第92回奈良県古都風致審議会

◇日時
  2011(平成23)年11月4日(火)9時30分から11時05分

◇場所
  奈良県文化会館 2階 集会室

◇審議の公開・非公開について
  公開にて実施(傍聴者6名)


〔会議の概要〕
   
議題1 「会長の選任等について」
[1]案件の概要
 会長には水野正好奈良大学名誉教授を選任
 会長職務代理者は榊原和彦大阪産業大学教授を指名
 小委員会委員として水野会長、榊原会長職務代理者のほか、増田昇大阪府立大学大学院教授、中村妙子奈良佐保短期大学教授、脇田宗孝奈良教育大学名誉教授、増井正哉奈良女子大学教授を指名

議題2 「県道 多武峰見瀬線(島庄工区)の道路改良事業について〔報告〕
[1]案件の概要
 明日香村島庄地内において、狭隘区間を解消することにより、村内の道路網の整備を行い、地域住民および観光客の安全性向上を図るとともに、中南和地域の広域的な周遊観光ネットワークを形成し、地域振興に資することを目的として、奈良県が計画している道路改良事業に関して、明日香村の歴史的風土との調和を図る取り組みについて報告するもの。

 なお、報告の過程で、次のような意見があった。
  ・島庄遺跡保存との調整を充分図られたい。
  ・道路周辺における今後の村の街づくりとの調整を充分図られたい。


議題3 「明日香村における企業の立地と歴史的風土との調和の在り方について」
 
[1]案件の概要
 第91回に引き続き、明日香村真弓地区の産業集積ゾーン内において、村の活性化のために企業を誘致する取り組みを始めるにあたり、産業集積ゾーン内における規制の在り方及び事業者の立地計画内容について、明日香村の歴史的風土との調和を図るために審議するもの。
 
[2]審議の結果
 「明日香村真弓地区における企業立地については、前回審議会において指摘のあった埋蔵文化財の存否について、調査の結果、ないことが確認できたので、今後速やかに小委員会を開催し、明日香の風土にあった企業立地(造成・建築)について検討を進めてまいる。」

 なお、審議の過程で、次のような意見があった。
  ・村の活性化は必要であるが、規制緩和については慎重に検討されたい。

◇お問い合わせ先
(議題2)の事業計画の詳細に関することは、次へお問い合わせください。
道路建設課事業計画係 担当:大庭、北峯0742-22-1101(内線4143)0742-27-7495(ダイヤルイン)