歴史体感日本書紀
推古天皇・聖徳太子による新しい政治
 仏教をめぐる蘇我(そが)氏と物部(もののべ)氏の対立は、やがて終わりを迎えました。しかし争いで荒れていた都の混乱はなかなかおさまらず、国に落ち着きを取り戻すために、すぐれた知恵を持つ甥の厩戸皇子(うまやとのみこ)(聖徳太子)に政治を任せることにしたのです。
 皇子は「冠位十二階」や「十七条の憲法」を定め、人材を登用し、役人のあるべき姿を示しました。また、小野妹子(おののいもこ)を隋(ずい)(現在の中国)に派遣し、隋との交流を深めていきました。力づくではない「和」の精神、これが私と皇子の目指した政治だったのです。
推古(すいこ)天皇
『日本書紀』によるプロフィール
父は欽明(きんめい)天皇、夫は敏達(びだつ)天皇
厩戸皇子の叔母で、皇子を摂政とした
蘇我馬子(そがのうまこ)は叔父
わが国初の女性天皇
 天皇を中心とした強い国家をつくるため、推古天皇が聖徳太子とともに進めたのは、誰もが納得のいく公正な国づくりでした。個人の能力に応じて天皇が位を授ける仕組みである「冠位十二階」をつくり、役人として大切にするべき道徳をまとめた「十七条の憲法」を制定しました。
 また、推古天皇15年(607年)には国の正式な手紙を持って、小野妹子が「遣隋使」として隋に渡りました。当時の隋は東アジアの中心となる先進国で、妹子の役目は先端の文化を吸収して日本に持ち帰ることでした。翌年、隋の使者・裴世清(はいせいせい)と一緒に帰国した妹子でしたが、隋の皇帝からの手紙をなくしてしまい、臣下たちは妹子を流刑(るけい)にしようとしました。しかし、天皇は罪を許し、翌年、妹子は裴世清とともに再び隋に向かいました。
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