第23回イベント

奈良県JET青年連絡協議会第23回イベント
「インターナショナルアートフェスティバル」


 2008年6月22日、奈良県JET青年連絡協議会(Nara JETNet)は川西町との共催により、川西文化会館で第23回イベント「インターナショナルアートフェスティバル」を開催しました。奈良JETNetとは、国際相互理解を深める事を目的として奈良県民の為に国際交流事業の企画と運営に取り組んでいる団体です。県内で活動している国際交流員(CIR)5人と奈良県教育委員会の外国語指導助手(ALT)1人が委員で、奈良県のJETプログラム参加者がメンバーになっています。今回のイベントには約400名の一般県民が参加し、50名のJET青年が国・地域の紹介と各国のアートや自分たちの作品展示などで頑張ってくれました。

 当日のイベントは13時から始まり、Nara JETNet会長のあいさつに続いて、国の紹介ブース・交流アクティビティー・美術展が行われました。国ブースでは、イギリス、フランス、カナダ、アメリカ、ネイティブアメリカ、ブラジル、香港、中国、韓国、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドの12の国・地域が紹介され、交流アクティビティーでは、1分間スケッチ、ヘナ・タトゥー、カポエイラ、ベリーダンス、ジャグリング、フェイスペイント、茶道のような様々な体験コーナーが設けられました。母国の美術とアーティストの作品の紹介だけではなく、観客が自分で参加できるような、インターアクティブなイベントになりました。

 15時からは、同施設コスモスホールで、JET青年と奈良県民などによるパフォーマンスが披露されました。和太鼓、ベリーダンス、ロックミュージック、カポエイラ、アクロバット、マジックショーの他に、JETNetイベントでは初披露となる、ニュージランドのマオリ族から伝わった伝統ダンスであるポイやオーストラリア先住民の楽器、ディジェリドゥーも紹介され、Nara JETNetならではの独創的な舞台になりました。

 今回のイベントは奈良県民の方に、外国の文化を紹介する趣旨がありましたが、JET青年が日本の文化に馴染んでいる姿を披露する機会にもなりました。JET青年による、交流アクティビティーでの茶道やパフォーマンスでの和太鼓の披露について、日本人の参加者から「外国の方が上手にお茶のお手前をされて、びっくりした」、「和太鼓の演奏、すばらしかった」、「日本に興味を持ってもらってうれしい」など、喜びの声を聞く事ができました。

 また、アンケートでは、大勢の参加者の方がイベントについて「とてもよかった」と答えてくれましたし、「他国の事が分かって勉強になった」、「交流アクティビティーの時間がもっとほしかった」と感想を述べてくれるなど、今回のイベントを大いに楽しんでもらえたようでした。JET青年との交流についても、「明るい人ばっかりで、とても楽しかった」、「日本語がうまいJET青年がいたので驚いた」との意見があり、日本人参加者とJET青年との交流がよくできた事が分かりました。協力してくださった川西町と参加者の皆様に改めて感謝の言葉を申し上げます。


当日の写真

  
  

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