「ムジークフェストなら2012」及び
「藤城清治影絵展」の実施結果について
■ムジークフェストなら2012
テーマ「奈良の魅力と新しい音楽祭が街中で響きあう」
(1)開催概要
世界遺産の社寺をはじめとする奈良市内の40会場で、ドイツ音楽などクラシックを中心に100以上のコンサートを実施
期間:平成24年6月14日(木)~24日(日)[11日間]
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期間
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実施内容
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会場
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来場者数
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6/14
~15
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オープニング及びドイツ音楽との交流
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文化会館、新公会堂、県庁前等
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約5,100人
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6/16
~24
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奈良らしい各所で多彩な音楽との交流
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世界遺産の社寺等
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約24,400人
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毎日
午後
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駅前ウェルカム演奏
ドイツ民俗音楽等
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近鉄奈良駅行基菩薩広場
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約8,500人
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計
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約38,000人
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(2)実施結果
・ 来場者総数:約38,000人(主に県内からの来訪者が中心)
・ 「ドイツの夕べ」や「ムジークマルクト」などのイベントは、ドイツ料理やビール、ワインを味わいながら音楽鑑賞
・ 約200人のボランティアスタッフがMCや会場運営で活躍
・ 広報展開
1) 公式ガイドブック、ポスター、チラシ、専用ホームページ等の作成
2) 広告塔(20基)、バナー(30ヶ所)を県庁~近鉄奈良駅~新大宮駅方面に設置
3) 公共交通機関の駅貼りや車内吊りを実施
4) 新聞、テレビ、雑誌等に記事・広告を掲載
6/14オープニング公演 6/15五十二段でのコンサート 6/15「ドイツの夕べ」 6/17「吹奏楽大フェスティバル」、
(文化会館ロビー) (猿沢池北) (新公会堂庭園) ムジークマルクト(県庁前回廊)
■藤城清治影絵展
テーマ「光と影のファンタジー」
(1)開催概要
期間:平成24年4月7日(土)~6月24日(日)(69日間)
場所:奈良県立美術館
内容:・日本の影絵作家の第一人者、藤城清治氏の作品を初期~最新作、水彩画・油彩画まで250点以上を展示
・6月2日には奈良をモチーフにした万葉集の作品等を追加展示
・開催中の8日間、藤城清治氏によるサイン会を実施
(2)実施結果
・入館者総数:97,078人
・開幕当初の出足は、低調であったが展示手法等がユニークであるため、口
コミで入館者は急増し、雨天でも入館者数が晴天と変わらない状況であった
・県立美術館において、日本人作家を対象とした企画展では、入館者数が過去最高
・ミュージアムショップ売り上げが大幅増
・文化会館レストランと連携した取り組みによりレストランの売り上げが大幅増 (前年比30%増)

影絵 グッズ等を買い求める入館者で混雑する 雨天でも多くの入館者が訪れた
美術館ミュージアムショップ
■音楽祭と美術展の開催効果
(1)音楽と美術の年間を通した芸術文化イベント開催の機運醸成を図る大きな契機になった
(2)社寺等を会場にすることにより、奈良の新たな魅力を創出できた
(3)県内ホテルにおいて、入場券付宿泊プランの旅行商品が販売され、観光オフの新たな取り組みとして注目された
(4)ランチタイムコンサート開催など、周辺の飲食業などへ経済波及効果につながった