県民だより奈良 平成31年2月号

ぶらり日本書紀
二上山
二上山
地図
大津皇子(おおつのみこ)事件
 朱鳥(あかみとり)元(686)年9月、病の床にあった天武天皇が崩御し、皇后の鸕野讃良皇女(うののさららのひめみこ)(のちの持統(じとう)天皇)が即位をしないまま、政務を引き継ぎました。皇后は、皇居の南庭に殯宮(もがりのみや)を建て、天皇の葬礼をはじめました。その殯の最中に、天武天皇の第三皇子である大津皇子が謀反を企(たくら)んでいると疑われ、皇后の命により死罪となりました。それを知った大津皇子の妃である山辺皇女(やまのべのひめみこ)は、髪を振り乱し裸足のまま皇子のもとに駆けつけ、後を追って殉死(じゅんし)しました。
 大津皇子は、立ち居振る舞いが美しく分別があり、頭脳明晰(めいせき)であったので、多くの人に慕われていたといいます。和歌や漢詩などの詩作に優れ、詩賦(しふ)(中国の韻を踏んだ詩文)の興隆は大津皇子に始まるとされています。『懐風藻(かいふうそう)』(日本最古の漢詩集)に詩を残すほか、『万葉集』にも歌を残しています。
 大津皇子の同母姉で、伊勢神宮の斎宮(いつきのみや)であった大来皇女(おおくのひめみこ)も皇子の罪により任を解かれています。2人の母親は、持統天皇の同母姉の大田皇女(おおたのひめみこ)でした。『万葉集』には、大津皇子が二上山に葬られたときに、大来皇女が皇子を思って詠んだ歌も残されています。
大坂山口神社(逢坂・穴虫)
 大坂山口神社は香芝市にある神社で、約600mの距離を隔てて、「逢坂」と「穴虫」の2つの社が存在しています。壬申(じんしん)の乱の際、大海人(おおあま)皇子(のちの天武天皇)の臣下である大伴吹負(おおとものふけい)は、河内から侵攻する大友軍に備えて、数百人の軍兵を率いた佐味君宿那麻呂(さみのきみすくなまろ)を大坂の地に駐屯させました。
逢坂
逢坂
穴虫
穴虫
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