土砂災害警戒情報

土砂災害警戒情報

 土砂災害警戒情報は、大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに、市町村長が避難指示等の災害応急対応を適時適切に行えるよう、また、住民の皆さんや対象地域に滞在されている方々の自主避難の判断の参考となるよう、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報で、奈良県と気象庁が連携して発表する気象情報す。

 土砂災害警戒情報が発表された場合は、市町村長は、土壌雨量指数等を参考に、危険度が高まっている区域に対し、直ちに避難指示等を発令することが基本とされます。避難指示等は、夜間であっても躊躇することなく発令することが基本とされていますが、できる限り夜間の急な発令を回避するために、市町村においては、避難準備情報の活用や早めに避難指示等を発令することを検討する必要があります。
 住民の皆さんや対象地域に滞在されている方々は、市町村から呼びかけられる避難指示等に従って避難し、仮に避難指示等が発令されていない場合でも余裕を持って自主的に避難することを検討してください。また、土砂災害警戒情報が発表されていない場合も同様に、地形や地質の条件によって土砂災害が発生するおそれがあるため、その他の気象情報や土砂災害の前兆現象などにも十分注意し、早めの避難を心がけてください


○発
表単位及び発表対象地域
土砂災害警戒情報の発表単位については、市町村単位が基本とされます。なお、五條市については、五條市北部(旧大塔町を除く。)と五條市南部(旧大塔町のみ。)に分割して発表します。また、土砂災害警戒区域のない1市5町(大和高田市・安堵町・川西町・三宅町・田原本町・広陵町)は、令和3年6月から土砂災害警戒情報の発表対象外となりました。

○利用上の留意点
土砂災害警戒情報の発表対象とされる土砂災害は、土石流及び集中的に発生する急傾斜地の崩壊です。技術的に予知や予測が困難である斜面の深層崩壊、地すべりなどについては発表対象とされておりません。そのため、防災活動に当たっては、周辺の渓流や斜面の状況なども合わせて、総合的に判断する必要があります。

○土砂災害警戒情報の発表資料
土砂災害警戒情報を発表する際の資料は、文章と図を組み合わせた下図のような様式です
この資料は、下記の気象庁のホームページから、奈良県の土砂災害警戒情報の発表状況を案内するページに移動すると確認できます。

 

この図は見本です。
土砂災害警戒情報の発表資料の見本


 

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