営農資金について

 

必要な資金の種類


一般に就農時点で用意しておくべき資金は次の3種類です 

 

1.初期投資

 

農地購入や借地、施設・機械等の購入といった、経営開始の際に必要な資金です。 特に新規就農当初は、多額になるため、これをどう抑えるかが重要となります。具体的には機械や施設については費用を抑えるために、中古品やリース、借り受けなどで対応する等就農前にあらかじめ計画しておくことが重要です。また、農地については買うよりも借り入れる方法から農業を始めることで、費用を低減できます。

 

2.運転資金

 

種苗や肥料・農薬・小農具といった、営農を行っていく上で必要となる資金です。営農開始~初収穫の間は実質無収入となるため、その間の運転資金を就農時点で用意できていることが理想です。

3.生活資金

 

現金収入が入るようになるまでの生活資金は運転資金同様、就農時点までに確保しておくことが必要です。 

農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)(経営開始型)による資金のサポート


各市町村では農業次世代人材投資資金(経営開始型)により、年間150万円の交付を就農から最大5年間受けることが出来ます。交付をお考えの方は窓口である各市町村の農業担当課にご相談下さい。

詳細:農業次世代人材投資資金について

その他

 

農業次世代人材投資資金の他に新規就農者が活用できる資金に、日本政策金融公庫が貸付を行う「青年等就農資金」があります。

詳細:青年等就農資金(日本政策金融公庫HP内)

農業次世代人材投資資金(経営開始型)・青年等就農資金ともに、利用するには各市町村に「青年等就農計画」を提出の上、「認定新規就農者」として認められる必要があります。

活用をお考えの方は、一度奈良県農業担い手ワンストップ窓口までご相談下さい。