第25回イベント

奈良県JET青年連絡協議会第25回イベント
JET青年と楽しむ 「みんなでクリスマス」


 2008年12月13日に奈良県JET青年連絡協議会(Nara JETNet)は生駒市青少年国際交流サークルとの共催で、生駒市図書会館で第25回目のイベント JET青年と楽しむ「みんなでクリスマス」を開催しました。奈良JETNetとは、住民との国際相互理解を深める事を目的として国際交流事業の企画と運営に取り組んでいる団体です。県内で活動している国際交流員(CIR)5人と奈良県教育委員会の外国語指導助手(ALT)1人が委員で、奈良県のJETプログラム参加者がメンバーになっています。今回のイベントは50名の奈良県民の方が参加し、35名のJET青年達とゲームや各国のクリスマス文化の発表を通じて、交流しました。

 当日のイベントは10時から始まり、生駒市青少年国際交流サークルの方とNara JETNet会長のあいさつに続いて、コスチュームを着ながら英語でスカンジナヴィアのクリスマス動揺を歌いました。11時から切り紙で飾り物を作って、クリスマスツリーに飾ったり、クリスマス・カードを書いたりしました。昼食の前にサンタクローズとその奥さんに変装したALTがクリスマスについての質問に答えました。昼休みの間に日本人参加者とJET青年が一緒にお弁当を食べて、書かれたサンタにクリスマスの願いを書いたカードを貼りました。1時から活動を再開し、チームに分けて、みんなでクリスマス・クイズ・ショーを楽しみました。クリスマスに関する質問と司会は英語と日本語両方で行い、外国人にも日本人にも勉強になるような質問をしました。簡単な質問のときでも日本人参加者とJET青年はチームのなかで力になれるということを感じることができました。続いて、クリスマス・プレセントを交換するため、クリスマス・ビンゴ・ゲームで遊びました。普通の番号が書いてあるカードに代わって、クリスマスの絵のカードを使いました。その後、欧米でイギリス人のチャールズ・ディケンズが書いたクリスマス・キャロルを発表してから、JET青年が奈良を舞台にしたクリスマス・キャロルの劇を演じました。イベントを閉める前に、クリスマス・クイズ・ショーにポイントを一番集めたチームにプレゼントを配りました。

 日本人参加者に行われたアンケートで、よく楽しめたことが分りました。JET青年は劇のパーフォーマンスが他のアクティビティよりも好きと思われましたが、アンケートには「手作りの飾り物を作りながら日本人参加者とゆっくり話せたからよかった」というコメントも出てきました。コメディタッチの劇は文化によって受け入れ方が違うため少し不安を感じていましたが、日本人参加者にもJET青年にもいい評判をもらい、大成功を収めることができました。


当日の写真

  
  

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