、自らを表現し、発信できる場を学校として積極的に作っています。
 昨年9月に、地域連携と小中一貫教育を進めるため、「つながろう興東 育てよう発信しよう『興東ブランド』」のテーマのもと、中学校の文化祭をベースにした「興東フェスティバル」を開催しました。奈良市では、情報科が小中一貫の共通教科となっています。優秀賞を受賞した作品は、このときの3年生の発表が元になっています。初めてホームページを作った教師がほとんどでしたので、難しく時間もかかり、教師・生徒共に困難なことが多数ありました。
 ホームページのテーマは、世界遺産学習を含む沖縄の修学旅行に関するもので、2年生の2月から事前学習に取り組みました。4月の修学旅行実施後は、学級活動、総合学習、放課後などのあらゆる時間を費やし、各種団体への礼状や掲載許可などの事後学習を終え、12月に公益財団法人 全国修学旅行研究協会主催の、第11回修学旅行ホームページコンクールに応募したところ、中学校部門で最高の優秀賞を受賞しました。東京での授賞式には3年生の担任が招待され、新聞にも取り上げていただきました。
 「素人集団がどのようにして?」とよく質問されますが、担任の井上千鶴教諭が中心となって考えた方向性や戦略が勝因であったと感じています。今回の受賞により、生徒たちは自信をもち世界に向けて自分を発信する喜びを知りました。また、地域住民の方々にも「この地域の小規模の学校でも、やればできるんだ」と我が事のような喜んでいただきました。私たち職員も今回の受賞に勇気づけられました。この感激をもとに、今後も情報発信に努めていきます。

  ○ 受賞作品はこちらからご覧いただけます。

  ○ 興東中学校の Webページはこちらです。

  ○ 第11回修学旅行ホームページコンクール
    受賞校はこちらからご覧いただけます。

【 奈良県の先生になろう! 】 目次に戻る

  奈良県ディア・ティーチャー・プログラム
                第7回ワークショップ実施


                              教職員課

 奈良県ディア・ティーチャー・プログラム第4期第7回のワークショップが、
県立教育研究所で行われました。
 今回のテーマは、「学級づくりと授業づくり」です。リクルーターの山本大介
先生が、第7回ワークショップについて報告します。

              リクルーター 県立平城高等学校 山本 大介

 全体会では、県立教育研究所特別支援教育部の森由香研究指導主事より、特別支援教育に関する講義「すべての子どもが輝くために」がありました。森先生は、小学校教諭志望者から高校教諭志望者まで全受講生が事前に提出したレポートを全て読まれたそうです。講義内容は発達障害についての基礎知識や理解、適切な指導と必要な支援等で、受講生のレポートから気になった部分を取り出してコメントをしておられたので、非常に分かりやすい講義でした。不適切な対応をすれば、二次障害(行為障害・反抗挑戦性障害等)を起こしてしまうので留意しなければならないということや、保護者との連携や信頼関係をつくることの大切さを、私自身も改めて学ぶことができました。
 班別ワークショップでは、「学級づくり」をテーマに、春期レポート「こんな学級をつくりたい」について討議しました。その後、受講生が春期課題として作成した学級通信やリクルーターが実際に児童・生徒に配付した学級通信を持ち寄り、それぞれの学級通信のポイントは何か、学級通信を見せるための工夫は何か、重要箇所の見せ方はどのようにすればよいか、生徒の意見を取り入れるための工夫など、意見を出し合いました。アドバイザーの先生方からは、学級通信のタイトルは生徒から公募するというアイデアや、名言や詩集を扱う際は著作権に配慮することなどを学びました。
 校種別ワークショップでは、「授業づくり」をテーマに、各班からの代表者が模擬授業を行いました。高校班では、教科による導入の違いや授業展開の違いはあるものの、黒板の使い方や立ち位置、生徒への目線、授業の「つかみ」への工夫など共通して活用できることもたくさんありました。
 次回のワークショップでは、今回の反省を生かして、より工夫した模擬授業を行ってくれると思います。次回も楽しみにしています。

   * お問い合わせ先
     教職員課人事企画係   TEL 0742-27-9844
                 FAX 0742-24-7256


おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ -その34-

 子どもたちが郷土を理解し食文化を伝承していくための資料「奈良県の郷土料理集」(県教育委員会作成)の中から、料理レシピをピックアップしてお届けしています。

★今号のレシピは
   「めはりずし」

  (右の画像をクリック!→)
〔ちょっと一言〕
 めはりずしは、吉野地方や和歌山県と三重県にまたがる熊野地方の郷土料理です。大きなおにぎりを、高菜の漬物でくるんだもので、高菜漬けの塩味と少しぴりっと辛いのがおいしさの特徴です。
 また、下北山村では高菜でなく特産品の下北春まなの漬物で作られます。
 大きなおにぎりで一度作って味わってみてください。

お知らせ 】 目次に戻る



〔1〕“教育セミナー2012”を開催します!

                           県立教育研究所
        
   テーマ:!わかった できた おもしろい
              ~意欲を高める場をつくろう~
    
   ◇5月31日(木)、教育研究所において開催します。

 子どもたちにとって、安心できる、集中できる、やる気が促される場とは、どんなところでしょうか。
 本年度の教育セミナーでは、学習意欲、規範意識、体力など、奈良県の教育課題の解決を目指して取り組んだ研究成果の発表を行うとともに、子どもたちの意欲を高める場づくりについての提案を行います。
 よりよい教育の姿や日々の実践について、共に学び、熱く語り合いましょう。
 
 【提案・協議】
   学習意欲を高める学びの場についての提案・協議
 【プロジェクト研究発表・分野別研究発表】
   学習意欲、規範意識、体力など、本県の教育課題の解決を目指して平成
   23年度に取り組んだ研究成果の発表
 
 事前に申込みいただければ、どなたでも参加いただけます。
                       (参加費無料)
 詳しくは、こちらの Webページをご覧ください。 

   * お問い合わせ先
     県立教育研究所 教科教育部 教科教育係  
         TEL 0744-33-8903  FAX 0744-33-8909

〔2〕「なら教育リポート ~まなびだより~」今後の放送予定

                            県立教育研究所

   奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(18:00~19:00)の中で、
   18:45~18:50頃に放送します。

  ○5月16日(水) 森の教育活動 ~県立野外活動センター~

  ○5月23日(水) 昔のものから学ぶ 「結びの民俗」
             ~県立民俗博物館~

  ■過去の放送分はこちらの Webページでご覧いただけます。

   * お問い合わせ先
     県立教育研究所 教科教育部 調査情報係  
         TEL 0744-33-8907  FAX 0744-33-8909
 
報道発表資料 3月29日~4月26日◇ 目次に戻る
 
編集後記  目次に戻る    



 青葉を抜けてくる日差しの煌(きら)めきが、美しい季節になってきました。4月に入学した新入生や、新しい職場で新生活を始めた人も、そろそろ慣れてきた頃でしょうか。aoba
 「新緑」という言葉の爽やかな響きには、新鮮な感動が重なります。それぞれの学校や職場で、新しい1年のはじまりは、常に新鮮な気持ちになります。いつでも「若葉」の気持ちでいたいものです。


 

いきいき学校掲示板!の入賞作品は、こちら
橿原考古学研究所附属博物館のWebページは、
こちら

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