第7回イベント

 

奈良県JET青年連絡協議会第7回イベント
英語で聞く世界遺産


 2003年10月4日、奈良県JET青年連絡協議会は奈良市にある春日野荘で第7回イベントの「英語で聞く世界遺産」を開催しました。奈良県JET青年連絡協議会とは、県内で活動している5人の国際交流員(CIR)と奈良県教育委員会の外国語指導助手(ALT)が運営委員で、奈良県のJETプログラム参加者がメンバーになっています。

 「英語で聞く世界遺産」は国際連合と奈良県国際課の共催で開かれ、77名の一般県民が参加しました。イタリア・フランス・アメリカ・ニュージーランド・カナダ・イギリス・メキシコ・オーストラリアの8ヶ国の世界遺産が44名のJET青年によって発表されました。

 12時半に受付を開始。一般県民参加者はJET青年が工夫をこらした展示を見、彼らと楽しく交流しました。1時に協議会会長のジェイソン・ピケンズが講座を開始しました。奈良県JET青年連絡協議会を紹介し、世界遺産の重要性を簡潔に語りました。その後、JET青年がそれぞれの国の世界遺産を発表。最初のグループはイタリアで、アルベルトベロの「トルーリ」という伝統的なイタリアの民家とベネチアをエネルギッシュに紹介。次はアビニョンとベルサイユ宮殿の歴史を語ったフランスグループでした。アメリカグループは自由の女神・グランドキャニオンなど4つの世界遺産を紹介し、ハワイ火山国立公園の火山の爆発のようすを模型で見せてくれました。ニュージーランドはマウントクック・ウエストランド・フィヨルドランドの3箇所をパワーポイントで紹介しました。

 休憩後、講座の後半が始まりました。カナダグループはケベック市・恐竜国立公園・ルーネンバーグなどの世界遺産を紹介し、写真に充実したパワーポイント発表は大好評を博した。イギリスグループはファウンテンズアビーという僧院などの歴史的で有名な場所を詳しく語りました。古代都市の遺跡や人間の捧げ者をテーマとした演劇はメキシコグループ独特の発表でした。オーストラリアの先住民の文化や世界遺産に関する説明でイベントが閉幕。
 
 発表が終わってからも県民の参加者は各国の世界遺産を知ろうとするためにJET青年による展示を次々に回りました。「英語を練習できたし、外国人と交流できたよかった」という声が多数挙げられ、JET青年も大変楽しめました。今年も奈良県JET青年連絡協議会は国際理解を深めるために様々なイベントを企画しています。これからもよろしくお願い致します。

当日の写真

  
  

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