県民だより奈良 平成31年2月号

ならびと
第4回奈良のお薬師さん大賞(県政ホットニュースで紹介)を受賞された津森 栄さんにお話を伺いました。
津森 栄さん
奈良県看護協会専任教員
(認定看護管理者)
津森 栄(つもり さかえ)さん
「退院調整看護師」の役割
 「退院調整看護師」の役割は、在宅でその人らしい生活ができるように患者さんや家族の意思決定を支援し、地域の開業医や介護関係者などとの多職種連携により、地域での生活が続けられるように調整することです。以前勤務していた病院で退院調整に看護師の視点が重要となり、2009年に地域医療連携室を立ち上げました。最初の頃、患者さんからは「何をしてくれる看護師さん?」という状況でしたが、次第に「看護師さんに相談できてよかった」と言ってもらえる機会も増えました。看護の視点で専門的な調整を行うことは、開業医の先生に医療をバトンタッチし、その人らしい生活を支援していく活動で、今では多くの退院調整看護師が各施設で活躍しています。
 これと並行して、退院調整に必要なスクリーニングシートの作成や、退院前カンファレンス(情報共有の場)に外来部門の看護師が参加する仕組みを構築したり、院内看護師への研修なども行いました。
勉強会を通じたネットワーク
 当時、退院調整看護師は院内で1人でしたので、退院調整の知識や実践、社会資源の活用方法などスキルアップの機会が、院内ではあまりありませんでした。そこで各施設の看護師の有志7人で交流会を始め、今では「退院調整看護師NARA勉強会」として30人近くの訪問看護師、退院調整看護師が施設の垣根を越えて、勉強会、情報交換などを行っています。勉強会は10年目を迎え、私は現在退院調整に係わる業務ではありませんが、今でもこの活動に参加しています。

奈良県の看護がもっと良くなるように

 現在は奈良県看護協会で退院支援の研修をはじめ、さまざまな研修企画、運営、時には講義も行っています。臨床にいた頃から患者さん中心の看護を心がけてきました。これからの医療は病院内にとどまることなく、その人らしい暮らしを支えるために、地域の方々と連携していくことが重要となります。これからも研修などを通じて奈良県の看護の向上に少しでも貢献できればと思っています。

研修会のようす

研修会のようす

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電話 0742-27-8326
FAX 0742-22-6904
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