平成24年3月13日、奈良文化会館にて奈良県景観住民協定認定地区交流会が開催されました。
参加されたのは、現在、奈良県景観住民協定を締結されている地区(15地区)の代表の方です。
参加団体(奈良県景観住民協定締結地区)
・奈良市学園北1丁目自治会
・奈良市学園朝日町2番住民協定事務局
・生駒市鹿ノ台自治連合会
・大和郡山市南市場自治会
・香芝市真美ヶ丘自治会
・御所市柏原北方自治会
・斑鳩町法隆寺第三団地自治会
・斑鳩町南服部自治会
・高取町土佐街道一区自治会(7地区)
交流会内容
1)近畿大学総合社会学部(環境系専攻)久 隆浩教授よりの講義
2)各地区による取り組み内容等の事例発表
3)事例発表を受けて、久教授からのアドバイス
久教授よりの講義、アドバイスの要旨
○まちづくりは、無理のない部分から入る。その手段としての景観。
○なにか決めるということではなく、交流するだけでも元気になれる。交流会では、互いに ヒントを持ち帰っていただきたい。
○交流会をするのなら、互いにやっていることを見て、現場を歩いて話をすると、より共有できる。
○地域内での建設などへの対応について。最初からルールがあれば手を出してこない。とりあえずルールを作っておくべき。その導入として景観住民協定から入り、そしてさらに深いルール作りを。
○はなづくりやひな祭りなどで和気あいあいとする街づくりをして欲しい。
参加した地区代表より現在悩んでいることの問題提起があり、それに対して他の地区代表より、これまでの経験に基づく解決法やアドバイスが出されました。
久教授ご指摘のとおり、互いにヒントを持ち帰っていただけたと感じました。
交流会の様子
交流会の様子
講義をする近畿大学 久教授
地区事例発表
地区事例発表