平成22年 第5回近畿圏パーソントリップ調査

 

  国土交通省、近畿圏の府県・政令市等で構成される京阪神都市圏交通計画協議会(外部サイトを別ウインドウで開きます)では、平成22年(2010年)に「第5回近畿圏パーソントリップ調査(交通実態調査)」を実施し、京阪神都市圏では約35万世帯、約74万人、奈良県では、約3万世帯、約6万人の方からご回答(調査票の返送)をいただきました。

 大変多くの方々にご協力いただき、誠にありがとうございました。


 この度、奈良県の人の動きについて集計した結果を、パンフレット「人の動きからみる奈良県のいま」としてとりまとめましたのでお知らせします。

集計結果(パンフレット)

  『ひとの動きからみる奈良県のいま』
   ●全体版 (約5MB)
     ●分割版
       0.表紙,目次,はじめに (約1MB)

        1.パーソントリップ調査の概要 (約2MB)  
             
2.奈良県の人の動き (約1MB)
       3.地域の人の動き (約4MB)
       4.目的からみた人の動き (約1MB)
       5.交通手段からみた人の動き (約1MB)
       6.高齢者及び若者の動き (約3MB)
       7.モビリティ・マネジメントに関する意向 (約2MB)
       8.移動困難者の動き (約1MB)
       9.調査結果の活用事例 (約1MB)
      10.調査表(世帯票) (約3MB)
      11.調査表(個人票) (約3MB)

パーソントリップ調査の概要

 パーソントリップ調査とは パーソントリップ調査(パーソン=人、トリップ=動き)とは、「どのような人」が「いつ」「どこから」」「どこまで」「どのような目的で」「どのような交通手段を利用して」動いたのかについて調査し、人の1日の動きのすべてをとらえるものです。

 人の動き(地域別や交通手段別などの交通実態)を総合的に把握する唯一の調査であり、交通計画、道路計画、防災計画などの検討のための基礎資料として活用されています。

【人の一日の動きの例】

 

第5回調査の特徴

 京阪神都市圏では昭和45年に第1回パーソントリップ調査を実施し、その後10年間隔(昭和55年、平成2年、平成12年)で実施してきたところです。
 平成22年度に実施した第5回調査は、社会情勢の変化(少子高齢化の進行、産業・職業の就業構造の変化、都市圏への人口集中など)による影響を把握するため、(1)調査圏域を近畿全域(2府4県)に拡大、(2)休日調査を平日調査と同規模で実施、(3)移動困難者に関する設問の追加、など新たな取り組みを実施しています。

調査の時期

 平成22年10月から11月にかけて実施しました。

 調査の対象(対象者と圏域)
 近畿全域(2府4県)にお住まいの方のなかから無作為に抽出させていただいた世帯の構成員(5歳以上)の全員を対象にしました。
【調査圏域について】


 用語の説明

 用語

説明 

パーソントリップ調査 ■パーソントリップ調査とは、交通の主体である「人(パーソン)の動き(トリップ)」に着目し、交通目的や利用交通手段、移動の起終点の場所など、一日の全てのうごきについて把握することを通じて都市交通の実態を捉えるものです。

■調査結果は都市圏交通実態の分析や将来交通量予測、総合的な都市交通計画(マスタープラン、個別交通計画等)等の検討に活用されます。

トリップ ■人がある目的をもってある地点からある地点まで移動することを総称して「トリップ」と呼びます。

■1回の移動でいくつかの交通手段を乗り換えた場合も1つのトリップと数えます。

トリップとトリップエンド ■トリップの数を表す単位として「トリップ」と「トリップエンド」があります。

■下図のように移動を矢印で表現すると矢印の線の数がトリップ(右図は3トリップ)、矢印の両端(●と○の数)がトリップエンド(右図では6トリップエンド)に相当します。

【トリップとトリップエンド】
トリップ目的 ■トリップの目的は大きく「通勤」「通学」「自由」「業務」「帰宅」に分けられます。このうち、私用は買い物、食事、レクリエーションなど、生活関連のトリップです。また、業務は販売、配達、会議、作業、農作業など、仕事上のトリップです。
代表交通手段 ■移動の際に利用する交通手段には、鉄道、バス、自動車、二輪車(自動二輪・原付、自転車)、徒歩、その他(飛行機、船舶など)があり、1つのトリップの中でいくつかの交通手段を利用している場合、そのトリップの中で利用した主な交通手段を代表交通手段としています。

■下の例では、代表交通手段は【鉄道】となります。

代表交通手段の例

生成量 ■ある地域に居住する人が行うすべてのトリップをその地域の生成量(単位:トリップ)と呼びます。 
発生量
集中量
■ある地域から出発するまたは到着するトリップをその地域の発生量(単位:トリップ)、集中量(単位:トリップ)と呼びます。
発生集中量 ■ある地域から出発したトリップのトリップエンド数と、ある地域に到着したトリップのトリップエンド数の合計を、その地域の発生集中量(単位:トリップエンド)と呼びます。

生成量、発生量、集中量、発生集中量の数え方

生成量、発生量、集中量、発生集中量の数え方
流動量
OD量
OD分布量
■ある地域からある地域へ移動する交通量を流動量、OD量、OD分布量(単位:トリップ)等と呼びます。ODとは、Origin(出発地)-Destination(目的地)の略語です。
鉄道駅端末手段 ■出発地から鉄道駅(または、鉄道駅から目的地)までに利用した、主な交通手段を示します。鉄道を利用するまでにどの様な交通手段でアクセス(イグレス)しているのかを把握しており、この結果は駅前広場の整備計画などに用いられることがあります。
ゾーン
ゾーニング
■パーソントリップ調査では調査項目のなかの住所、勤務先・通学先、出発地、到着地については、後の集計・分析を容易に行うことができるようにするため、コード化した後に入力されます。
このコード化を行う際には、集計・分析、データの活用等を考慮した上で、一定の広がりをもつ地域をゾーンとして設定します。この設定する作業をゾーニングと呼びます。


ご覧いただく上での注意事項
  • 本調査では物の動きにかかわる貨物車や営業用車(営業貨物車、タクシーなど)の運行に関する交通は調査の対象外としています。
  • 各図表の合計値や伸び、構成比の値は四捨五入のため、内訳数値から算出される値と一致しない場合があります。
  • 第5回調査結果については、不明項目があります。