1．事業目的
県有林、県行造林、水源100年の森、全国植樹祭記念分収造林、林業基金分収造林の県営林について適正な森林整備により就労の場を確保しつつ公益的機能維持増進を図り、民有林の模範となるような森林の造成を目指す。また将来の伐採収入の確保のため、長伐期化を推進し、より価値の高い財産の形成を図る。
2．成果目標
（事業目標）
県営林の森林資源の充実を図るため適正な管理を実施するとともに、事業計画作成のための森林調査を実施し資源状況の把握を図る。
3．事業効果の検証、見直しの状況
平成30年度、令和元年度には県産材生産の拡大に寄与するため、木材搬出システムや事業発注方法の検証を行いつつ搬出間伐による木材生産を実施。令和2年度は、立木販売による木材生産を実施。令和3年度は販売後の劣勢木の整理、保育施業を実施。令和4、5年度は、施業が必要な分収造林地での、保育施業を実施。令和5年度は新たな森林管理制度を踏まえた事業計画作成のため経営区毎の調査を実施。
令和6年度以降は、新たな森林管理制度を推進するため井光経営区で作業道を作設。また、施業が必要な分収造林地において保育施業を行う。
4．事業内容
【県営林分収育林事業】
県営林で実施している分収育林契約地の立木販売後に必要な管理・調査等の実施
【県営林造成事業（単独）】
分収造林地における保育施業
【県営林造成事業（補助）】
分収造林地における保育施業
【県有林森林環境管理推進事業】
県有林における恒続林化に向けての作業道整備
【県有林グリーンサスティナブル事業】
県有林における混交林誘導整備
【次世代恒続林モデル事業】
県有林における強度間伐施業
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| 県営林からの搬出 |