青少年のインターネット利用実態
携帯端末の保有増加・低年齢化
インターネットの利用増加・長時間利用


インターネットの特徴
インターネットの特徴

インターネットは最新の情報や自分の欲しい情報を簡単に手に入れることができる反面、上のような特徴があります。
また、信憑性のない情報も含まれています。
トラブルや犯罪被害に遭わないよう子どもたちに正しく理解させたうえで、インターネットを利用させることが大切です。
インターネットでのトラブル事例
- グループトークに起因する"いじめ"
- 自画撮り写真の交換に端を発した脅迫被害
- 心のよりどころだったSNS上の知人による誘い出し
- スマートフォンの使いすぎによる健康や学習への悪影響
- オンラインゲームをめぐるさまざまなトラブル
- 個人や学校などへの脅迫行為や犯行予告
- 他人の権利を侵害する投稿・二次利用・ダウンロード
- マンガなどのコンテンツを違法に配信するサイトの利用
- フリマなどネットを介した個人間取引によるトラブル
- ネット広告に起因する通販サイトでの衝動買いによるトラブル
- 不正転売や転売目的での転売品の購入
- アルバイト応募が招いた犯罪への加担
- アカウント名やID・パスワードなどの個人情報の悪用
- 悪意で設置されたWi-Fiスポットを使用して情報が流出
- メールからの誘導によるフィッシング詐欺被害
- 入力した個人情報の目的外利用
- 投稿から個人が特定されたことによる被害
- 悪ふざけなどの不適切な投稿
- コミュニティサイトなどでの未成年によるアプローチ
- SNS等での誹謗中傷による慰謝料請求
- ネット上のウワサやデマなど偽情報の拡散

出典:インターネットトラブル事例集 | 上手にネットと付き合おう! ~安心・安全なインターネット利用ガイド~ | 総務省
青少年を守るために
💡家族で話し合い、スマホ利用のルールづくり
☆長時間利用による生活習慣の乱れや、SNS上の不適切な投稿によりいじめやプライバシー上のトラブルに陥るなど、インターネット利用における問題が深刻化しています。
☆インターネットのトラブルは子どもだけでは解決が難しいことが多くあります。
☆インターネットの危険性について子どもと大人で話し合い、家庭のルールをつくることが大切です。
☆子どもをルールで縛るのではなく、なぜそのルールが必要なのかを、子どもと大人が一緒に考えましょう。

💡フィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限)の利用

フィルタリングは青少年を違法・有害情報との不用意な接触から守り、安心・安全にインターネットを利用する手助けをするサービスです。
例えるなら、ネットの世界に漂う「見えない危険」から身を守るための“マスク”。
冷静さを欠いたアクセスに適度なブレーキをかけるだけでなく、見た目ではわかりづらい悪意の仕掛けがあるサイト等へのアクセスを防いでくれる頼もしいツールです。
現在は携帯電話事業者をはじめ各社がフィルタリングサービスを提供しており、年齢や家庭のルールに応じて設定を変更(カスタマイズ)することも可能です。
•うちの子に限って不適切なインターネット利用はありえない
•子供を信用しているから
•特に必要だと思わないから
•子どもがインターネットを自由に使えないのは、かわいそうだから
•フィルタリングしないように子どもに頼まれたから
などと考えていませんか?
県の主な取り組み
携帯電話インターネット接続役務提供事業者に対する合同立入調査
県内の携帯電話販売店(携帯電話インターネット接続役務提供事業者、家電量販店等を含む)に対して、青少年の携帯電話端末等の使用におけるフィルタリングサービスの利用促進のための義務等の遵守状況を確認するため、奈良県青少年の健全育成に関する条例に定める立入調査を行っています。(県内134店舗)

専門講師派遣
青少年のインターネットを介したトラブルを防ぐことを目的として、青少年がインターネットを安全に安心して利用するための能力(インターネットリテラシー)を高めるための講習会に専門講師を派遣します。
スマホ・ケータイ出前講習会
大学生をインターネット利用における危険性と安全な利用方法についての指導者として養成して、小学校に講師派遣し、大学生が自身の経験を交えながら講習を行うことで、小学生に安全なインターネット利用を啓発します。

