国宝 興福寺五重塔 現在の修理状況

現在の興福寺五重塔修理工事の様子です。

屋根解体工事が始まりました。

現在の五重塔は室町時代(1426年)に建てられました。これまで約600年の間に何度か修理を重ねています。今回の修理は、最後に大規模な屋根修理が行われた明治33年(1900年)以来になります。

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一般向け現場見学会を開催しました。

令和7年5月に開催した見学会では、抽選により当選された約1,000人の参加者が来場されました。五重塔について職員から説明を聴いていただき、足場から傷みが目立つ塔の屋根瓦や組み物等を間近に観察いただきました。文化財を未来へとつないでいく修理現場に立ち合っていただき誠に幸いです。

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素屋根の完成
興福寺境内に高さ3mのパネルで工事区画を囲っています。
高さ60メートルの覆屋(素屋根)が完成し、五重塔がご覧いただけなくなりました。
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五重塔

現在                                                                          

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工事前(2023年)

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 覆屋(素屋根)が完成し、五重塔が隠れてしまいました。

 五重塔の修理が終わるまで、しばらくご覧いただけなくなります。

 

   皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

 

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