県では、課題解決型の産業振興の取組を推進するため、少子高齢社会で県民が直面する諸課題に県下の事業者等が持つ技術をもって対応することを念頭に、これまで、県内の研究者や市町村等と地域のニーズについて意見交換を行ってきたところです。
少子高齢社会では、例えば、医療、介護、健康等に関するニーズが高まっていることからも、こうしたニーズに地域の関係者が協同して対応してくため、今年度、県では、「Living Scienceに関する研究開発先導調査事業」を実施することとしています。
この事業は、県内で研究開発拠点を持つ製造業者を含む共同体に委託し、今後、地域のニーズに対応していくために本格的に研究開発や実証実験をする場合の適切かつ効率的な手法を見極めるための調査事業です。この調査結果は、次年度以降の研究開発や実証実験に活用する予定です。
先般、「Living Scienceに関する研究開発先導調査事業」の公募に対し、シャープ(株)他から申請のあった「認知症ケアソリューション」の提案を採択することとしましたので、関係者との第一回連絡会議を下記のとおり開催することとします。
記
◆日 時 平成25年1月22日(火)午後2時から(約1時間)
◆場 所 橿原市八木町1丁目6番23号(tel:0744-22-1456)
大和信用金庫八木支店 第2会議室
◆議事内容 「Living Science」に関する研究開発先導調査について
今後の「Living Science」の取組について
◆関 係 者 シャープ株式会社
奈良県(産業・雇用振興部工業振興課)
橿原市(健康部)
社会福祉法人橿原市社会福祉協議会、
社団法人橿原地区医師会
◆備 考 会議は公開し、カメラ撮り可能です。
報道資料: 「認知症ケアソリューション」連絡会議の開催について