エダマメづくりのポイント

エダマメづくりのポイント

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播種時期
苗定植時期

収穫時期



















種は5~10cm間隔でまきます。

つくる場所
エダマメは過湿に弱いので、水はけの良い場所に植えましょう。また連作すると土壌病害が多発し、収 量・品質が低下するので、毎年作る場所を出来るだけ変えるようにしましょう。

土づくり、肥料のやり方
エダマメは酸性土壌を嫌うので、苦土石灰などを早めに施用して、pHを矯正しておきましょう。また
収量を高めるためには、土づくりとして堆肥を1平方メートル当たり1kg程度施用します。畝幅は60cmで1条にします。


本葉2~3枚で本圃に定植します。

播き方、植え付け(苗作りを含む)

種は1平方メートルあたり15~25粒準備します。苗づくりの際は肥料は必要ありません。苗床や育苗箱で苗を作る場合には、4~5cm間隔ですじ状に種を播きます。
発芽してから15~20日経ち、初生葉の間から本葉が見え始めた頃が植え付けの適期です。15~20cm間隔ですじ状に、1ヶ所に1本づつ植えます。すじの間は45cm程度あけてください。

開花後、株元に土よせをします。

一般管理・追肥、その他
強風などによりエダマメが倒れることを防ぎ、また雑草を抑えるために、開花した後に根元に土を寄せます。この際、化成肥料を1平方メートル当たり15~20g程度、株と株の間に施用します。なお、生育が良い場合は肥料をやらなくてもかまいません。


本葉5枚ほどで先端を摘心すると
わき芽が伸びてきて横に広がります。



さやが充実したら収穫します。

収穫(貯蔵含む)
さやの大部分が充実し、わずかに未熟なさやが残る頃が収穫の時期です。収穫が遅くなるとマメが固くなるので注意しましょう。

病害虫の防ぎ方

エダマメでは、種子が原因の病気が多いので、健全な種子を用いるようにしてください。

食べ方
栄養・特徴
エダマメは畑の肉とも言われる大豆の未成熟な種子で、タンパク質、脂質、糖質、灰分、ビタミン類 が多く含まれています。中でもビタミンCが100g中に30mgも含まれています。
料理
枝からもぎ取り、塩をまぶし、よくすり込んで色が変わったら熱湯に入れて茹でます。そのとき、さやの両端を切っておくと薄い塩味がつきやすく、おいしく茹で上がります。冷凍保存しておくといつでも手軽に食べられて便利です。