(おおむね35歳以上で中学校卒業程度の学力を有する方対象)
ビルメンテナンス科では、高度化複雑化する設備管理に対応できるよう、電気設備・空調設備・消防設備・冷凍機・ボイラー・シーケンス制御等について、関連する理論と基礎的課題を通して現場で活用できる技能と知識を習得します。また、合格率100%を目標に各種関連国家資格の取得をサポートするとともに、県内外のホテル・病院・商業施設・地冷施設等の見学を通して知識を深め、業界研究や職場実習等により就職におけるミスマッチを防止、幅広い設備管理業界への就職を積極的に支援します。女性の修了生もビル管女子として活躍中。
カリキュラム
- 電気理論・工事
低圧・高圧電気に関する理論と技術、屋内配線、コンセント・電灯器具取付実習など
- シーケンス制御、PLC
- ビル管理衛生法と建築物環境測定実習
- 実務的な内容については外部講師が担当
- 消防設備
消火設備と警報設備(自動火災報知設備、消火器、消火設備等)の理論・点検、消防法
- 空調熱源設備
実習用冷凍機による理論と技術、空調設備、ボイラー、危険物取扱、エアコン取付実習、高圧ガス保安法 など
- 配管施工実習
- 特別教育(低圧電気取扱、酸素欠乏危険作業)
主な就職先
- ビル設備管理業
大手商業施設、病院、事務所等のビル設備管理
毎年、入校生の90%以上が設備管理業界に就職
- 電気工事・電気設備保守関連
- 消防設備工事・点検関連
- 水処理施設関連
- 空調設備・配管工事関連
関連資格
( [受]…受験資格の取得、[専]…専門校で受験、[試]…試験対策の指導 )
- 第一種電気工事士…[試]
(免許交付には実務経験が必要)
- 第二種電気工事士…[試]
- 消防設備士(乙種1・2・4・6・7類)…[試]
- 第三種冷凍機械責任者…[試]
- 危険物取扱者(乙種4類)…[試]
- 二級ボイラー技士…[試]
- 技術講習…[専](フォークリフト運転:希望者)
- 特別教育…[専]
(高所作業者運転:希望者、低圧電気取扱、酸素欠乏危険作業)
- 安全衛生教育…[専]
(刈払機作業)
- 2級ビル設備管理技能検定…[受] (訓練修了後、受検可能)