●概要

 県立矢田自然公園は矢田山系の自然景観と文化財を保護するとともに、斑鳩の里と結ばれた地域一帯を都市近郊における住民の保健・休養・教化の場として適切な利用を図るために指定された公園です。

 公園区域は、奈良盆地の北西部を南北に伸びる矢田丘陵を中心として、南は斑鳩の里に接し、松尾山・矢田山を経て北端は富雄霊山寺に及ぶ一帯で、面積は520haあります。

 この公園の西側は、生駒・金剛山脈が南北に走り、金剛生駒紀泉国定公園となっており、東側は奈良盆地をはさんで、大和青垣国定公園が位置しています。

 奈良県下の自然公園は、吉野熊野国立公園をはじめその多くが南部山岳地域を中心に指定されていますが、当公園は県下の主要都市と近接する位置にあるため、近郊の都市住民にとって身近にふれあえる自然環境空間として貴重な公園です。

 区域内には、北から霊山寺・東明寺・金剛山寺(矢田寺)・松尾寺などの史跡名刹があり、公園北部に位置する峠池周辺の芝生広場は「子供の森」として供用されており、その上部に立てば峠池越しに大和郡山市・奈良市内を見渡すことができます。また、これらを結ぶ遊歩道も整備されているので、公園南部に隣接する斑鳩の里・法隆寺と結んだ利用もでき、県内はもちろん京阪神からの自然探索やハイキングなどの利用客でにぎわっています。



●関係自治体

  奈良市  大和郡山市  生駒市  斑鳩町



●沿革

  昭和41年12月20日 奈良県立自然公園条例公布
  昭和42年03月07日 奈良県立矢田自然公園指定



●地種別面積(ha)

市町

特別保護地区

特別地域

普通地域

公園区域

第1種

第2種

第3種

合 計

奈良市

-

9

-

56

65

-

65

大和郡山市

-

90

2

221

313

3

316

生駒市

-

-

-

-

-

82

82

斑鳩町

-

8

-

53

61

-

61

合計

-

107

2

330

439

85

524