オクラづくりのポイント

オクラづくりのポイント

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苗定植時期
収穫時期
























オクラの原産地は東北アフリカで、アオイ科に属し、熱帯地方では多年生で、草丈が5~6mに達するものもあります。日本では1年生で、暑さに強く真夏でもどんどん生長しますが、寒さには弱く10℃以下になると生育が止まります。乾燥には強い野菜ですが、適当な水分を与えた方が、果実が早く大きくなります。


幅120cm

畑の準備
連作を嫌うので、同じ畑に連続して栽培しないようにします。
4月上旬には、1平方メートル当たり堆肥3kg、苦土石灰120gを施し、深く耕しておきます。4月下旬には化成肥料150gを施し、幅100~120cmの畝を作っておきます。

種まき
高温を好むので、早播き・早植えは避けます。
適温な種まきの時期は5月上旬~中旬です。
種は皮が厚く水分吸収が悪いので、一昼夜水に浸け、十分に水分を吸収させてから播きます。また、浮いた種は捨てます。
20cmの間隔で1ヶ所に3~4粒づつまきます。種をまいた後は1cm程の厚さで土をかけておきます。
苗を購入する場合も遅霜の心配がない5月上旬以降に植えつけます。



開花の様子

間引き
子葉が開ききった頃、発芽遅れの株を間引き、1ヶ所3株程度とします。さらに、本葉2枚の頃にしっかりした株を1本にします。間引く株は、残す株を傷めないようにハサミで根元から切ります。本葉4~5枚になったら、1株おきに間引きを行って、株間40cmとなるようにします。

追肥、敷きワラ
花が咲き始める頃から収穫が終わるまで、月に2回追肥をします。追肥は最初条間に、2回以降は畝肩に施します。
また、梅雨明け前には地温上昇と乾燥を防止するために敷きワラを行います。

わき芽かき・下葉とり
株元から芽が出てきたら、主枝の伸長を妨げないように早めに摘み取ります。また、収穫が進んできたら、不要な下葉を摘み取って株もとの風通しをよくします。

収穫
開花後7~10日、長さ7~8cmで収穫するようにします。1日収穫が遅れるだけで硬くなり食感が損なわれます。

食べ方
1、 オクラは塩で軽く揉み表面の産毛様のものをとって、色良く茹でます。
2、 明太子1腹を中身だけ取り出し、マヨネーズと混ぜ合わせます。
3、 オクラを小口切りにし2と和えます。
4、 ネギを千切りにし水にさらします。
5、 3と4を形良く盛ります。