奈良・町家の芸術祭はならぁと2021

奈良・町家の芸術祭はならぁとの概要

はならぁと2021メインビジュアル今年11周年を迎える『奈良・町家の芸術祭 はならぁと』は、地域価値の発掘作業を通して、奈良県の豊かな文化や暮らしを過去から未来に繋ぐ、今ここから発信するアートプロジェクトです。
 お掃除プロジェクトや空き家見学ツアー開催による町家利活用機運の向上、地元まちづくり団体主体の運営による地域力向上と現代芸術を通じた新しい価値の提案による住民の町に対する誇り・愛着醸成の機会、住民やアーティスト、来場者との交流促進による芸術普及や海外への新たな地域価値の発信を目標としています。
 これまでの10年間で、『はならぁと』開催がきっかけとなり店舗や移住者の住居として利活用されている空き町家は41件にのぼります。

 

『はならぁと』を特徴づける2つの部門

  • はならぁと こあ

ゲストキュレーターが参画し、実験的な現代芸術の展覧会を開催する本芸術祭のメインエリア。地域性を再考察することで現代日本の課題を読み解き、未来に向けて、新しい価値を提案・発信します。

 

  • はならぁと さてらいと

まちづくり団体やグループが、企画から運営まですべてを担い、町家を舞台とした展覧会を創出。現代芸術展の他にも、地域とゆかりのあるアーティストや、地元の学校と連携したプロジェクトなど、文化芸術をきっかけとしたまちづくりと空き町家の利活用を目指して開催します。

  

主催・共催

主催:奈良・町家の芸術祭 HANARART 実行委員会  共催:奈良県

 

 

はならぁと2021の概要

テーマ

 

 今年も昨年に引き続き、未来の地球のために私たちがどのように感じ - 考え - 選び - 行動していくべきかを現代美術を通して見つめ直す、地球に優しいエコロジカルな芸術祭を開催します。

 

新型コロナウイルス感染症感染予防対策について

 

 はならぁと2021の各会場では以下の感染予防対策を実施します。

   来場者の皆様には、ご理解、ご協力をお願いいたします。

感染予防対策

 

・展示会場等での人数制限により、会場に入るまでに待ち時間が発生する場合がありますので、防寒対策をしてご来場くださるようお願いします。

平日や午前中等、空いている時間帯へのご来場をおすすめします。

・サステナブル講座及びはならぁとシネマは事前予約制です。定員に空きがある場合は当日受付も可能です。

・会場内での飲食はご遠慮ください。

 

 新型コロナウイルス感染症感染予防対策について(pdf 542KB)

 

 

開催地と会期等

はならぁと こあ
  • 開催地

天理エリア

 

  • 会期

2022年2月11日(金曜日・祝日)~2月14日(月曜日)、2月18日(金曜日)~2月21日(月曜日)、2月23日(水曜日・祝日)、2月25日(金曜日)~2月28日(月曜日)

 

  • 開場時間

10時~17時

 

  • 開催概要

・テーマ:「種を蒔く、それはすべてのはじまり」

・キュレーター:内田千恵

 

 キュレーターは奈良県をベースに日仏若手美術家の活動支援を行っている内田千恵氏。商店街に点在する元店舗や空き町家に日本、アメリカ、フランス、韓国から国際的に活動する現代美術作家5組の展覧会を開催します。種を蒔くかのごとく静かで丁寧な過程を辿りながら制作する彼らの作品を通し、人間と自然の関係性を見つめ直し、環境問題への関わりを提議します。

 

はならぁと さてらいと
宇陀松山エリア
  • 会期

2021年10月22日(金曜日) ~ 10月24日(日曜日)

 

  • 会場時間

10時~17時 

 

  • 開催概要

・テーマ:「スベテノ アリアンヌ ニ ササグ」

・出展作家:大宇陀小学校4年1組×イケモトタツヤ×アダチオサム

 

2011年のHANARARTで宇陀松山を訪れたアリアンヌ。「10年ぶりにアリアンヌが戻ってくる」との設定で、地元の小学4年生が喜楽座にアリアンヌを迎える空間を作ります。地球の言葉を話せないアリアンヌとの意思疎通を図るため、お友達のアダチオサムと担任イケモトタツヤが媒介役となり制作をフォローします。

 

 

  • 地域連携企画

・宇陀松山華小路2021(10月23日、24日開催)

・出展作家:奈良女子大学インターン生×諸熊仁志

 

2009年に始まったダリアの花じゅうたん「宇陀松山華小路」。奈良県はダリアの球根生産量日本一!であることを伝えるために始めた行事です。今回は、はならぁとにインターンで参加している奈良女子大学の学生がデザインを担当し、宇陀松山在住の彫刻家、諸熊仁志がそれを監修します。

 

 

桜井・戒重エリア
  • 会期

2021年10月22日(金曜日) ~ 10月25日(月曜日)、10月29日(金曜日) ~ 11月1日(月曜日)、11月3日(水曜日・祝日)

 

  • 開場時間

11時~17時 

 

  • 開催概要

・テーマ:「光ある場合ーノスタルジーを巡る問いの在処ー」

・出展作家:岡本奈香子、田中誠人、林圭介、ヤーナ・マイヤラ、ヴィッレ・リンナ、池田昇太郎

 

かつて暮らされ、営まれ、別の用途であった建物が、この時から展覧会会場として開かれる。本展は、竹内街道・横大路(旧伊勢街道)沿いに位置する元寿司屋兼住居、路地裏の廃屋、旧医院の3カ所とその周辺で行われる。
光という途方もない波長
郷愁という親しんだ感情
それらはどこで巡り会い
なぜ私たちから、遠退いてしまうのだろう

 

 

橿原・八木エリア
  • 会期

2021年10月29日(金曜日) ~ 10月31日(日曜日)

 

  • 開場時間

10~17時 

 

  • 開催概要

・テーマ:「12組の作家が町の中で行う芸術祭」

・出展作家:三田村龍伸 (RYUSHIN-MITAMURA)、古川守一、CHIZURU KISHIMOTO、櫻井恵子・片平修・仲川勝三・清水雅之・島岡亮次、奈良芸術短期大学専攻科クラフトデザイン、奈良芸術短期大学専攻科デザイン、坂野真子、えかわ たえこ/ Tao、タキ ナオ、やまきみなこ × ふくいまさお、空、奈良県立畝傍高等学校美術部

 

地域の人には町の思い出と共に、馴染んだ場所があります。今年は、そんな場所・エリアを楽しい、新しい人との出会いが生まれる場とします。10回目として開催する『はならぁと』の木は、新たな地域らしさが根付く木にしていきます。八木の『はならぁと』 どうぞお楽しみください。

 

 

詳しくは、 奈良・町家の芸術祭はならぁと2021公式HP をご覧下さい。

 

 

 報道発表資料(2021年10月8日報道発表分)(pdf 172KB)

 報道発表資料(2022年1月20日報道発表分)(pdf 187KB)

 報道発表添付資料(2022年1月20日報道発表分)(pdf 2446KB)