第8回イベント

奈良県JET青年連絡協議会第8回イベント
インターナショナル・スポーツ・デイ


 2003年11月15日、奈良県JET青年連絡協議会は安堵町立安堵中学校で第8回イベントの「国際スポーツデイ」を開催しました。奈良県JET青年連絡協議会とは、県内で活動している5人の国際交流員(CIR)と奈良県教育委員会の外国語指導助教授(ALT)が委員で、奈良県のJETプログラム参加者がメンバーになっています。

 「インターナショナルスポーツデイ」には52名の小中学生が参加し、25名のJET青年が6ヶ国のスポーツやゲームを紹介しました。チュニジアからの特別ゲストとして3名の柔道選手も参加し、欧米以外の国のスポーツも楽しむことができました。

 受け付けが始まる前から元気いっぱいの子供たちが体育館に入り、JET青年といろいろ話しました。10時半頃にイベントが開幕し、チュ二ジアからのゲストがフランス語で母国の様子を語し、その後、チュ二ジアの子供がよくやる遊びを紹介し、柔道のさまざまな技も見せてくれました。次に、ステップ・アップ・体操のリードで歌に合わせた準備体操を行いました。
 

 体操後、参加者は四つのチームに分かれ、「ドクタードッジボール」というゲームを開始。ドクタードッジボールは普通のドッジボールとほぼ一緒ですが、相手チームの「ドクター」(倒されたチームメンバーを復活させることができる役割)を倒すことを競います。最初は一つのボールでプレーしましたが、一番多い時は五つのボールが同時に使われました。参加者は大笑いしているうちに、たがいに仲良くなっていきました。

 昼食後、2ヶ国の発表が行われました。アメリカグループは簡単にヨガを紹介して、オーストラリアグループはクリケットとブッシュダンスと踊りを教えました。最初は少年たちは恥ずかしそうにしていましたが、実際にやってみたら「意外とおもしろいね」と言っていました。

 ブッシュダンスを踊って汗をかいた参加者は少し休憩し、次の活動に移りました。それは五つのスポーツの「スポーツ大会」でした。その五つの中で、みんなが知っていたのはバレーボールとサッカーぐらいでしたが、JET青年もやったことのないスポーツも含まれていました。スポーツデイの大きいな収穫の一つは、子供もJET青年も、誰でも新しい文化に触れることができたことです。アメリカとカナダの青年の中で大人気のアルティメートフリズビーやアメリカの夏キャンプで人気のあるキック・ザ・カン(缶けり)も面白かったです。最後に、三つのリレー活動も行われましたが、小中学校の運動会でやるのとちょっと違うリレーでした。

 スポーツ大会の後イギリスグループが「ブリティッシュ・ブルドッグズ・チャージという遊びを紹介しました。ゲームそのものも楽しいものでしたが、参加者にとっては、デイビッド・ベッカムのお面をかぶってやったことでなおさら愉快だったようです。

 スポーツを通した子供達との国際交流の一日は、JET参加者にとっても本当に楽しいものでした。



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