奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2016
今年6回目を迎える『はならぁと』は、アートによる地域価値の発掘作業を通して、奈良県の豊かな文化や暮らしを過去から未来に繋ぐ、今ここから発信するアートプロジェクトです。
『はならぁと』をきっかけに、空き町家の利活用促進、地域とアーティストが結びつく、まちづくり活動の活発化など、様々な効果が生まれてきました。
『はならぁと 2016』の開催概要につきましては下記の通りです。
[ はならぁと こあ ]
~キュレーターが全体を統括する『はならぁと』のメインエリア~
今年の「はならぁと こあ」は、担当キュレーターに遠藤水城氏(HAPS代表/インディペンデント・キュレーター)を迎え、高取土佐町並みエリアにて開催。
担当まちづくり団体(天の川実行委員会)が主催する「第八回 町家の案山子めぐり」と協働し、地元住民×アーティストによる新しい芸術体験に挑戦します。
※キュレーターとは…展覧会の企画、アーティストの選定をはじめ、地域のリサーチ、コンセプト立案、事前イベントの実施など、プロデューサー的役割を果たす。
開催エリア:高取土佐町並みエリア
会期:2016年10月1日(土)~10月31日(月)※会期中無休
開場時間:10時〜16時
キュレーター:遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)
同時開催「第八回町家の案山子めぐり」
キュレーター情報・町家のかかし巡りについてはこちらをご覧ください♬
[ はならぁと ぷらす ]
~まちづくり団体が主導して、さまざまな展覧会やイベントを開催する『はならぁと』のサテライトエリア~
今年の「はならぁと ぷらす」は今井町エリアにて開催。
今井町町並み保存会が担当する、公募作家10名による展覧会を、美しい町並みと共にお楽しみください。
空き町家の利活用を、昨年度から引き続き、積極的に取り組みます。
開催エリア:今井町エリア
会期:2016年10月22日(土)~10月31日(月)※会期中無休
開場時間:10時〜16時
[ はならぁと あらうんど ]
~地域課題に寄り添ったワークショップやプレイベントを実施する地域密着・長期型アートプロジェクト~
今年から新しく始動する「はならぁと あらうんど」は、秋の大規模な展覧会開催に内容を限定せず、年間を通じて、地域の課題に寄り添ったワークショップやプレイベントを実施する、これまでよりも一層「まちづくり」に特化したアートプロジェクトです。
「はならぁと あらうんど」を開催することで、地域の皆様の芸術活動に対する理解を深め、豊かな文化を耕し、より質の高い「はならぁと こあ/ぷらす」の開催を目指します。
開催エリア:八木札の辻エリア、吉野町国栖エリア
会期:2016年10月9日(日) (吉野町国栖エリア)
2016年11月1日(火)~6日(日) (八木札の辻エリア)
<八木札の辻エリア>
八木札の辻では地域側が「手伝う」から「主催」へ。地域主催の展覧会作りの、さらなるスキルアップのための実践ワークショップを行います。
ファシリテーターとして窪山洋子氏(2013年キュレーター)を迎え、長期ワークショップを実施します。このワークショップの展開で、八木では3つの自主企画展示を開催します。今後さらに2つアーティストによる実践ワークショップを開催予定。
今回は写真をテーマとし、地元に眠っている貴重な写真を収集、地域コミュニティのきっかけとなる場の創出を目指します。
<吉野町国栖エリア>
10月9日の「国栖の里灯り展」に、名産の手すき和紙を用いた栗田咲子さんのパフォーマンスとボランティアチーム『はならぁと部』を中心とした有志による灯り作品展示で参加。
★ 公式HP ★
詳細は、公式HPでお知らせします。
奈良・町家の芸術祭 はならぁと 公式HP →
http://hanarart.main.jp/