このたび、令和3年度全国林業試験研究機関協議会(全国の公立林業試験研究機関によって組織)による第34回研究功績者表彰において、研究功績賞表彰規程に基づく選考の結果、当センターの西尾起一副主幹が研究功績賞を受賞しました。
この賞は、地域における森林・林業及び木材産業にかかわる研究に顕著な業績をあげた職員並びに技術の普及に功労のあった職員に対して授与されるものです。
西尾副主幹は平成8年度に研究員となり、長きにわたり急傾斜地に適した木材搬出技術に関する研究とその普及に取り組み、本県における木材搬出技術の向上に貢献してきました。
また、各種研修や講習会において、研究成果である手引き書、マニュアルや記録動画を用いて、より実践的かつ安全作業を重視した講義を行い、林業技術者の木材搬出技術の向上と労働災害の防止などに多大な貢献をしてきました。これらの功績が選定委員からも高く評価され今回の受賞となりました。
受賞した功績「急傾斜地に適した木材搬出技術に関する研究とその普及」