昨年5月に設置しました奈良県地域医療等対策協議会のこれまでの検討内容や活動状況を別添のとおり中間報告としてとりまとめました。今後も引き続き、各部会における検討等を行っていく予定です。
中間報告書はこちらです。(PDF形式:2,950KB)
なお、中間報告の概要は以下のとおりです。
<中間報告概要>
◎奈良県の目指す医療、介護・福祉そして健康づくり
○必要な医療を適切に受けられる体制
1.最初から最後まで切れ目のない医療の提供体制
2.個々の県民が最適のケアを選択する機会と情報の提供
3.県民が望む最適の医療を継続的に行えるような医療経営
4.県民が納得できる医療を提供する体制
◎具体的な政策目標
○県内の救急患者を断らない病院づくり
・急病時の困ったときに相談する窓口の整備
・救急患者を適切な医療機関に誘導する管制塔機能の構築
・24時間無理なく対応する医師の勤務体制の確立
○地域の医療に必要な医療従事者を確実に育成し、配置するシステムづくり
・へき地で必要な診療の確保とそれを支援する体制の整備
・奈良県で良い医師と看護師を育てるキャリアパスと責任体制の確立
・良い研修のできる病院体制の構築
○県民一人ひとりが、健康づくりに取り組み、加齢や障害にかかわらず、健康でいきいきと暮ら す人が増える健康長寿な奈良県を目指す
・県民誰もが身近で手軽に目標をもって健康づくりに取り組める体制の整備
・県民誰もが楽しめるウォーキングからリハビリまでの運動の推進
・障害者や高齢者が地域で安心して暮らすための福祉施策の充実