住所 橿原市兵部町6-28
電話番号(代表) 0744-24-4700
URL:http://www.hiraohos.or.jp/
診療科:泌尿器科、内科、外科、整形外科、皮膚科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科
許可病床数:99床
紹介する「面倒見のいい病院」の取り組み領域
“生活の質(QOL)”を大きく左右する排尿トラブル、当院の排尿ケアチームが親身に対応、まずはご相談を!!
病院の概要
橿原市に一般病床99床を稼働している急性期病院であり、介護医療院22床と健診センターも併設しています。おもに泌尿器科・内科・外科の診療を行い、特に、尿管結石や排尿疾患関係の治療においては県下屈指の実績を収め、他院よりの泌尿器系患者も幅広く受けています。また、泌尿器科にかかわらず高齢者特有の複合疾患に関しましては、全ての科での対応しております。
併設の健診センターでは定期健診による健康管理・指導で、病気の早期発見と他院への患者紹介を担っています。また、地域包括ケア病床や介護医療院の運用を通じて、地域からの入院依頼や急性期病院からの転院も受け入れています。
取り組みのきっかけ
来院されるお年寄りは“尿漏れ”・“頻尿”などの泌尿器疾患をお持ちの方が多く、排尿トラブルで旅行を諦める、趣味の会にも不参加などから「人生の楽しみ」を味わえず“生活の質(QOL)”の低下につながることが懸念されていました。
このようなQOL低下疾患を治療すべく、平成27年に他院に先駆けグリーンレーザー術式を導入、身体への負担も少なく術後の回復も早くなりました。
また、昨年より“前立腺レーザー治療外来”を標榜し、最新のグリーンレーザー機の導入に伴い、今まで以上にスピーディで安全な手術へと進化しています。
また、排尿ケアチームが術前から関与することで、早期離床・早期退院が図られるようになりました。
「面倒見のいい」内容
排尿(排出)は生理現象であり、トラブルがあると非常に苦痛を伴う事が予測されます。当院では身体のケアだけでなく心のケアも大切だと考え、排泄ケアチームを中心に患者さん一人一人に誠実に対応しています。
当院では、排泄ケアチームを中心に患者さんを診ることで、患者さんごとの排尿動作の問題点を入院早期から発見し、排泄能力の向上に向けて今まで以上に早くから取り組めるようになりました。そのため、患者さんの早期退院の実現や、尿路感染のリスクを軽減などの効果が生まれています。
また、看護師だけでなくリハビリ職員が排泄ケアチームに加わっているため、従来の排尿行動に戻るためのリハビリテーションの必要性に早い段階で気付き、医師、病棟看護師、排泄ケアチーム等で相談できる体制を作っています。
その他にも、患者さんに自身の排泄について理解してもらうための排尿日誌の活用や、術後の失禁防止のためのリハビリなども実施しています。少しでもQOLの低下を防ぎ、できるだけ早く従来の排尿行動に戻れるように、スタッフ一丸となって取り組んでいます。
ご安心のポイント
排尿トラブルに関しては、入院中から退院に向けたサポートにも柔軟に対応しており、また、退院後にも必要な患者さんには通院していただいて関っていくことで、トータルケアを行っています。
また、地域の診療所の先生方や介護施設、訪問看護ステーション、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所等と定期的に勉強会等を開催しています。この様な顔と顔の見える関係性を保つことで、退院された患者さんがかかりつけ医の所に戻られた後も、何かあれば当院での治療に繋げられる連携体制を構築しています。
医療・介護関係者へのメッセージ
泌尿器科の疾患に関しましては、幅広く対応が可能であると考えております。また、当院では泌尿器科救急と致しまして、出来るだけ泌尿器科の医師を当直に配置しております。泌尿器科以外の医師が当直の場合は、診療所の夜診が終わる頃までは、泌尿器科の医師が待機している様なシステムにて対応しております
地域の医療施設との泌尿器科領域の勉強会を開催し、『お気軽相談ドア』というネットワークを通じて、随時質問を受け付けてなるべく早期に返事を返すと言う活動も行っています。
地域連携室及び入退院サポートも柔軟な対応を行っておりますので、どうぞご相談下さい。
取組に関する問い合わせ先(部署名)
外来看護師長:滝本佳代
住所 橿原市兵部町6-28
電話番号(代表) 0744-24-4700
URL:http://www.hiraohos.or.jp/