歴史体感日本書紀
大化の改新と白村江(はくすきのえ(はくそんこう))の戦い
 中臣鎌足(なかとみのかまたり)と共に蘇我氏を倒した「乙巳(いっし)の変」のあと、叔父の孝徳(こうとく)天皇と、母の斉明(さいめい)天皇(皇極(こうぎょく)天皇が譲位後再び即位)の時代、私は皇太子として政治の改革に取り組んだ。豪族が権力を持っていた、これまでの政治はもう終わり。本来のあるべき姿は天皇を中心とした国づくりなのだ!
 そんな中、母の斉明天皇が亡くなった。さらに日本は百済(くだら)に加勢して唐・新羅(しらぎ)の連合軍と戦った「白村江の戦い」に敗れたことで唐・新羅から攻められる危険も出てきた。私は近江(おうみ)(現在の滋賀県)へと都を遷(うつ)し、天皇として即位することを決めた。国の守りを固めて、今こそ、強い律令国家をつくらなければ。
天智(てんじ)天皇(中大兄皇子(なかのおおえのみこ))
『日本書紀』によるプロフィール
舒明(じょめい)天皇と皇極天皇(斉明天皇)の皇子
皇太子として政治を主導した
乙巳の変から23年後に即位した
近江に都を遷した
 権力を独占する蘇我氏を滅亡させた「乙巳の変」の後、中心人物であった中大兄皇子は皇太子となります。中央集権国家の実現に向け、「大化の改新」という行政改革を推し進めました。
 豪族が支配していた全国の田畑を天皇の所有地とし、山や川によって区分しました。また、各土地に役人を置いて治め、警備の者を置き犯罪の監視も行いました。当時は、稲の収穫の一部や特産物などが税金の代わりとなっていましたが、誰からどれだけ納めてもらうかを明確にするため、田の広さや耕作者などを記した戸籍(こせき)を作成しました。
 その頃、朝鮮半島の百済は唐・新羅連合軍に攻められ滅亡しました。百済を再興するため援軍を要請された斉明天皇は、中大兄皇子らを率いて朝鮮半島に近い筑紫(つくし)(現在の福岡県)へ向かいます。しばらくして斉明天皇は崩御(ほうぎょ)。皇子は皇太子のまま戦を指揮しましたが、日本の船軍は「白村江の戦い」で大敗してしまいます。
 中大兄皇子は唐・新羅連合軍が日本に攻めてくることを恐れ、国の防備を強化しました。特に現在の九州には防人(さきもり)、烽(とぶひ)(のろし)を配備し、各地には城を、太宰府(だざいふ)には水城(みずき)(堤防)を築きます。しかし、幸いにも唐・新羅連合軍が日本を攻めてくることはありませんでした。
第11回全国高校生歴史フォーラム開催!
 全国の高校生から募集した歴史・考古学等の研究レポートの中から、優秀な研究の発表を行います。また、奈良大学文学部文化財学科の塩出貴美子教授による特別講演も実施。申込不要。詳しくは下記へ。
11月18日(土曜日)
奈良大学(奈良市)
第11回 全国高校生歴史フォーラム実行委員会
TEL
0742-41-9588
全国高校生歴史フォーラム 検索

第5回「古事記のまつり」出場者募集中!

 能舞台上で天平衣装を身にまとい古事記の一節を詠む「古事記朗唱大会」と古事記かるたを使った「こども古事記かるた大会」の出場者を募集中!11月17日締切。当日は「石見神楽」も上演します。詳しくは下記へ。
1月13日(土曜日)
奈良春日野国際フォーラム(奈良市)
「第5回古事記のまつり」事務局((株)SAP内)
TEL
03-6912-0945
古事記のまつり 検索
県文化資源活用課
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