平成20年度学校基本調査 奈良県結果(速報)の概要
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この結果(速報)の概要は、平成20年5月1日現在で実施された学校基本調査のうち、奈良県内の幼稚園、学校(大学、短期大学、高等専門学校を除く)について、主要な部分を取りまとめたものです。
なお、この概要に掲載している本年度の各数値はいずれも速報値であり、後日に文部科学省の公表する数値が確定値となります。
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[1]学校調査
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図1.在園者・児童生徒数の推移
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1.幼稚園 |
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・園数は205園(国立2園、公立162園、私立41園)で、前年度より公立2園が減少、私立2園が増加した。
・在園者数は19,305人(男9,878人、女9,427人)で、前年度より487人減少した。
・教員数(本務者)は1,476人(男41人、女1,435人)で、前年度より4人減少した。
教員のうち、女性教員の占める割合は97.2%で、前年度より0.1ポイント上昇した。 |
(表1・図1 参照) |
表1.園数・在園者数・教員数 |
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2.小学校
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・学校数は224校(国立2校、公立217校、私立5校)で、前年度より公立2校が減少、私立1校が増加した。
・学級数は3,417学級(単式学級2,804学級、複式学級25学級、特別支援学級588学級)で、前年度より21学級増加した。
・児童数は80,551人(男41,285人、女39,266人)で、前年度より617人減少した。
本県の児童数は、昭和57年度の133,167人をピークにして減少を続けている。
・教員数(本務者)は4,929人(男1,835人、女3,094人)で、前年度より51人増加した。
教員のうち、女性教員の占める割合は62.8%で、前年度より0.5ポイント低下した。
・長期欠席児童(平成19年度中に30日以上欠席した児童)数は875人で、前年度間より7人減少した。
理由別では、病気379人(構成比43.3%)、不登校355人(同40.6%)、それ他が141人(同16.1%)であった。
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(表2・表3・表4・図1・図2・図3 参照) |
表2.学校数・学級数・児童数・教員数 |
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表3.理由別長期欠席児童数
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表4.児童数に占める「不登校」の比率 |
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図2.長期欠席児童数の推移(年間30日以上) |
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図3.児童数に占める「不登校」の比率 |
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3.中学校
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・学校数は119校(国立1校、公立107校、私立11校)で、前年度より私立1校が増加した。
・学級数は1,486学級(単式学級1,255学級、特別支援学級231学級)で、前年度より5学級増加した。
・生徒数は41,879人(男21,609人、女20,270人)で、前年度より318人減少した。
・教員数(本務者)は3,004人(男1,837人、女1,167人)で、前年度より10人増加した。
教員のうち、女性教員の占める割合は38.8%で、前年度より0.9ポイント上昇した。
・長期欠席生徒(平成19年度中に30日以上欠席した生徒)数は1,909人で、前年度間より9人増加した。
理由別では、病気231人(構成比 12.1%)、経済的理由1人(同0.1%)、不登校1,328人(同69.6%)、その他が 349人
(同18.3%)であった。
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(表5・表6・表7・図1・図4・図5 参照) |
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表5.学校数・学級数・生徒数・教員数 |
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表6.理由別長期欠席生徒数 |
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表7.生徒数に占める「不登校」の比率 |
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図4.長期欠席生徒数の推移(年間30日以上) |
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図5.生徒数に占める「不登校」の比率 |
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4.高等学校(通信制を除く)
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・学校数は56校(公立41校、私立15校)で、前年度より公立1 校が増加した。
・生徒数は38,237人(男19,480人、女18,757人)で、前年度より100人増加した。
・教員数(本務者)は2,639人(男1,892人、女747人)で、前年度より8人減少した。
教員のうち、女性教員の占める割合は28.3%で、前年度より0.4ポイント上昇した。
・課程別生徒数は、全日制36,948人、定時制1,289人であった。
全日制課程の生徒が占める割合は96.6%であり、前年度より0.3ポイント低下した。
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(表8・表9・図1・図6 参照)
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表8.学校数・生徒数・教員数 |
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表9.課程別・学科別生徒数 |
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図6.学科別生徒数割合 |
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5.中等教育学校
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中等教育学校は、中等普通教育並びに高等普通教育及び専門教育を一貫して施すことを目的とする中高一貫校であり、平成11年度
より設置が認められている。奈良県では、平成12年度に初めて設置された。
・学校数は2校(国立1校、私立1校)で、前年度と変わらなかった。
・生徒数は前期課程598人(男300人、女298人)、後期課程502人(男254人、女248人)であった。
・ 教員数(本務者)は73人(男44人、女29人)であった。 |
(表10 参照) |
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表10.学校数・学級数・生徒数・教員数 |
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6.特別支援学校 |
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・学校数は12校で、前年度より1校増加した。
・学級数は379学級で、前年度より27学級増加した。
・在学者数は1,234人(男800人、女434人)で、前年度より97人増加した。
・教員数(本務者)は784人(男311人、女473人)で、前年度より44人増加した。
※学校教育法の改正に伴い、平成19年4月1日から盲・ろう・養護学校が「特別支援学校」となった。
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(表11 参照)
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表11.学校数・学級数・在学者数・教員数
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7.専修学校 |
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・学校数は42校(公立4校、私立38校)で、前年度と変わらなかった。
・生徒数は3,382人(男1,075人、女2,307人)で、前年度より230人減少した。
分野別にみると、医療関係の1,789人(構成比52.9%)が最多で、次いで服飾・家政関係の513人(同15.2%)、文化・教養
関係の318人(同9.4%)、教育・社会福祉関係の276人(同8.2%)の順となっている。
・ 教員数(本務者)は295人で、前年度より10人減少した。
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(表12・表13・図1・図7 参照)
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表12.学校数・生徒数・教員数 |
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図7.専修学校 分野別生徒割合(%) |
表13.専修学校 分野別生徒数 |
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分野別
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生徒数(人)
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医療
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1,789
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服飾・家政
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513
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文化・教養
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318
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教育・社会福祉 |
276
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工業
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206
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衛生
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158
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商業実務
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122
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計
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3,382
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8.各種学校 |
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・学校数は40校(私立40校)で、前年と変わらなかった。
・生徒数は3,954人(男1,908人、女2,046人)で、前年度より173人減少した。
分野別にみると、商業実務関係の718人(構成比18.2%)、文化・教養関係の329人(同8.3%)、服飾・家政関係の257人
(同6.5%)の順となっている。
・教員数(本務者)は268人で、前年度より16人減少した。
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(表14・表15・図1・図8 参照)
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表14.学校数・生徒数・教員数
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図8.各種学校 分野別生徒割合(%) |
表15.各種学校 分野別生徒数 |
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分野別 |
生徒数(人)
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商業実務
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718
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文化・教養
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329
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服飾・家政
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257
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工業
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57
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その他
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2,593
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計 |
3,954
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[2]卒業後の状況調査
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1.中学校
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・平成20年3月の卒業者は14,014人(男7,266人、女6,748人)で、前年より3人増加した。
・高等学校等進学者は13,744人(男7,123人、女6,621人)であった。
高等学校等進学率は98.1%(男98.0%、女98.1%)であり、前年より0.4ポイント上昇した。
(全国平均 97.8% 奈良県は全国第23位であった。前年は28位。)
・専修学校(高等課程)進学者は84人(男40人、女44人)で、前年より13人減少した。
専修学校(一般課程)等入学者は27人(男13人、女14人)で、前年より11人減少した。
・公共職業能力開発施設等入学者は4人(男3人、女1人)で、前年より6人減少した。
・就職者総数は60人(男40人、女20人)で、前年より7人減少した。
就職率は0.4%(男0.6%、女0.3%)で、前年より0.1ポイント低下した。
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(表16・表17 参照) |
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表16.進路別卒業者数 |
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表17.高等学校等進学率・就職率(%) |
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2.高等学校 |
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・平成20年3月の卒業者は12,068人(男6,151人、女5,917人)で、前年より915人減少した。
・大学等進学者は6,943人(男3,403人、女3,540人)であった。
・大学等進学率は57.5%で、前年より1.6ポイント上昇した。
男女別にみると、男は55.3%、女は59.8%で、両者とも前年より1.6ポイント上昇した。
大学等進学率 男女計 全国平均52.8% 奈良県は第 8位(前年同位)
男 全国平均51.4% 奈良県は第10位(前年同位)
女 全国平均54.3% 奈良県は第 6位(前年同位)
・大学等進学者のうち、大学(学部)への進学者は5,967人(男3,346人、女2,621人)で、前年より174人減少した。
短期大学(本科)への進学者は921人(男56人、女865人)で、前年より139人減少した。
その他の進学者は55人(男1人、女54人)で、前年より5人減少した。
・専修学校(専門課程)進学者は1,349人(男492人、女857人)で、前年より520人減少した。
専修学校(一般課程)等入学者は1,016人(男693人、女323人)で、前年より70人減少した。
・公共職業能力開発施設等入学者は15人(男12人、女3人)で、前年より2人減少した。
・就職者総数は1,514人(男902人、女612人)で、前年より16人減少した。
就職率は12.5%(男14.7%、女10.3%)で、前年より0.7ポイント上昇した。
就職者を産業別にみると、製造業が710人(構成比46.9%)で最も多く、次いで卸売・小売業134人(同8.9%)、サービス業
109人(同7.2%)の順となっている。
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(表18・表19・表20・表21・表22・図9・図10 参照) |
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表18.進路別卒業者数 |
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表19.大学等進学率・就職率(%) |
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図9.高等学校卒業者の大学等進学率・就職率の推移 |
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図10.高等学校卒業者の進路の推移 |
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※その他:専修学校(専門課程・一般課程)等進学入学者、公共職業能力開発施設等入学者、左記以外の者、死亡・不詳、その他 |
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表20.大学等進学率 |

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表21.大学等進学者数 |
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表22.就職先の主な産業別就職者数 |
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その他:農業、林業、建設業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業・郵便業、金融業・保険業、不動産業、物品賃貸業、
学術研究、専門・技術サービス業、宿泊業、飲料サービス業、生活関連サービス業、娯楽業、複合サービス業、公務、上記以外のもの |
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(注)表、図中の構成比については、端数処理(四捨五入)の関係上100とならない場合がある。 |