国の「がん対策推進基本計画」の重点的に取り組むべき課題の一つに「治療の初期段階からの緩和ケアの実施」が挙げられています。また個別目標として「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得することとする」となっています。
奈良県内においても、県内がん診療連携拠点病院が、県内のがん診療に携わる医師が緩和ケアについての基本的・専門的知識を養い、向上することを目的に緩和ケア研修会を開催します。
この研修会は、「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(平成20年4月1日健発0401016号)に基づき実施するものです。修了者には、主催者(今回は国保中央病院)と厚生労働省健康局長が押印した修了証書が授与されます。
【と き】平成21年3月7日(土) 14:00~21:30(1日目 )
平成21年3月8日(日) 9:00~17:40(2日目)
【ところ】国保中央病院 緩和ケア病棟内「ASUKAホール」
(磯城郡田原本町宮古404-1 電話0744-32-8800)
※国保中央病院は、奈良県の地域がん診療連携拠点病院です。
【内 容】国の定める「標準プログラム」に準拠した下記の内容
・がん性疼痛などの身体症状及び精神症状の緩和ケア
・コミュニケーション技術 等
講義、ワークショップ、ロールプレイ等実質的な研修時間13時間
【受講対象】県内のがん診療連携拠点病院及び県内でがん診療に携わる勤務医、開業医30名
【取材について】
活発な意見交換を行いたいため、講義のみの取材とさせていただきます。
(別添「
研修会スケジュール」 )
また、取材対応できる者を準備しますので、3月6日(金)までに、お越しいただく時間をご連絡いただけますようお願いします。
(県地域医療連携課 片岡 電話0742-27-8645 3月6日まで)
(国保中央病院企画事務部 江嶋、奥田 電話0744-32-8800 当日)