特集


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つながる ひろがる
奥大和の ひと もの こと
開業1年で14人が移住
奈良県 東吉野村
「オフィスキャンプ東吉野」
 村の真ん中を清流が流れる東吉野村は、基幹産業である林業の低迷が招いた人口減少により、2016年現在、人口約1700人の山村です。その川沿いに建つ一軒の古民家に今、たくさんの人が押し寄せています。オフィスキャンプ東吉野は、小学校の校長先生の居宅だった建物をリノベートしてつくられたシェアオフィスで、昨年4月の開業以来、延べ1700人もの人が訪れています。
 国・県・村の予算で改修されたこのスペースを運営するのは10年前に同村へ移住した坂本大祐さん。坂本さんは施設を訪れる移住希望者や、旅行者、個人事業主や村人など、さまざまな人と人、情報と情報をつなげています。その結果、開業から1年と少しで14人もの若者の移住が決まっています。
施設内コワーキングスペース 樹齢350年のケヤキのワークデスク
施設内コワーキングスペース 樹齢350年のケヤキのワークデスク


三瓶さん宅で行われたウェルカムパーティーのようす 写真内は全て移住者
東京→東吉野村 2016年6月移住
自分たちらしい暮らしをもとめて移住
三瓶 祐治・歌奈子さん
 東京でwebデザイナーとして勤めていた三瓶祐治さんと歌奈子さん夫妻は、移住後の働き方がとてもユニークです。
夫の祐治さんは、東京の会社に属したまま東吉野村で暮らしています。妻の歌奈子さんは現在、村内に野菜だけを使った料理のレストランを出すべく候補地選びをしています。住む場所を自由に選べる時代が、すぐそこまで来ています。
小川まちづくり協議会の活動(東吉野村内)
 施設内コワーキングスペース 樹齢350年のケヤキのワークデスク
 東吉野村の中心地、小川地区のまちづくり協議会は、来年4月より村内に拠点を設け、チャレンジカフェの管理やコミュニティースペースの運営など、活動の幅を広げようとしています。
奥大和エリアの新たな取り組み


かすががーでん 山添村

「かすががーでん」は、山添村の旧保育園舎を利用した、地方と都会を結ぶコミュニティースペースです。近隣の畑に植えたお茶や野菜を収穫し、その野菜を皆で調理したり、お茶を釜炒りして飲んだり、地域の人々と交流できる施設です。
 
 下市木工舎 市ichi 下市町

「下市木工舎『市 ichi』」は“吉野杉で世界に通用する魅力的な家具を”と設立された家具工房です。刀鍛冶の伝統技術が生み出す鉋(かんな)の技で仕上げることにこだわり、若い研修生が師匠の下で共同生活をしながら技を磨いています。
 
engawa 橿原市

「engawa」とは、地方と都会、若者と大人、移住者と奥大和地域の人々など、いろいろな場所と人をつなぐ、県が設置した奥大和移住定住交流センターです。移住相談窓口の他、Wi-Fi環境を備えたコワーキングスペースなどもあります。
 
 暮らす宿 HANARE 川上村

「暮らす宿 HANARE」とは、2016年7月にオープンした1日1組(最大8名)の農家民宿です。今すぐ飛び込みたくなるくらいの清流のすぐそばに建つ、築100年以上の古民家を改装して設(しつら)えられた空間は、素晴らしいの一言。今後はイベントの開催も予定されています。
hanareandinkyo.tumblr.com/
つながる ひろがる
奥大和の ひと もの こと
ロート製薬と「奥大和の仕事づくり」で連携!
×奥大和

若者などが移住を考える際に大きな課題となるのが、移住先での生活を支える仕事の確保です。「地方には仕事がない」という声を聞きますが、地方にこそ素晴らしい地域資源がたくさんあります。県は奥大和地域に魅力ある仕事をつくるため、ロート製薬と協働し、奥大和地域の魅力的な地域資源を活用した「奥大和仕事づくりプロジェクト」を立ち上げ、各プロジェクトを推進するプレーヤーを募集し、プロジェクトの事業化を目指します。
奈良県×ロート製薬
Next Commons Lab OKUYAMATO
食と農を中心としたプロジェクトを推進するプレーヤーを募集
プレーヤーがプロジェクトの事業化に向けた取組を実施

奥大和地域に新たな仕事を創出

奥大和アカデミー開講!
奥大和に移住したい人
奥大和で起業したい人募集!
大手ソーシャルマガジン×奥大和
奈良県と大手ソーシャルマガジン社がタッグを組み、奥大和アカデミーを開講します。
奥大和地域での移住・起業に関心を持つ人たちに対し、地域で活躍する人材が講師となって奥大和で働く面白さを知っていただき、奥大和で暮らしていくための仕事づくりをともに考えていきます。
 
 11月中旬から参加者募集予定!
詳しくは
奈良県 移住・交流推進室
奈良県橿原市常盤町605-5 橿原総合庁舎3F
0744-48-3016
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
 市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
 広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報制作係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
デジタル広報係 TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327
相談ならダイヤル TEL : 0742-27-1100

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